麺処 以心 @新宿区 ~「真鯛ラーメン」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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麺処 以心

新宿区(西武新宿、新宿)
 
【メニュー】真鯛ラーメン
【価格】900円

[訪問時期] 2018年7月上旬(平日) 夜
[注文方法] 口頭注文、後会計
[スープ] 鶏+鯛/白湯
[味] 醤油+塩
[麺] 中細麺(140g位)
[トッピング] 鶏チャーシュー、黒バラ海苔、わさびのり、小松菜、紫玉ねぎ、柚子


会社帰りに、先月オープンの新店へ。
それにしてもこの立地、とても女性連れなんかでは行けないラ〇ホ街のど真ん中。
19時頃の到着で先客は2名だが、明け方まで営業のお店としては、まだまだ朝方みたいなものだろう。


麺メニューは真鯛ラーメン、醤油ラーメン、つけ麺のラインナップで、取り敢えず初回はメニュー表筆頭の真鯛をお願いする。



餃子にビールで喉を潤す間少し待っていただいた後、ご対麺となった。



スープ
宇和島産真鯛と鶏ガラを10時間煮込んだとの濃厚白湯スープ
先行する鯛の強い風味に、クリーミーな鶏感が負けじと拮抗していくバランスで、コク深く雑味もなく美味しい。
何かと比較される錦糸町の「濃厚」は、鯛を落ち着かせるために鶏白湯を1割だけ配合すると聞いたことがあるが、当店はの比率が高めなようだ。
好みの問題ながら、個人的にはせっかくの真鯛をより強く感じたい気がする。
GPさんのレポによれば、カエシは醤油と塩とのブレンドとのことで、尖りなく円やか。
因みに、味変トッピングの佃煮風わさびのりが溶け出すと、醤油感と同時に若干塩気が高まることも考慮したおいたほうが良い。




全粒粉入りの中細、やや細めなストレート。
メニューによって製麺所を使い分けているようで、どうやら真鯛の麺は村上朝日製らしい。
低加水麺ならではの硬め食感、弾力性と歯切れの良さ、更に風味も上々。
このスープとの相性の良さは、かつて錦糸町で味わったカネジン製の麺を思い出させた。



トッピング
鶏チャーシュー、黒バラ海苔、わさびのり佃煮、小松菜、紫玉ねぎ、柚子。


鶏ムネ肉のレアチャーシューは、好みど真ん中に近いもの。
肉厚ながら歯がスッと入り、絶妙なレア食感から滲み出る旨味が堪らない。
黒バラ海苔の風味良く、佃煮はやや濃い味ながらパンチあるアクセント。
小松菜と柚子のコンビが、またあの店を想起させる。



■ 感想など
個人的にはもう少しを前面に出して欲しかったが、鶏とのバランス良い白湯は幅広い層に受け入れられそう。
スペック的にどうしても錦糸町の名店と比較しがちだが、妙に囚われなければ普通以上に美味しくいただける一杯だ。
ところで、真鯛推しのお店だと思っていたところ、滞在中の来店客は結構醤油注文率が高く、チラ見したらかなり美味しそうだった。
次回、涼しくなった頃に、醤油狙いで再訪してみたい。

ご馳走様でした。