中華そば 笑歩 @横浜市港北区 ~「中華そば」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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中華そば 笑歩

横浜市港北区(綱島)

 
【メニュー】中華そば
【価格】730円
 
[訪問時期] 2018年2月下旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏+魚介/清湯
[味] 醤油
[麺] 中細麺(145g)
[トッピング] チャーシュー2種、メンマ、海苔、刻み葱
 
 
バス通りから一本入った住宅街を7~8分歩くと、商店が数軒だけ並ぶエリアに到着する。
多賀野ご出身のもりの中華そばが閉店し、その弟弟子さんが受け継ぐ形で今月オープンしたお店とか。
 
 
 
5分ほど早開け時点では3人だった待ち客だが、順々に食券を買っている内に10名ほどに膨れ上がり、もう外待ちが発生。
 
 
お迎えいただくのは若いご夫婦。。。誠実そうなご主人と笑顔が素敵な奥様。
特に、開店と同時に溢れるお客一人ひとりへの女将さんの応対が、店名とラップして、食べる前からホッコリする。
 
 
着席から5分ほどでご対麺となった。
 
 
 
スープ
ビジュアルは正に多賀野そのまま。
ひと口啜ると、煮干がフワッと鼻腔を刺激する。
その微かな苦みに覆い被さるように、かなり厚みのある動物出汁の旨味が口内を満たし、余韻には節系魚介が混ざり込む。
控えめな醤油で出汁感を思う存分楽しませてくれるバランス、疎らに浮かぶ背脂の円やかなコク。
出身店を踏襲した、あっさりながら奥深い清湯だ。
当然美味しい。
 
 
 

自家製の中細ストレートで、全粒粉っぽい斑点が見える。
見た目は繊細そうなのだが、硬茹でしていることもあって結構確りした麺という印象。
強いコシ、歯切れ良く風味も豊かで、かなり存在感がある。
そう言えば出身店でも同じように感じたことを思い出した。
穏やかなあっさり清湯にやや勝っている感もあるが、自家製麺をフィーチャーするにはこれ位が良いのかも知れない。
 
 
 
トッピング
チャーシュー2種、メンマ、海苔、刻み葱。

バラロールとロースの煮豚チャーシュー。
どしらもそこそこ歯応えを残し、ちょっとパサ気味ながら肉感が伝わるもの。
 
 
 
丼中央にフワッと乗せられた大判の海苔、シャクコリ食感のメンマ
要するに多賀野リスペクト
 
 
■ 感想など
出身店で学んだ王道の味わいを実直に再現した中華そばを堪能。
今は中華そばとつけそばの2本立てメニューで、もりの中華そばに慣れ親しんだファンの心を、そのまま掴んでいるようだ。
店主さんご夫婦が醸し出す居心地の良さと相俟って、たちどころに行列店になったのも頷ける。
このまま多賀野リスペクトでメニューを増やしていくのか、徐々に独自色も出していかれるのか。
この先何処に向かっていくのかも興味あるところだ。
 
ご馳走さまでした。