布施 丿貫 @東大阪市 ~「限定★鮟肝そば(あっさり)」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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布施  丿貫

東大阪市(布施)
 
【注文】限定★鮟肝そば(あっさり)
【価格】 900円

[訪問時期] 2017年12月上旬(平日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[スープ] 煮干+鮟肝/混濁
[味] 醤油
[麺] 細麺(150g位)
[具] チャーシュー、刻み玉ねぎ

★常時提供されているメニューではありません。


麺や福はらからの連食です。

午後の所用までまだ少し時間があったので、15分ほど歩いて一駅先の当店へ。
13時過ぎの到着で先客6名、後客5名。
因みに後客の中に、最近大阪に引っ越したというツイ友さんが居てビックリした。



さて、当店も横浜のご本尊同様に煮干をメインにし、魚介を合わせた限定も提供しているらしい。
先客の丼をチラ見すると、レギュラー煮干はほぼ横浜と同じ感じ。
この日3種類提供されていた限定の中から、横浜でも提供され好評だったと記憶している表題を食べてみることにする。


濃厚かあっさりかを選択できるそうなので、どちらがオススメ?と聞くと、「合わせる煮干が濃厚かあっさりかの違いで、鮟肝がより感じられるのはあっさりだと思います」と、女性スタッフが完璧なガイダンス。
勿論あっさりを選び、5分ほどでご対麺となった。



スープ
ビジュアルからして鮟肝感満載。
粉砕して取った清湯系煮干をベースに、こちらも粉砕濃縮した鮟肝を合わせた丿貫流
啜った途端に鮟肝の分かりやすい味わいが口いっぱいに溢れ、分厚く支える煮干のほろ苦さが余韻に絡んでくる。
鮟肝は濃密マイルドでコク深い。
ベースがあっさり煮干なのでしつこさなく、クセのない鮟肝の良さが際立っている。
因みにこの日の煮干は鯖、イリコ、背黒2種とのこと。
丿貫らしく塩気はやや強めなこともあり、この後仕事がなければ、素晴らしいお酒のアテになりそうなスープだった。




丿貫らしい低加水パツパツの細ストレートで、粉感を感じるような硬め食感。
鮟肝の粉砕粒の絡み付きがハンパない。


最近以前ほどお目にかからなくなったこのタイプの麺だが、やはり丿貫流の煮干・鮮魚スープにははまり役だ。
横浜は佐藤製麺から菅野に変えたとの噂も聞くが、こちらはどうなんだろうか。





本店譲りのチャーシュー、刻み玉ねぎのシンプルな構成。
チャーシューは大ぶりな肩ロースのレア仕上げをスライスしたものが2枚。
ちょっと苦辛味を残した刻み玉ねぎは、この手のスープには相性抜群。




■ 感想など
煮干をベースに鮟肝のナチュラルな旨さが前面に出た、如何にも丿貫らしい一杯。
丿貫流煮干と鮮魚系の組み合わせさんじでも見られるが、両者のバランスやクサミを感じさせない仕上げ方に、確りした技術が必要なことは言うまでもない。
常連らしい隣客が、連れに向かって「ここは東大阪では一番旨いな」と語っていた。
丿貫ファンとして思わず頬が緩んだ。


ご馳走さまでした。