■私を求めない彼は私に魅力を感じてない? | 東京渋谷【夫婦のためのカウンセリングルーム】10年後も幸せな夫婦であるためのカップルカウンセリング&コーチング

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彼が求めてこないのは、
私に魅力がないからでしょうか?


こんなご相談をいただくことがあります。

ひとことでレスといっても、
拒絶する側とされる側とでは感じ方も問題意識も違います。

とりわけ、
男性側にその気がないというのは
女性にとっては悩み多き問題です。

私に興味がないってこと?
と悲しくなったり、

他に女がいるんじゃ?
って疑いが生まれたり。

考えたくもないことまで
頭をよぎってしまうこともあるかもしれません。


◉求めない男◉

恋愛初期、男性にとってセクシュアルなコミュニケーションと
パートナーシップは切るに切れないものです。

会えば求めてくる彼を、
時にはいなしたり
時にはすかしたりしながら、

「思い通りになりすぎない」ことは
長期的な関係を育む上で大切です。

ところが、付き合いが長く
そして深くなるにともなって、
徐々に回数が減ってきて、

気がついたら何ヶ月もしてないかも?
なんてこともあったりします。

テレビを見たり、
ご飯を食べたり、

セクシャルなコミュニケーションが減ると同時に、
一緒に過ごす時間の多くは日常的な出来事に取って替わる。

きっと自然なことだよね?
と納得してみたり、

何だかホッとする感覚もあったり。


「これはこれで良い感じ。」


と、多くのカップルは、
ロマンス期のドキドキを越えて
安定的な段階にパートナーシップが進んだことを歓迎するでしょう。


でももしあなたが、
冒頭のような不安を感じているとしたら?


彼に求められないのは、
きっと私に興味がなくなったからだ。

って、勘違いをしているのかもしれません。


◉私には興味がなくなった、という勘違い◉

なぜ、彼は求めてこないのか?

それは時に、
大きな不安を呼び起こす疑念ではありますが、
まずここに大きな勘違いがあります。

それは、

男だっていつもしたがっているわけではない!

ということ。

特定の相手と一定期間交際をすると、
身体の関係がなくても心は満たされるようになるし、

共に過ごすことそのものに価値を見出すようになる。

男性の中にも安定的で心地良い関係を求める気持ちが生まれてくるわけです。

いっぽう、日常的に親密感を感じられるようになると、
時にセクシュアルな関係そのものに違和感を感じてしまう、
という場合もあります。

強い衝動が繊細な親密感を妨げてしまう、
あるいは壊してしまうように感じるからかもしれません。

つまり、

夫婦や付き合いが長くなったカップルの場合、

夫や彼氏が求めてこないのは、
妻や彼女に魅力がないからではなく、
セクシュアルな衝動そのものが生まれにくくなっているからかもしれません。

もちろん、

それはそれで問題ではありますが、少なくとも

求められないのはあなたに魅力がないせいではない

ということは押さえておきましょう。


◎存在している価値に気づくこと◎

パートナーから求められないのは寂しいことです。

女性としての価値を認められていないよう感じることもあるでしょう。

でも、

だからといってそれがあなたに魅力がない
ということの証明にはなりません。

また、

彼が浮気や風俗に嵌っている。
というとき、

もう、自尊心はボロボロで絶対に許せないって思うでしょう。

でも、

そんな時でも彼の行動があなたの価値や魅力を評価する材料にはなりません。

もっとも、

そんな彼なら、きっぱりさよならしてしまってもいいのですが、
今もしあなたがよりよい関係をパートナーと築いていきたいと考えるなら?

より親密な関係性にパートナーシップの
ステージを変えていくチャレンジが有効です。

具体的には、

スキンシップとアイコンタクトに

重きを置いてみること。


夫婦や長く付き合っているカップルなら、
セクシーさとは別にでも、
ただ向かい合ってお互いの目を見つめてみるだけでもいい。

何だか恥ずかしかったり、

居心地の悪さや、
居たたまれなさを感じるかもしれません。

でも、

その感覚の中にネガティブな感じが含まれていなかったなら、
きっとそれは、性的な衝動ではなくパートナーの存在
そのものに惹きつけられている感覚です。


この感覚を味わうこと、
また味あわせてあげることが
パートナーシップをよりよいものに進化させてくれます。


大切なのは、

少しの努力とチャレンジ精神、


そして


もっと親密性を感じてみたい。
って思う、

そんな好奇心なのではないかと思います。