頓知房 @鶴ヶ島市 ~「期間限定☆復刻!かまたま」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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頓知房
鶴ヶ島市(鶴ヶ島)


【注文】期間限定復刻!かまたま
【価格】 930円

[訪問時期] 2016年12月中旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 鶏豚+魚介/白湯
[味] 醬油
[麺] 中太麺(通常250g⇒少なめでお願い)
[具] (麺)生卵、バター、刻み葱、ブラックペッパー、海苔、(汁)チャーシュー、刻みチャーシュー、メンマ、刻み葱、鷹の爪
[その他] ミニライス付き



中華そば 四つ葉からの連食です。

超早開けの一軒目を出たのが10時半。
そこに麺友さんから鶴ヶ島集合の指示が入り、コーヒーブレイクの後に合流することに。
カウンターに着席するや否や拉致犯は当然のようにポン酒をあおり、車で来た被害者としては匂いに酔うしかない。
どうも当店ではお酒に縁がないようだ。

今日は年内いっぱいの期間限定という標題をいただく。



麺量は250gとのことだったが、連食なので券売機右下の「麺少なめチケット」を同時に渡す。
「あと2分半で上がりますね~」。。。今日もお客にスタッフに全方位で気配りされる店主さん。
ほどなくご対麺となった。



麺、かまたま
麺は通常のつけそばと同じ菅野製麺所製の全粒粉入り中太で、今日はやや微うねりが強いようだ。
茹で上げそのままの熱々で、具と和え易いように底の深い麺皿で提供される。
少なめでお願いした麺量は200g前後だろう。




麺上には全卵の生卵、バター、刻み葱、ブラックペッパー、海苔
因みに海苔は「麺少なめ」へのサービス対応とのこと。



熱々のうちに良く混ぜると、麺底に潜んだ醬油ダレで麺が褐色に染まる。
このタレは醬油感もごくライトで、具材との相乗効果でまるで薄味のカルボナーラのような味わいになる算段だ。
しばしコシと弾力性に富んだアルデンテの麺を、カルボナーラ風に楽しむ




つけ汁
つけ汁もデフォ同様で、重厚な動物系をベースに煮干・節系の魚介をガツンと効かせたもの。
茶漉しに粉砕煮干を詰めて確り追い煮干されており、新鮮な煮干風味が冴え渡る当店ならではのつけ汁だ。



つけ汁中の具は、かなり大きなチャーシュー、刻みチャーシュー、メンマ、刻み葱、鷹の爪
軟らかくも肉肉しい肩ロースの煮豚チャーシュー、シナコリメンマ、たっぷりな葱はじめ、確り作り込まれた具たちもデフォと同じ仕様。




カルボナーラ風のかまたまを、このつけ汁に浸けて啜る。
ドップリ浸すと濃厚なニボ感に染まり、チョン浸けだとマイルドなカルボと煮干の競演。
つけ汁に浸けても塩気過多にならないバランスが嬉しい。
かまたま⇒チョン浸け⇒全浸け⇒かまたまの繰り返しは厭きることなく、麺が見る見るうちに無くなっていく。
麺量を少なめにしたことを悔やむほど、一気に食べ終わった。



スープ割り、〆ライス
店主さんがカウンター越しに、ポットの和出汁を注ぎ入れてくれる。
「あ、ちょっと入れ過ぎたかな!?」こんな感じもユーモラスで楽しくさえある(笑)
このタイミングで青菜を散りばめたミニライスも登場。
ニボ感と節系が拮抗した爽やかなスープにダイブさせ、〆ライスで腹パンのフィニッシュとなった。



■ 感想など
拉致られた挙句にポン酒匂い攻撃を受けてのスタートだったが、「かまたま」のバラエティ豊かな楽しみ方に大満足。
この「かまたま」には牡蠣味噌やエビ味噌等の別バージョンも有り、それもかなりの逸品と聞く。
それらが復刻された機会には、ぜひともプレミアム日本酒と共にいただきたいものだ。

ご馳走さまでした。