ヒッピーの聖地ゴアで、ぶったるんだ夜■Godinho B and R(ゴア)■ポークビンダルー他 | ☆やみちゃんの世界食べ歩き☆

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富山県射水市在住のカレー研究家、ブロガー。ブログは14年継続中。カレーの聖地イミズスタンの命名者として、各種新聞・雑誌、テレビ、カレーイベントでイミズスタンをPRしています!イミズスタンのzineも出版!「ROTI circle」を主宰。

 

カレー探偵、やみちゃん です。

 

 

 

インドタイ王国 遠征 2024 新春 

 

 

 

 

第3章 ゴア 編

 

 

 

#026 ゴアは、どんな場所? 

 

 

 

 

こうして私は、ムンバイを堪能した後、飛行機でわずか1時間、ヒッピーの楽園(?)ゴアへ。

 

 

 

 

数十年前、ヨーロッパからインドへと旅立ったヒッピーたちが最後に行き着いたのがゴアでした。

 

 

安く暮らせ、ドラッグもたっぷりあり、海で泳ぐ時は男女問わずフルヌードがふつう。

 

 

そうした場所でドロップアウトするのを望んだヨーロッパ人たちを、ゴアの浜辺は歓迎しました。

 

 

 

 

しかしながら、それから数十年が過ぎ、もうゴアはヒッピーの聖地ではなくなったと聞きます。

 

 

さらに、「インドでもっともインドらしくない場所」がゴアだとも聞きます。

 

 

 

はたして、カレー探偵やみちゃんがゴアで見たものは??

 

 

 

#027 ゴアの移動とビーチについて 

 

 

 

 

ゴアは思ったよりも広大で、しかも主要スポットがバラバラに点在し、移動に時間がかかることが分かりました。

 

 

空港から市街地(パナジ)まで40分。

パナジからビーチまで40分。

パナジから教会まで30分。

 

 

しかもアプリで呼べないので現地で流しのタクシーを拾う必要がありますが、パナジ以外だとすぐには見つからない状況です。

 

 

そういう意味で、短時間にビーチと市街地をホイホイ行き来する行動は難しく、じっくりと順路を練って行動する必要がありました。

 

 

 

また、ビーチは大小20以上あり、それぞれで定着している人人の傾向が異なります。

 

 

たとえば、インド人がワイワイ朝まで騒いでいるビーチもあれば、西洋人が騒いでいるビーチもあり、また富裕層が集まるビーチや、逆にバックパッカーが集まる安宿の多いビーチ、誰もいないさびれたビーチもあったりして、自分の好みでビーチを選ぶ必要があります。

 

 

たくさんのビーチを渡り歩き、自分で探索するには1か月は必要でしょう。

 

ですから、けっこう悩ましいところですちゃね。

 

 

 

#028 ゴアの10大名物料理について 

 

 

 

そんなわけで、私の場合は「ビーチは1つだけサクッと見学して、あとは市街地(パナジ)を中心にゴアの10大名物料理を食べる」ことを目的として行動することにしました。

 

 

そう、「ヒッピーたちを探して、一緒にドラッグとセックスに明け暮れ、ぶったるむ」というルートは捨てたのです。にゃはは。

 

 

 

さて、ゴアの”10大名物料理”ですが、

 

 

1.ポークヴィンダルー

2.ゴアンフィッシュカレー

3.シャクティ

4.カフレアル

5.蟹のXEC XEC

6.ゴアンソーセージ

7.ゴアンブレッド

8.ゴアンスープ

9.フェニー酒

10.ベビンカ(スヰーツ)

 

です。

 

 

私はこれらすべてを現地で、しかも地元民から絶大に支持されている名店で、しっかりと調査してきました。

 

 

これから読者の皆さんにしっかりとお伝えしていきたいと思います。

 

 

 

#029 Godinho Bar and Restaurant 

 

 

 

 

ゴアの中心地、パナジに宿舎をとった私は、晩ごはんを食べに出かけました。

 

 

インドの町には野犬が多い印象ですが、ゴアは富裕層が多く、ちゃんとペットとして飼われている犬がほとんど。野犬は見かけませんでした。

 

 

 

Godinho Bar and Restaurant

 

 

創業から歴史も古い名店へ。

 

 

 

 

クリスチャンが多い町なのでいたるところに飾り付けが。

 

クリスマスが過ぎてもお祝いムードは続いているようです。

 

 

 

 

西洋人の客もちらほら。

 

 

 

 

メニューには「GOAN SPECIALITY(ゴアの名物)」がちゃんと載っていましたよ。

 

 

おおっ、「ヴィンダルー」も「シャクティ」も「カフレアル」もあるじゃないですかー。

 

 

 

ポートワイン

 

 

まずは甘ーいポートワインでぶったるんだ夜!

 

 

 

ゴアンスープ(※10大名物)

 

 

はい、まずは10大名物の1つ、ゴアの野菜スープです。

 

 

これは2月のクロスベイ新湊「CROSS nation」でも「泥棒と探偵」として販売させていただきました。(※おかげさまで大好評、完売)

 

 

コンソメベースで、ベーコンの脂が入って、野菜の甘味が身体中に染み渡る美味しいスープでした。

 

 

 

チキン・カフレアル(※10大名物)

 

 

ハーフ(丸鶏半分)をぶつ切りにしたビッグボリューム!

 

 

遠いところで甘さも感じられる、黒いグレービーマサラが肉に絡みつき、ポートワインがススミマクリクン!

 

 

 

ゴアンブレッド(※10大名物)

 

 

ハードパンが好きならこれも絶対に好きになるやつ!

 

 

ポルトガルの影響を色濃く受けたゴアならではの素朴な田舎パン。

 

 

 

ビーフ・シャクティ(※10大名物)

 

 

なかなか来られないゴアなので、腹パンになることも辞さないでいろいろ大量オーダーです。

 

だって私はカレー探偵。

 

 

クローブと黒胡椒を感じるグレービーに、柔らかビーフがガン入り!

 

一番カレーっぽい料理でした。

 

 

 

ポーク・ヴィンダルー(※10大名物)

 

 

そしてゴアでも1番有名な料理、ヴィンダルーも忘れない!

 

 

なるほど、これが現地のポーク・ヴィンダルーかよ!

 

 

 

 

インド人の多くが宗教的に嫌忌する豚肉ですが、クリスチャンが多いゴアでは一般的です。

 

 

”皮付き”三枚肉がこれでもか、これでもか状態。

 

 

 

 

そして八角が香る、甘さもあるグレービー。

 

 

まるで”インド酢豚”と言っても良い料理です。

 

 

 

 

ゴア名物3点盛り!

 

 

 

探偵の食卓

 

 

 

 

豪快に手喰い!!

 

 

 

この店でテンションが上がって、ゴアの10大名物のうち、じつに半分の5品を食べた私。

 

 

もちろん、この後も、別の店でゴアの10大名物を食べ比べしていきますのでお楽しみに。

 

 

 

やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」

 

 

 

***

 

 

※今回の遠征記(ムンバイ、ゴア、バンコク)のもくじはこちら

 



※アムリトサル、ラホール、グジュランワーラー、ペシャワールの遠征記2023はこちら

 



※デリー、カトマンズ、コルカタ、バラナシの遠征記2020はこちら

 



※シンガポール、チェンナイ、マドゥライ、コーチの遠征記2019はこちら

 

 

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