中華そば 笑歩
横浜市港北区(綱島)
【メニュー】中華そば
【価格】730円
[訪問時期] 2018年2月下旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏+魚介/清湯
[味] 醤油
[麺] 中細麺(145g)
[トッピング] チャーシュー2種、メンマ、海苔、刻み葱
バス通りから一本入った住宅街を7~8分歩くと、商店が数軒だけ並ぶエリアに到着する。
「多賀野」ご出身の「もりの中華そば」が閉店し、その弟弟子さんが受け継ぐ形で今月オープンしたお店とか。
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏+魚介/清湯
[味] 醤油
[麺] 中細麺(145g)
[トッピング] チャーシュー2種、メンマ、海苔、刻み葱
「多賀野」ご出身の「もりの中華そば」が閉店し、その弟弟子さんが受け継ぐ形で今月オープンしたお店とか。
ビジュアルは正に「多賀野」そのまま。
ひと口啜ると、煮干がフワッと鼻腔を刺激する。
その微かな苦みに覆い被さるように、かなり厚みのある動物出汁の旨味が口内を満たし、余韻には節系魚介が混ざり込む。
控えめな醤油で出汁感を思う存分楽しませてくれるバランス、疎らに浮かぶ背脂の円やかなコク。
出身店を踏襲した、あっさりながら奥深い清湯だ。
当然美味しい。
自家製の中細ストレートで、全粒粉っぽい斑点が見える。
見た目は繊細そうなのだが、硬茹でしていることもあって結構確りした麺という印象。
強いコシ、歯切れ良く風味も豊かで、かなり存在感がある。
そう言えば出身店でも同じように感じたことを思い出した。
穏やかなあっさり清湯にやや勝っている感もあるが、自家製麺をフィーチャーするにはこれ位が良いのかも知れない。
チャーシュー2種、メンマ、海苔、刻み葱。
バラロールとロースの煮豚チャーシュー。
どしらもそこそこ歯応えを残し、ちょっとパサ気味ながら肉感が伝わるもの。
要するに多賀野リスペクト。
出身店で学んだ王道の味わいを実直に再現した中華そばを堪能。
今は中華そばとつけそばの2本立てメニューで、「もりの中華そば」に慣れ親しんだファンの心を、そのまま掴んでいるようだ。
店主さんご夫婦が醸し出す居心地の良さと相俟って、たちどころに行列店になったのも頷ける。
このまま多賀野リスペクトでメニューを増やしていくのか、徐々に独自色も出していかれるのか。
この先何処に向かっていくのかも興味あるところだ。
ご馳走さまでした。