ピアノを習うと頭が良くなる?
音楽のトレーニングと IQ の関係性
こんにちは!
茨城県牛久市でピアノとリトミックを教えている
木下ピアノ教室です。
お立ち寄り下さりありがとうございます。
もしあなたが、お子さんにピアノを習わせたいとお思いなら
質問したいことがあります。どうしてピアノを習いたい、習わせたいと思いますか?・子どもが音楽が好きだから・音楽が好きになってほしいから・ピアノが弾けたら楽しそうだから・ピアノ弾けるようになってほしいこういった音楽的なこと以外に・感性豊か、情緒豊かな子に育ってほしい
→ピアノを習うとそういうことが身につきそうかもしれないですし、中には、もっと他のスキル、
集中力、注意力、継続力がアップできたら?を期待されている方もいるかもしれません。
当教室では、入会時にレッスンにどんなことを望んでいますか?
というアンケートを書いていただきますが、
やはり、皆さん「音楽を楽しめる人になってほしい」とか
「指先を使うと脳にいいらしいので」などと記入されています。 では、IQは?ピアノを習ったらIQはアップするのかしら?ここにこんな興味深い研究があります。
大人における音楽の訓練、知能、実行機能の関連についてhttps://translate.google.com/translate?hl=ja&sl=en&u=https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6682658/&prev=search&pto=aue
音大に行って演奏家になった人たち101人が対象となっています。
楽器はあえていろんな楽器の演奏家を対象としたようです。
共通することは、音楽の訓練、音楽トレーニングを受けたかどうかです。
注目の結果は!!
どうやら、音楽の訓練、音楽のトレーニングを受けると
IQにいい影響が出るようです。
さらにこの論文では、参考資料として他の論文にも触れています。音楽トレーニングは、子供のIQにも良い影響が現れるという研究です。 音楽トレーニングと認知発達の関連◆Schellenberg(2004)では、144名の6歳の子供のサンプルのIQが、Wechsler Intelligence Scale for Children–Third Edition(WISC-III)によって 1年間の音楽または演劇クラスの前後に評価されました。著者らは、WISCスコアの事前テストに違いはないものの、対照グループと比較して音楽グループの子供たちの WISCスコアが大幅に改善され、 それに加えて、口頭理解や知覚的組織指数も向上しました。◆(2011)Schellenbergでは、9歳から12歳の106人の子供(半分は音楽的訓練を受け、半分は未訓練)が Wechsler Abbreviate Scale of Intelligence(WASI)でテストされ、音楽グループのIQが非音楽グループより高いという結果を得ました。加えて、小児期の音楽トレーニングは、学業成績への良い影響(Schellenberg、 2006)と言語関連能力の向上(Moreno、2009;Françoiset al。、2013)が報告されています。
実行機能については、次のブログで紹介しますね
おまけ・・・ウェクスラー式知能検査は児童期や成人期において
もっともよく使われる知能検査だそうで、
受験者の年齢に応じて、種類も分かれており
この研究では、
16歳〜89歳対象のWAIS (ウェクスラー成人知能検査第3版)が使われました。
WAIS-IIIでは「言語性IQ (VIQ)」と「動作性IQ (PIQ)」と「全検査IQ (FIQ)」という
三種類のIQが測定されるのだそう。 「言語性IQ」とは、「耳で聞いた情報を処理する能力や言葉を使って考え、
表現する能力」を示すIQです。 「動作性IQ」とは、「目で見た情報を処理する能力、
非言語的な知識や空間的な動きを把握する能力」を示すIQです。 「全検査IQ」とは、「言語性IQ」と「動作性IQ」から
算出される総合的な知的発達の水準を示すIQです。
そして補助検査として、WMI についても調べられました。
WMIとは、ワーキン グメモリ(working memory:作業記憶,作動記憶)
そして、注意力その結果、そのすべてで演奏家グループは、最高成績だったそうです。
次回に続きます
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