麺屋 YAMATO @三鷹市 〜「特製塩らぁ麺」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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麺屋 YAMATO
三鷹市(三鷹台)

 
【メニュー】特製塩らぁ麺
【価格】1100円(特製分300円含む)

[訪問時期] 2021年1月下旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鴨+魚貝/清湯
[味] 塩+白醤油
[麺] 手もみ中太縮れ麺(130g)
[具] 豚チャーシュー2種、鶏チャーシュー2種、メンマ、味玉、海苔、九条葱
[卓上] なし 



「中華そば 向日葵」の2号新店へ。
12時半過ぎで外待ち9番目、見たら店内にも中待ち3名様。
駅前からして静かな街並みに突如現れた行列に、行きかう人々が好奇の視線を向ける。



女性率5割ほどでカウンター6席のみ、時間かかるかなと思っていたら、着席まで30分だからまあまあか。



レギュラーメニューは醤油、塩の清湯と担々麺の3本立てで、券売機には限定ボタンも用意されているが、未だ×印。



チャーシューを何種類も用意しているようなので、塩を特製でいただくことにした。



■ スープ
スープは大山鶏メインに、羅臼昆布や鮭・鮪・鯖・鰹の四種の節など、合わせる塩ダレには濃厚な蛤出汁。
この紹介文に想像を膨らませての訪問だった。
飲んでみると、各々の主張より調和を重んじたバランス清湯。
鶏はともかく、魚介の旨味は渾然一体的で、節や貝が居るなあ程度にしか分からない。
ところがそのバランスは秀逸で、シャープな塩に白醤油の柔らかさが混ざるタレ味と見事にフィット。
個性派ではないが、かなり美味しい。



■ 麺
自家製、全粒粉入りの中太手もみ麺。
メリハリの効いたツルシコモッチリ食感に、この形状ならではの不規則性が入り混じる。
風味も上々。
少し前に食べた大宮の「手揉み中華そば 中村」の麺を、やや大人しくしたようなイメージで、個人的には好きなタイプ。



■ トッピング
豚チャーシューは肩ロース2枚と芯玉1枚、鶏はムネ肉2枚に皮付きモモ肉1枚。
何れも低温調理系で、全て異なる仕上げ方らしい。
どれも美味しい部類だが、個人的には芯玉とモモ肉の旨味が抜きん出てる印象。
因みにデフォルトでは豚肩ロースが2枚なので、芯玉もモモも特製にしないと食べられない。
一方で、計6枚は肉好きには堪らないだろうが、私は少し持て余した。



サクコリ食感のメンマは、味濃いめ、甘味強め。
醤油には合うかも知れないが、塩スープではちょっと浮いてる感じがする。
味玉はオレンジ色の卵黄に旨味がたっぷり詰まる。
本来好みでないトローリ流出タイプながら、それを忘れさせてくれた。
九条葱も海苔も風味高く、良質なものをお使いだ。



■ 感想など
麺の印象から、何となく「手揉み中華そば 中村」を思い出しながらいただいた。
麺にはあれほどのインパクトはないし、スープももちろん違う。
でも、客層的には此方の方が食べやすくてウケるかも知れない。
当店は「中華そば 向日葵 -beyond-」の後継と聞く。
そのベースとなった本店にも、早めに伺いたいものだ。

㊗️オープン㊗️
ご馳走様でした。