中華そば 四つ葉 @埼玉県川島町 ~「限定☆春恋ブギウギ」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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中華そば 四つ葉
埼玉県川島町


【注文】 限定☆春恋ブギウギ
【価格】1100

[訪問時期] 2016年12月中旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 鶏+魚介/清湯
[味] 醤油
[麺] 平打ち中太麺(160g位)
[具] 刻み葱、(別)牡蠣・ホタテ・マッシュルームの天ぷら、スダチ
[別注文] 大トロ握り(800円)

★このメニューは現在提供されていません。



11月20日~12月20日に開催された「新小麦麺スタンプラリー」
参加は関東の12店舗で、故佐野実氏御用達だった北海道産「春よ恋」の新小麦を使ったメニューを提供していた。
四つ葉さんの一杯だけは食べておこうと、最終盤の週末に1日20食の標題を狙ってポールを獲得。




この日は「大トロ」握りも用意されていたので、勿論飛び付いた。
有り難いことに10時過ぎに超早開けとなり、まずは頬っぺたが落ちそうな大トロをいただく。



岩本店主が目前で仕上げた限定麺がカウンターに載せられた直後に、隣の宝船から天ぷらが届けられる。
このタイミングをどうコントロールしているのか、とにかく素晴らしいオペレーションである。




スープ
地鶏、羅臼昆布に鮭節を加えた清湯醤油。
醤油は薄口を使用し、クセのある鮭節も主張を抑えた穏やかバランスタイプ
素材の旨味をじんわり感じさせながら主役の新小麦麺をどう引き立てるか、という狙いが窺える。
当店では初めて出会うタイプだが、その意図を十分にクリアした美味しいスープだ。




「春よ恋」の新小麦による自家製の平打ち中太麺。
リフトした麺を上げ下げしてみると、この麺が如何にしなやかかが分かる。
同時に、箸先にその密度の高そうな質感まで伝わって来る。
多めに配合された全粒粉の割りには滑らかな啜り心地、予想外に強めなコシ
噛むほどに迸るような小麦の風味
この麺の美味しさは生涯忘れられないとさえ感じながら、ひたすら啜りまくった。
麺量はやや多めの160g~170g程度だったろうか。





麺上には刻み葱のみ。
別皿提供の牡蠣・ホタテ・マッシュルームの天ぷらは、専門店にもヒケをとらない逸品だ。
スープに浸してバランスが崩れるのも嫌だったし、熱々の状態で添えられたスダチをキュッと絞って食べる。
塩など使わない。
薄手の衣をサクッと噛み破ると、中はどれもミディアムレアで、素材の旨味がジュワ~と溢れ出る
牡蠣やホタテは勿論だが、マッシュルームから弾け出た茸風味も最高。
正に神レベルの絶妙の揚げ加減だった。




■ 感想など
岩本店主が今、故佐野実氏に一番食べて頂きたい一杯だと言う。
小さなキリ番の節目に出会った限定麺に感動。
特にこの麺は、今でもその食感と風味を鮮明に思い出す。
スタンプラリーには参加できなかったが、次回のチャンスには是非各店の食べ比べをしてみたいものだ。

ご馳走さまでした。