息子にもらった大きなプレゼント ^^ | やまびこDr.の診療日記

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人生の大事業の子育ては、ほとんどぶっつけ本番! 分からない事だらけで心配がつきません。
でも正確な情報を知り納得できれば心配は減らす事が可能です。
薬よりもっと大切な事をお伝えする小児科医のブログです。

昨日の父の日に、2000年生まれの数秘5番の三男からプレゼントをもらいました(コーヒー詰め合わせ)。^^ 

 

幼少期は、親の壁をぶっ壊す役の5番らしく、まあ言うことの聞かない、ビービー泣いてばかりの手のかかる三男でしたが、何とまあこんなにいい子に育ちました・・・(T ^ T)

 

数秘は、生年月日を一桁になるまで足すだけで、その人の持って生まれた特性が分かる不思議なツールですが、メカニズムはさっぱり分かりませんが、結果として幸せに導いてくれるのでそれでいいんじゃないかな?と感じているのです。

 

数秘など全く知らなかった20年以上前、なぜこの子はこうまで言うことを聞かないのか全く理解不能で、ただただ親としての「正しさ」をこの子のためと思って(思い込んで)押しつけまくりやがっていた、全くもって普通の「痛い親」でした。

 

子供達の親として、自分の両親の子供として、妻の旦那として、お子さんとお母さん達を診る小児科医として、様々な立場で様々な経験をさせてもらった今分かることは、「あーーーー、余計なことしかしなかった・・・」です・・・(T^T)

 

数秘に関係なく、子供達は大好きなお父さんとお母さんを幸せにするために、見た目嫌なことをしてくれます。

(例:デトックスのための嘔吐や下痢)

 

多くの親は、大なり小なり自分らしさを自分で封印して苦しんでいます。

自分の本当の気持ちや想いに気付かないふりをして、やりたいことを諦めて、やりたくもないことを無理にしています。

 

誰かの作った勝手なルール(常識/当然/枠/檻など)に、自分で自分を無理やり押し込めて、「自分らしくないよー」「生きづらいよー」と苦しがっているのです。

 

その「枠」を取っ払って、「もっと自分らしく自由に生きると楽だよーー!」って無邪気に全身で表現してお手本を示してくれているのが子供たちです。

 

表現方法は子供により違いますが、その中でも全力であからさまに枠をぶっ壊しにかかるのが、数秘5番なんだと思います。

 

「ご飯前におやつ食べちゃダメって言ってるのに、何で食べるの!」

 

「うーーー! だって!食べたかったんだもーーーーん!!!」

 

我が家ではこんな会話(?)がしょっちゅう展開されていました。

 

 

でもあれから20年以上経ち、子育てが終わった今振り返ってみて、「あー、息子が(暗に)教えてくれていたのはこういうことだったんだ・・・」と分かります。

 

食べたい時に食べる、怒りたい時に怒る、泣きたい時に泣く、その自分の本当の気持ち・要求に素直に従ってあげると、自分が自分らしくいられ、自分が喜び、結局は自分が楽しく幸せに生きていくことができるよ、ってことです。

 

人体はとても人間が理解できない代物(しろもの)だと心底感じていますが、地球に生まれてきたのは自分らしさを表現して幸せに生きていくためです(多分)。

 

どうしたら幸せに生きていけるのかを教えてくれるヒントが、この瞬間に(勝手に)湧いてくる想い・感情・感覚です。

それを誰かの都合で作った勝手なルールが阻んでくるのです。

 

だから、そんな枠を取っ払って、自分が今感じている感情・感覚に素直に従って生きていこうよ!と子供達はお手本を示してくれているのです。

 

それも知らずにさらに強い力で押し込めようとしてきたのに、それでもこんなに素敵な青年に成長した三男を見ると、「どんな子育てでもOK!」と心から思えます。

 

完璧な子育てができなくても大丈夫です。

 

そんなことより、親が我慢をなるべくやめていきましょう。

 

どうであれ子供は自分らしく育っていきますよ。^^