レディ“L”の肖像⑱ チャットの「差し止め」 | A300yamadaのブログ

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これはこの記事の続きです。

Fチャットの動画の解像度は我々が普段見るAV画像と比べてかなり粗かったが、リアルタイムで流される以上、当然無修正だ。アーカイブも同じである。それでも無修正で全裸出演した人たちが、その後次々摘発されるということがあった。新聞や週刊誌をもにぎわした。結果 “L”に累が及ぶことはなかったが、出演し続けていたらどうなっただろう。

L”のサイトFへのライブ出演がいつまで続いたか。またすべてのライブ放映がすべて録画アーカイブとして放映されたのかどうかはっきりはわからない。少なくとも私がアーカイブとして見ていたものは、189月の横浜の劇場出演時までのものだと思う。

いずれにしろ、その後まもなく新しいリアルタイムライブの放映はなくなったことはたしかだ。所属劇場からの追及もあって、出演ができなくなったのだろう。私が行なった劇場への告発が影響したのだろうか。

一方ストリップの出演については、“L”の説明では、頻度を減らすことにしたという。それは“L”が抱えた精神面での治療のためだという。劇場A以外については、間をおいての出演が続いた。しかし、それまでコンスタントに香盤が組まれていた劇場Aに関してだけは、しばらく出演がなくなったのは、このシリーズ3回目で明らかにしたとおりである。

ところで私は、事実を確認した後も正直に言って異常なレベルで、繰り返しランダムに放映される彼女のアーカイブ番組にアクセスした。無料の範囲だけの視聴であるが少しでも彼女の真意に近づきたかった。

私の精神的な特異性もあるだろう。そのことについては別の機会に説明したいと思っている。

それはともかく身銭を切らずに“L”、“L2”の行為を論ずるのは、卑怯と非難されるのかもしれない。そうかもしれないが、有料を利用すればそのやり方を認めることにつながるし、一体いくら怪しいサイトに投じてしまうのか怖かったというのもある。それに、“L2”に対して投じられた金銭が、特にアーカイブだけが流されるようになった後、本当に出演者の手元に届いたのか、きわめて疑わしく思っている。

私は“L2”のアーカイブ動画で彼女が視聴者に応対する姿についてくわしく把握しようとした。

スクリーンショットを無数と言っていいほど病的に撮って保存した。撮った画像を整理して、どんなことを見せようとしたかを把握しようとした。まさに病気だ。ただし動画としては画面をカメラで撮影するしかできなかったがほとんど撮っていない。

その後その膨大な枚数の画像は私のPCの仮置き場に置いたが、私の手違いでまとめて消してしまい、今はほぼ残っていない。

ただ唯一、その中の挑発的なポーズ(着衣)をトレースして、そのフォルムをそのまま生かしてイラストにしたものが1枚が残った。そのことについては別にエピソードを記したい。

アーカイブ映像が後々まで流され続けたのは“L”本人の意思ではないにちがいない。出演者からのコントロールが効かない危ない世界渡ったのだろう。

Fチャットのアーカイブ放映もなくなったのは、“L”の出演が止まっていた劇場Aへ復帰を果たした2019年の3月のことだったと思われる。

それ以前、“L”が劇場に出る頻度を減らしたのについては、精神的に負担があって、医師にかかるような状態になったから、と彼女はブログで吐露している。それも本当だと思う。そのこととチャットへの出演とは、どちらがどうとは言えないが無関係ではないだろう。

それには十分留意しなければならないだろうが、だからそのような出演については見て見ぬふりをすべきだったのだろうか。それは私にはできなかった。ストリッパーとしての彼女が存在し応援しようとする中で、ひそかに別の姿を不特定多数に見せていることについては知らないふりをするのが暗黙の了解にできるのか。

私にとって“L”の「Fチャット」出演がどう問題だと考えたかについて、次回話したい。