からだのことは 体に聴け | ホームホスピス われもこう

ホームホスピス われもこう

熊本にある介護施設「ホームホスピス われもこう」のブログです。


(つづき)
 「残業が続いていたな」、「職場でむしゃくしゃすることが続いたので、この一ヶ月のあいだ、つい深酒をやってしまった」、「上からきついノルマを課せられてもう6ヶ月にもなる、精神的にもきついが、最近、体が疲れやすい」、「深夜勤務はもうきついな、からだのリズムが乱れて、熟睡できなくなっている」などなど、それぞれ思い当たるフシがあるものです。 からだが、いよいよ本格的に不調になってきてはじめて、「からだにかなり無理をさせていたな」、と感じ始めます。

 しかし、本気で聴く意思がなければ、からだからの声はよく聞こえません。悲鳴をあげそうになっています、あるいはすでに悲鳴をあげています。からだは、「もう自分の限界だ」と必死に訴えています。気づかないと手遅れになる可能性もあります。

 そうなる前に、からだに「大丈夫か」「無理をしてないか」と、時々聴いてみるほうが本当はいいのです。 静かに目を閉じて、からだの声に耳を傾けたいものです。「からだからの声に傾聴する」。大切です。