MENYA  食い味の道有楽

[訪問時期] 2018年1月中旬（休日） 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 豚骨/白湯/醤油
[味変] 胡麻～油、山椒
[麺] 平打ち中太縮れ麺（150g位）
[トッピング] Bones（スペアリブ）、胡麻～ユ、山椒鶏そぼろ、メンマ、木耳、青菜、刻み葱

1月の限定をいただきにシャッターズ。
限定の有無を確認して食券購入し、最初は麺友さんと2人でカウンターに陣取ったが、その後知り合いが続々と来店したので、結局テーブル席に移って宴会モード。

JKお手製のスペシャルオツマミとウーロン杯でアイドリングした頃に、とんでもない肉塊を乗せた丼が運ばれてきた。



■ スープと味変トッピング
ドロッと濃厚な豚骨醤油で、溢れんばかりの豚の旨味に、ラー油によるピリ辛がアクセントになっている。
このスープだけで「どっ豚骨」として勝負できるレベルなのに、この店ではこれでも「ライト豚骨」と言うのが可笑しくもある。

この豚骨スープをベースに、味変具による展開を楽しむのが今回のテーマ。
刻みニンニク入りの「胡麻～ユ」は、言わば芝麻醤とマー油を合体させた感じ。
鶏そぼろには山椒のシビ感が移されている。
これらが徐々に溶けだすにつれ、豚骨担々風な味わいに変化していく仕掛けで、その複合技がメッチャ美味しい。
敢えて担々「風」と書いたが、「辛口」バージョンでは鶏そぼろが辛味噌仕様になり、更に独創的な担々麺を楽しむことが出来そう。
そんな訳で、先行レポでは「担々麺」に分類されているが、このバージョは「豚骨醤油」とした。

■ 麺
菅野製の平打ち中太縮れ麺。
小麦の凝縮を感じる弾力性と強めのコシ、噛むほどにモッチリと香りも出てくる。
プラス100円で太麺にも変更できるようだが、個人的にはこの麺でもスープに全く引けを取らないと感じた。

■ トッピング
Bones（スペアリブ）、胡麻～ユ、山椒鶏そぼろ、メンマ、木耳、青菜、刻み葱。

超圧倒的な存在感のスペアリブに腰が引けそうだが、これは食べてみないといけないヤツ。
受け皿に移して骨を持ったら、スッと肉から離れてしまうことで、どれだけ丹念に柔らかく煮込まれているかが分かる。
トマトで煮込んだようで、薄っすら染みた酸味が結構爽快。
ぜひ、スープにドップリ浸してからむしゃぶりつきたいものだ。

胡麻～ユ、山椒鶏そぼろについては上述の通り。

■ 感想など
まずどっ豚骨スープを経験させ、そこに味わいを重ねて担々麺風に展開していくのは、JKならではの独創的なアイデア。
他方、ハナから担々麺的な刺激を期待して食べるにはやや大人しめなので、そういう方は「辛口」バージョンを選択したほうが良いだろう。

ラストは半ライスに担々風豚骨スープをぶっ掛けて、至福の〆ライス。
スープ完飲、スペアリブに〆ライスまで食べて、ハンパない満足感、もちろん腹パン。
堪らんね。