麺屋 菜々兵衛 @札幌市白石区 ~「名古屋コーチン 塩」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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麺屋 菜々兵衛

札幌市白石区(平和)

 
【メニュー】名古屋コーチン 塩
【価格】780円
 
[訪問時期] 2018年5月上旬(平日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[スープ] 鶏+魚介/清湯
[味] 塩
[麺] 細麺(150g位)
[トッピング] チャーシュー、穂先メンマ、葱2種
 
 

札幌のニューウェーブ店でランチ。
ニューウェーブと言っても、オープンから10年。
ミシュラン札幌で、毎年
ビブグルマンを受賞しているお店らしい。
近郊の平和駅からテクテク10数分、幹線道路から少し入った住宅街。
開店10分前でPP、開店時には4名。。。駅名通り平和な感じだが、ピークタイムや週末には行列が出来るとか。
 
 
メニューには味噌もあるが、お店の推しはあくまでも塩と醤油で、40数件上がっているレポに味噌は1件もない。
 
 
 
そんな中でも最も札幌らしからぬ表題を注文すると、3~4分で出来上がる。
 
 
 
スープ
ひと口飲んだだけで、完飲を確信。
名古屋コーチンによる満開の鶏感に、昆布だけでない強い魚介の旨味が混じる。
これだけ強いのに妙なクセがなく、鶏感を上品に引き立てる旨味と言えば、アゴ位しか思い浮かばない。
一方、葱風味が移った鶏油が多めで、上品なスープに俗っぽいまったり感をもたらす。
この配合はラードに慣れた札幌の方々も唸らすだろうし、私もまた然り。
独特とも言える鶏清湯に、レンゲが止まらない。
 
 
 

自家製の細ストレート麺。
加水率やや低めだと思うのだが、若干ヤワめに茹でているのか、特徴が封じられている感じがする。
このスープには硬軟どちらの麺も合うと思うので、個人的にはしなやか多加水かザクパツ低加水か、どちらかに振り切ってほしいもの。
 
 
 
トッピング
チャーシュー、穂先メンマ、葱2種。
 
 
チャーシューは大ぶりで結構肉厚な肩ロースの煮豚。
軟らか食感、ジューシーな旨味で、サイズでも美味しさでもかなりインパクトがある。
 
 
それを差し置いて気に入ったのが、3~4本も載せられた穂先メンマ
サクッと何の引っ掛かりもなく歯が入る食感は、
個人的ベストかも知れない。
肉もメンマもスープとの馴染みを優先させ、ナチュラルに近い薄い味付けなのも気に入った。
切り方を変えた白青2種の葱も、お嫌いでなければ納得の薬味。
 
 
■ 感想など
ここ最近美味しい鶏清湯を結構いただいているが、殆どが昆布ベースに鶏をストレートに感じさせるタイプ。
アゴの強い旨味をぶつけて鶏を一層際立たせる、当店の新鮮味
にかなり惹かれた。
麺がややしっくり来なかったのだが、ドンピシャ填まっていたら大台だったかも知れない。
札幌のニューウェーブ店を巡るのも、悪くないと思った。

ご馳走様でした。