MENYA
食い味の道有楽
柏市(北柏)
【注文】限定☆博多料亭稚加榮の無添加明太子にて和え蕎麦
【価格】 1500円
[訪問時期] 2017年3月上旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[味] 魚介醬油ダレ
[麺] 中太麺(250g位)
[具] チャーシュー、蒸し鶏、明太子、赤海老、鮭フレーク、糸賀喜、メンマ、水菜、バター、ハジカミ、大葉、水菜、刻み葱、(別)温玉
★このメニューは3/4・3/5限定で提供されたものです。
3月からのメニューリニュアル記念限定をいただきに。
3月4日、5日の両日、各日30食。
麺友さんたちとその2日目にお邪魔したが、初日より出足が早かったようで一巡目には入れず。
ルール通りに食券購入後、暫し店内待ちをしてから着席となった。
■ 具
丼内にチャーシュー、蒸し鶏、明太子、赤海老、鮭フレーク、糸賀喜、メンマ、水菜、バター、ハジカミ、大葉、水菜、刻み葱。
別添えで温泉玉子。
豪華ラインナップの中で一際目を引くのは、何と言っても「稚加榮」の明太子。
その粒の大きさと歯応え、ピリッとした辛味全てにおいて他の追随を許さない逸品だと、個人的に確信している。
糸賀喜は色からしてマグロ節の細削りだろう。
鮭フレークも間違いなくJKが自ら作ったもの、そしてバターは無塩。
こんな布陣が八正醬油のタレと出会った時、どんな化学変化を起こしていくのか、想像するだけで楽しい。
紫峰豚肩ロースのレアチャーシューは、当店不動の人気具材。
蒸し鶏はやや歯応え確りめでしっとりした皮付き肉に、鶏の旨味が詰まったもの。
大ぶりな赤海老のむき身は、毎度ながらギュッと締まった食感とこぼれ出る甘旨味が堪らない。
■ 麺と醬油ダレ
菅野製麺所製の中太ストレート。
適度なコシを残しつつ、モッチモチの麺の美味しさを伝えるには、ジャストな茹で加減だ。
麺量は250g程度。
その麺が腰下まで浸る醬油ダレ。
麺友さんによれば、八正醬油にニンニク・生姜を加えて一晩発酵させたものだとか。
おそらく節系魚介も潜んでいそう。
■ 実食
醬油ダレがそこそこ強めだったので、最初から温玉で和えてコーティング。
醬油ダレ+温玉のベーシック仕様だけでも、最後まで一気に食べられてしまいそうな美味しさである。
それにバターを絡め、明太子、鮭フレーク、糸賀喜と次々に試して、単素材の旨味を満喫。
各々の素材を巧みに引き立てながら余韻を円やかにまとめる、八正醬油の魔力を十分に感じることができる。
中盤からは全てをメチャ混ぜし、混沌とした旨味の嵐に身を投じる。
終始明太子味がリードしつつ、エリアによって微妙に異なる味わいの波状攻撃には、メロメロに酔うしかない。
気付いたら250gほどの麺が無くなっていた、というのが実感。
■ 感想など
ラストは卓上ポットのあっさり鶏出汁で至福のスープ割り。
更に、お願いした半ライスで渾然一体の贅沢スープ雑炊を堪能し尽くし、腹パンでランチを終えた。
食べる間に発したのは、溜め息と「ウメエ~」だけだったそうだ。
2回目の「稚加榮」だったが、前回と全く異なるスペックに新鮮に酔い痴れた。
稚加榮ではないにせよ、趣向を凝らした和え蕎麦が今後いつでも食べれるとは幸せなことだ。
月替わりの一杯が復活するまでの2ヶ月間、レギュラーメニューをとことん楽しみたい。
ご馳走さまでした。