中野区(東中野)
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【注文】塩ラーメン+味玉
【価格】 680円+100円
[訪問時期] 2017年6月上旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 豚+魚介/清湯
[味] 塩
[麺] 中細麺(120g位)
[具] チャーシュー2種、穂先メンマ、味玉、刻み青葱
開店30分ほど前に先待ち2名に接続、その後もポツポツ列が伸びて行く。
梅雨入り直後で時折り雨がパラつく中、自分は雨避けの下なので助かるのだが、後続の方々の中には離脱していく人も。
たまにスタッフが出て来て軒下に招くとか、傘を貸すとか配慮があれば、皆さん助かるのにと思ったりする。
サラッとした清湯には豚の旨味が溢れ、見た目以上に重厚。
それを背景に節系・煮干等の魚介がじんわりと主張を続け、余韻には貝の渋みも絡んで来る。
濃密な出汁の旨味に鶏豚混合との油のコクも加わり、かなりの分厚さ。
塩加減もジャストで、素晴らしいスープだと思う。
麺屋棣卾製の中細ストレート。
京都の老舗の麺を、最近関東でも本当に良く見かけるようになった。
滑らかさしなやかさと程良いコシ、喉越しの良さ、風味も上々。
麺量は120gとやや少なめなので、替え玉(100円)を頼む方も多いだろう。
チャーシュー2種、穂先メンマ、味玉、刻み青葱。
豚と魚介出汁をじっくりと炊き出した旨味溢れるスープ、麵屋こうじご出身としてはやや意表を突かれた棣卾の麺、丁寧な作り込みが容易に想像できる具の数々。
華々しいタイプではないが、3拍子揃った秀作を堪能させていただいた。
人がわんさか集まる場所ではないにせよ、東中野から徒歩3分ほどのお店で、デフォラーメンを680円で提供されるのには頭が下がる。
末永くの繁盛をお祈りしたい。
ご馳走さまでした。