麺屋  ねむ璢
文京区（本郷三丁目）

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【注文】赤鶏と蛤の淡麗中華そば（塩）
【価格】 780円

[訪問時期] 2017年6月上旬（平日） 夜
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 鶏＋魚貝/清湯
[味] 塩
[麺] 中細麺（140g位）
[具] チャーシュー、蛤、穂先メンマ、三つ葉、刻み玉ねぎ

 

 

会社帰りにBM店へ。
店前を通る機会もそこそこ多く、いつでも来れると思っていると返って後回しになる。
標題のメニューを食べると決めてきたのだが、店頭のPOPにフィーチャーされてるのは濃厚烏賊煮干とスペシャル和え玉だけ。
なおかつ、券売機上の説明書きを見ると、このメニューも「おすすめは醤油味」とダメ押しのひと言。

 

 

めげずに初志貫徹で行ってみよう（笑）
5分もかからずにご対麺。

 

 

■ スープ
鶏と魚貝のバランスを重視した淡麗清湯。
「伊吹いりこと椎茸の出汁をベースに岩手産の赤鶏の鶏油と蛤を使用」との薀蓄からすると、鶏や蛤は全体の厚みの醸成役として使われているのだろう。
ネーミングから、強い鶏を蛤が追いかけるイメージを持ってしまうとやや拍子抜け。
但し万人に好まれそうなチューニングであることは確かである。

 

 

■ 麺
村上朝日製麺製の中サイズストレート。
先行レポから低加水の確りした食感を想定していたが、実際にはボソッとした口当たりとモッチリ感が印象的。
茹で加減のせいか、麺を変えたのか。。。因みにこの麺、風味も高く悪くないのだが、スープと合っているかどうかは微妙なところ。
麺量は若干少なめに感じた。

 

 

■ 具
チャーシュー2枚、蛤、穂先メンマ、三つ葉、刻み玉ねぎ。

薄桃色が可憐な肩ロースのレアチャーシュー。
スープにサッと潜らせていただく食感も、振られたブラペがピリッと引き締める肉の旨味も上々で、次回は是非とも増してみたい逸品。

 

 

メンマは穂先の軟らかい部分だけをクシャッと丸めてあり、食感のアクセント役は玉ねぎに譲ったかたち。
その玉ねぎと三つ葉はかなり大量で、良くも悪くもスープの出汁感を上回る存在感だったように記憶している。

 

 

■ 感想など
際立った特徴はないにせよ、バランス良い出汁感で万人を引きつけるタイプの美味しいスープ。
麺との相性、具の風味の強さにやや疑問も感じつつ、美味しく完食・完飲させていただいた。
ネーミングへの期待値と少しギャップが有ったのでスコアはやや控えめだが、このメニューを「淡麗中華そば（塩）」として出されたら、あと数点は伸びると思う。

ご馳走さまでした。