大津市（大津）
【注文】まろやか魚介
【価格】 700円
[訪問時期] 2017年5月下旬（休日） 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 鶏＋魚介/白湯
[味] 醤油
[麺] 中細麺（130g位）
[具] チャーシュー、鶏チャーシュー、メンマ、刻み葱2種
「麺屋 裕」からの連食です。
ある麺友さんから県制覇の挑発を受けて、まずは滋賀県を赤く染めに来てみた。
大津駅前のこの辺りは県庁や合同庁舎が集まるエリアで、週末はお昼時でも人通りはごく僅か。
当店も空いているのかと思いきや、外待ち3名が事前の食券購入をしている最中で、着席まで10分少々を要した。
後続客も途切れず、中々の人気店のようだ。
このお店は鶏白湯推しのようで、ストレートな鶏白湯の「まろやか」が750円、それに魚介を合わせた「まろやか魚介」が700円と、ちょっと面白い根付けだ。
おそらく後者は、原価が高い鶏白湯を魚介清湯で希釈しているのだろうと勝手に予想。
一軒目の肉祭りで腹も膨れ気味なので、ライトそうな「まろやか魚介」を選択する。
■ スープ
予想通り、隣客のこってり濃厚そうな「まろやか」よりシャバめで、飲み口はスッキリ。
更に妄想すれば、鶏白湯と魚介清湯を半々程度で合わせた感じか。
鶏の旨味を背景に鰹主体の魚介がフワッと強めに寄せ、バランスとしては悪くない。
と思うや否や、強烈な旨味が余韻に君臨し舌・喉をピリッと麻痺させていく。
これには流石にちょっと閉口。
■ 麺
麺屋棣鄂製の中細ストレート。
ザクパツ食感の典型的な低加水麺で、関西の鶏白湯には良く見かけるもの。
麺量はやや少なめな印象だが、連食の身にはちょうど良かった。
■ 具
チャーシュー、鶏チャーシュー、メンマ、刻み葱2種。
チャーシューは煮豚バラ肉が2枚と、肉厚な鶏ムネ肉の低温仕上げ1枚。
特筆すべきレベルではないが、美味しくいただける。
■ 感想など
初動で感じた鶏の旨味、魚介の風味は悪くないだけに、全てを覆っていく過多な旨味サポートが勿体ない。
普段はそれほど気にしない自分も、スープは大半を残してフィニッシュした。
それでも自分の滞在中には常に外待ちが続くほどの人気店。
好みの問題ということで。
ご馳走さまでした。
