レディ“L”の肖像⑰ 別次元のサービス | A300yamadaのブログ

A300yamadaのブログ

現在、踊り子さんの世界に特化しつつあります。

このテーマの最初の記事はこちらです。

これはこの記事の続きです。

 L2”によるチャット出演がどの様なものか。その記憶を“L”の行為にたいする反発心からくわしく描写したい気持ちはあるが、それをすることに理解は得にくいと思う。

映像的には彼女の出演したアダルト作品で見せている行為と大差ないかもしれない。“L”のファンとして私がつらいのは、 “L2”がそのようなことを、一方でプロフェッショナルらしさを見せながら身をゆだねるように素の自分はこれだと嬉々としているようにみえることだ。

バイブがもたらす快感に抵抗しきれない姿を見せながら、立ち直るとさらにエスカレートしていく。演技としてではないことがこのサイトのパワーだし、演技でそう見せるメリットもそれができる下地も彼女にはないと思う。まさに別次元の“L”をみせているのだ。

場所は自宅室内だと“L2”が説明していたはずだ。多分本当だと思っている。

劇場で自分のパフォーマンスを精いっぱい見せて、観客に感謝してくれていると思っていたのに、帰宅するや、リモートでひそかに違う形の自分を見せて喜びを感じているように見えることはショックだった。劇場の姿はつらいのか。いやいや観客に見せているのか。

例えばポーズの見せ方にチャットでアドバイスが出ると、「プロっぽい」と無邪気に喜んでみせる。

しかしそれは彼女がプロだから言う感想だと思う。背後のゲスなロボットを見せて、彼女のSNSのプロフィール画像にも使われた人気SF映画のキャラクターに似ていると楽しそうに説明する。そういった無防備さの真意が私は知りたかった。

それに、いくら別世界とはいえトップクラスのストリッパーで、しかも映像作品も売り出しているくらいだから、顔はばれるのが当然だ。自分の人気をなめてもらっては困る。マスクはモザイク的に正体を隠せる道具というふうに捉えられていただろうが、今となってはお笑いである。だいいち私は劇場でマスクをしていて彼女に見つかったのだ。

中には正体がわかってチャットで彼女の実名を書き込む人間がいるに違いないのだが、彼女を呼び込んだ側の手で設定される禁止単語を伏せ字にするフィルターが働いているため、表示されることはないはずだ。恐らく本人にも読めないようになっているのだろう。それは平然と受け答えを続ける手助けにはなるだろうが、彼女にしてそれがわからないわけがない。

どうしても私には真意が理解できなかったが、彼女のストリップの演目でそのとき使っていた実物に違いない着物を、「秘密のイベント」で使ったと称して着て登場した回があった。

その演目は特別思い入れがある、とのちに“L”がツイートしている。“L”にとってその時点で“L2”としての出演を心から歓びとして行っていたと解釈するしかないのかもしれない。

このチャットには無料の画面を途中で有料に切り替える仕組みがある。“L2”の番組でもそれは行われる。

私は金を投じて有料場面を閲覧したことはない。ただし、「お試しタイム」というほんの数秒から数十秒の時間があって、私にFサイトのアカウントがあるため、そこで有料場面の一部が見られる。

お試しタイムはこのリモチャの仕組みを整備した連中が管理者として視聴者を呼び込む仕掛けとして設けているはずだが、どのような基準で「お試しタイム」を設定しているのかはわからない。出演者によっていろいろあるようで、“L2”は意外にそれが多かったと思っている。

有料タイムの映像のすべてが「お試し」として使われる対象になっていたのではなかっただろうが。