麺庵 ちとせ @新宿区 〜「塩 チャーシュー」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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麺庵 ちとせ
新宿区(曙橋)

 
【メニュー】塩 チャーシュー
【価格】1120円(チャーシュー260円含む)

[訪問時期] 2021年1月下旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 鶏+魚貝/清湯
[味] 塩
[麺] 平打ち中細麺(150g位)
[具] チャーシュー、穂先メンマ、葱2種、(煮玉子はご厚意)



1月末をもって、移転のため曙橋での営業を終了。
最終日の1日前にラスト訪問して来た。



10時着で15名、その数分後には何と超前倒し開店。
前日も30分早開けしたようだが、ラスト2日間はファンが殺到すること必至だからね。
でも1時間半も早い対応は、中々出来ることじゃない。
すぐに待ち合わせの友人たちが合流し、晴れて23番目に接続。
入店したのは1時間後の11時10分、その時点の待ち客は50名ほど。




食券購入は、スタッフからの指示を待っていれば良い。


大好きな塩を、大好きなチャーシュー増しでいただくことにした。



■ 塩 チャーシュー
4年ちょっと前、初めて当店の塩を食べた時は、複層的な出汁感と香り高い自家製麺に、衝撃を受けたものだ。
三嶋店主は常にブラッシュアップに余念がなく、味には慣れても、食べる度に新しい発見がある。


今日のスープは、前半は鶏と魚貝の渾然一体感、温度低下で素材の旨味が複層的に現れる展開。
そこそこシャープだった塩は円みを増し、全体が柔らかくなったかな。



自家製のやや平たい中細麺は、サクッと小気味良い咀嚼感から、しなやかに喉に落ちていく。
この硬軟のメリハリは見事だね。
もちろん風味も抜群。



肉感溢れる低温ローストポークの、仄かな熟成感は麹かな?
こんな絶品が5枚もあるから、熱の入り方で変わる表情も楽しめる。
メンマはいつの間にか穂先に変わっていた。



■ 感想など
色々な思いも手伝って、ちとせ@曙橋のラスト一杯は感動的に旨かった。
さて、いよいよ今日がフィナーレ。
三嶋さん、きっと寝ないで仕込みされてるんじゃないかな。
曙橋の静かな住宅街なので、近隣に迷惑がかからぬように並びましょう。
小田原市風祭の移転先は2月から店内工事に入り、3月から4月にオープンとのことだった。
新天地でもご活躍を祈ります。
採点はベタに末広がりで。

ご馳走様でした。