MENYA 食い味の道有楽 @柏市 ~「神無月の一杯★秋の和え蕎麦(S)道有楽の秋」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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MENYA 食い味の道有楽
柏市(北柏)

【注文】神無月の一杯★秋の和え蕎麦自家製海苔とキノコにて~(S/道有楽の秋)
【価格】 2000円+時価

[訪問時期] 2017年10月中旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[味] 魚介塩ダレ
[麺] 中太麺(250g位)
[具] 鴨ロース、自家製海苔、飛子、キノコ(えのき、しめじ)、メンマ、鶏チャーシュー、小エビ、水菜、ハジカミ、大葉、刻み葱、松茸(別)赤海老


今月の一杯をいただきに麺友さんたちと。
今月の限定は(A)スタンダード1200円、(B)赤海老添え1500円、
(C)鴨ロース添え2000円が基本。
更に当店秋の名物となった
国産松茸を載せた完全予約制の(S)時価がある。
先ずはルール通りに限定の有無を確認し(S)の食券購入。


大将JKに
松茸を見せてもらう。
傘が僅かに開きかけた「中つぼ」と呼ばれるあたりの上物で、出回り始めの月初はとても販売できる価格ではなかったとのこと。
ようやく少し下がってきたものが入荷し、今回これを一人半身ずついただく。
時価なので敢えて表示しないが、国産高級松茸の
相場と照らし合わせても、ほぼ原価だろう。


松茸の香りに酔いながら、サービスしていただいた
赤海老お浸しをアテに暫し酒盛り。



期待値が超MAXに達した頃合いで、麺を作っていただいた。


麺と醬油ダレ
は菅野製の太めストレート
強めのコシと弾力性を楽しませつつ、モッチモチ食感と豊かな風味を伝える。
バリエーション豊かな具材とのバランスが秀逸。



タレ八正醤油ベースで意外なほど穏やか。
今回は主題である自家製生海苔やキノコ等、具材に下味が付けられているので、ベースの塩分が控えめに調整されている
合わせる油はオリーブ油
海苔を満遍なく和えるためには、冷えて固まる動物性より伸びやすいオリーブと、JKならではの配慮が光る。
それが全体を円やかに、爽やかに振る効果にも繋がり、普段の八正醤油とは異なる表情を見せている。



鴨ロース、キノコ(えのき、しめじ)、自家製海苔、飛子、メンマ、鶏チャーシュー、小エビ、水菜、ハジカミ、大葉、刻み葱、そして国産松茸
アテとしてサービスされた赤海老も載せてみた。



道有楽のトッピングには何遍も驚かされてきたが、その中でも群を抜くと思われる豪華な料理。
そう、丼の中に懐石日本料理がある。
分厚いのが5枚載った鴨ロースはいつもながらの感動レベルだが、こんなエースが今回は脇役に回っている。


主役は副題に冠された海苔とキノコ
だろう。
瑞々しい風味の
海苔は、飛子と共に穏やかな磯感を伝えるのだが、これが過度に磯臭くなっていないところがミソ。




たっぷり入ったキノコはテーマである秋の風味を担う。


小さな
海老は何という種類か分からないが、例えば桜海老の旬は春・秋2回と言うから、秋の味覚と言えないこともないか。
あの方のレポでは、前週は代わりに
を使っていたらしく、そちらも味わってみたいものだ。


国産上物の
焼き松茸については、もはや説明の必要もないだろう。



自家製海苔、キノコ、小エビが織り成す複雑な秋のハーモニー。



〆ライス、感想など
最終盤はポットからあっさり魚介出汁を注ぎ、松茸をギュウギュウと押しつぶしながら、ラーメンとしていただく。
更にそのスープを、具材を載せた温玉ご飯にかけて超贅沢な〆ライス。
今日も腹パン、大満足のフィニッシュとなった。



ところで、いつまでたっても食べ終わろうとしないOGさんが、何をやっているのかと思ったら。。。
松茸の軸に繰り返し割りスープを入れ、うつろな眼で松茸スープを反復していた。
自分もやれば良かったと、ちょっと悔しかった。


今日の体験談は、家族には絶対語れない。。。


ご馳走さまでした