ひよこプリン

[訪問時期] 2018年9月上旬（平日） 夜
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏＋野菜＋豆乳
[味] 醤油
[麺] 中細麺（140g位）
[トッピング] 鶏チャーシュー、さつまいも、パプリカ、ベビーリーフ、クラッシュナッツ、紫玉ねぎ

また面白そうな新店がオープンしたというので、会社帰りに寄ってみた。
平井駅から数分、何とも情緒ある飲み屋通りの外れにある。
お店はカラオケスナックっぽい外観で、注意しないと通り過ぎてしまいそう。

真新しい店内で優しそうな店主さんに迎えられ、券売機では左上の表題とビール400円をポチる。

因みにビールは、地ビールから洋モノまで多種の中から選択可能で、自分はコロナを直瓶でグイッと。

飲み終えた頃合いでご対麺となった。

■ スープ
鶏と野菜、豆乳で仕上げたスープだと言う。
確かに味わいは、クリーミーな鶏白湯とベジポタを合わせたような感じ。
コク深く濃密ながらライト感覚で、スイスイ飲めて後引く美味しさ。
タレは塩かと尋ねれば、薄口醤油を使っているとのこと。
醤油の香りは皆無に近いが、旨味の歯車に貢献していそうだ。

■ 麺
羽田製麺製の全粒粉入り中細ストレート。
多加水麺を、ほんの気持ち軟らかめに仕上げているのかな。
適度にコシを残しつつ、とにかくスープとの馴染みが良い。
オンリーワンなスープに意識が行きがちだが、この麺との相性有ってこその一杯だろう。

■ トッピング
鶏チャーシュー、さつまいも、パプリカ、ベビーリーフ、クラッシュナッツ、紫玉ねぎ。
ラーメンの旧習に囚われない、如何にもヘルシーなラインナップ。

さつまいもは初体験で、どうかなと思ったが、この甘味のアクセントは悪くない。
クラッシュナッツは食感のみならず、スープにコクを与え続ける効果もある。
この一杯には温玉が合いそうなので、次回は追加してみようか。

■ 感想など
4年前まで、一之江で塩の名店を営まれていた店主さん。
この地でメニューをガラリと変え、しかも醤油でオンリーワンな一杯を引っ提げての復活である。
これが旨い。
そのことに触れると、平身低頭で恐縮されながらも満面の笑み。
らーめんも勿論だが、この店主さんも人を惹き付ける魅力をお持ちだ。

ご馳走様でした。
開店おめでとうございます。