Ramen&Bar ABRI -Ebisu- @渋谷区 ~「のどぐろ煮干しだしらーめん」他 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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Ramen&Bar ABRI -Ebisu-

渋谷区(恵比寿)
 
【メニュー】のどぐろ煮干しだしらーめん
【価格】880円

[訪問時期] 2018年7月中旬(平日) 夜
[注文方法] 口頭注文、後会計
[スープ] 魚介/清湯
[味] 塩
[麺] 中細麺(130g位)
[トッピング] (麺)のどぐろペースト、(別)チャーシュー、メンマ、おぼろ昆布、白髪葱



オジサン会@恵比寿
夕暮れ時のて店内には、ワンオペ女性店長さんと常連さんらしき先客お一人。


小ぢんまりした店内のセンターテーブルに案内され、クラフトビールで乾杯🍺✨🍺
その後は福井の早瀬浦🍶に移行😆
道路から丸見えなのが気になるので、奥向きのカウンター席のほうが良かったかな。


バータイムのメニューから、①ごろごろベーコンのポテトサラダ(550円)、②金沢「もりのとうふや」の冷やっこ、のどぐろだし醤油で(600円)、③のどぐろだしのおでん盛り合わせ(1080円)、④のどぐろだしのたこ焼き6個(600円)を注文。



ラーメンもそうだが、金沢と石川と、名産ののどぐろへの拘りがムンムン。
その分お値段も中々で、長居して飲み食いすると結構かかりそう。


予約の団体客が入る前にと、〆の一杯にメニュー最上段の表題を注文。
暫しの後に、九谷焼と思われる手塗りの器で、かけスタイルに別皿トッピングのセットが登場した。



スープ
独特な風格漂うのどぐろ煮干100%の出汁を、塩と薄口醤油、昆布を合わせたタレが控えめに後押し。
そもそも金沢は京風寄りな薄味だし、ピュアな出汁感を損なわぬ配慮と分かっていても、序盤は下卑た口には物足りないほどの穏やかさ。
ほぼ無味で円みある油は、ひまわり油とか。
中盤に麺上ののどぐろペーストを溶かすと、風味と共に塩気も若干高まってくる。
舌が慣れてくる後半、徐々に深みを増す味わいが印象的だった。




京都・棣鄂製の中細ストレート
やや軟らかめの仕上げで、ツルッとした口当たりと喉越しの良さ、スープに勝ちも負けもしないジャストな風味
繊細なスープの絡みが今イチな気もして、日本蕎麦的なボソ麺がより合うかも知れない。



トッピング
前述ののどぐろペースト以外は別皿で、チャーシュー、メンマ、おぼろ昆布、白髪葱

チャーシューは能登豚もも肉の低温調理。
若干だけスジが当たるが、これだけ分厚く肉肉しさを楽しめるのだから、何ら問題なし。
のどぐろ出汁に漬けた太メンマも超美味しい。
スープに馴染ませていただくおぼろ昆布、かなり良いものを使ってると思う。
普段なら別皿トッピングを麺上に並べてしまうのだが、今宵限りはグッと我慢して味わった。



■ 感想など
のどぐろという素材の美味しさをMAXに感じさせる一杯。
洒落た九谷焼でいただけば、美味しゅうございましたと呟きたくなる。
ぜひ、金沢の本店にも行ってみたいものだ。
駄舌ゆえ、スコアは無化調の薄味に慣れるまでは78点、慣れた後半は82点的なイメージで。

ご馳走様でした。