複利運用について。 | 魔法使いノリィの、ノリーズブートキャンプ!

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こんにちは!
当ブログでは、主に人間関係を円滑にする方法について思いついた事を書いていこうと思います。
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人生は複利計算である。

これが僕の中のテーマとなっております。最近そんな本ばっかり読んでます(笑

かの世界一の投資家、ウォーレン・バフェット氏は11歳から株を始めて、その後一貫して利益をあげ続けた素晴らしい賢人です。

       年 20% 10%       年 20% 10%
1 1.2 1.1 26 114.5 11.9
2 1.4 1.2 27 137.4 13.1
3 1.7 1.3 28 164.8 14.4
4 2.1 1.5 29 197.8 15.9
5 2.5 1.6 30 237.4 17.4
6 3.0 1.8 31 284.9 19.2
7 3.6 1.9 32 341.8 21.1
8 4.3 2.1 33 410.2 23.2
9 5.2 2.4 34 492.2 25.5
10 6.2 2.6 35 590.7 28.1
11 7.4 2.9 36 708.8 30.9
12 8.9 3.1 37 850.6 34.0
13 10.7 3.5 38 1020.7 37.4
14 12.8 3.8 39 1224.8 41.1
15 15.4 4.2 40 1469.8 45.3
16 18.5 4.6 41 1763.7 49.8
17 22.2 5.1 42 2116.5 54.8
18 26.6 5.6 43 2539.8 60.2
19 31.9 6.1 44 3047.7 66.3
20 38.3 6.7 45 3657.3 72.9
21 46.0 7.4 46 4388.7 80.2
22 55.2 8.1 47 5266.5 88.2
23 66.2 9.0 48 6319.7 97.0
24 79.5 9.8 49 7583.7 106.7
25 95.4 10.8 50 9100.4 117.4
 

しょぼい表になりましたが、年20%で運用した場合と、10%で運用した利回りの表です。
僕は左の、20%の利回りというものと競争しているつもりです。勝手に争ってるので、M的なプレイですが・・・(笑

20%の利回りで資産を増やす。これは非常に難しいと思いがちです。
20%で運用するとどうなるか??

4の倍数ごとに見ると非常に分かりやすいと思います。
1万円を最初に突っ込んだとして、そのまま利益も再投資に回すとすると。。。2割の利益を上げ続ければ・・・4年後の数字は、2.0736=約2.1万円です。4年で倍になるんですね。
それをさらにつづけたら、8年で・・・12年で、と2倍になり、15年でなんと15.4万円になるんです。その後も増え続けた場合、30年で237万円、そしてなんと51年目には???

さて、これが複利の凄い所。借金も全く同じで、むしろそっちで例示する方が現実味があって涼しくなれるのかもしれません(笑

表からわかる通り、とにかく複利で儲けるコツは
・早い段階に
・高いクオリティで
・続ける事
の3つです。

これを続ける事によってのみ、10000倍という果実が手に入るわけです。36歳の僕であれば、86歳まで2割のパフォーマンスで、投資のみの口座や不動産でブン回した場合には100万円が100億円になるわけですね。もっとも、ある程度以上の金額になると、分散投資、と思ってもそれぞれの額がでか過ぎて、そのチャンクに合わせた投資手法に変わらざるを得なくなりますが。
ある時、老後に年間100万円余分に必要だ!となった時、1億円のお金を持っている人と300万円しか持っていない人。どちらの投資が危険度が高いのか?というよりも、選択肢そのものがどれだけ残されているか?これは重要です。

話は最初に戻りますが、毎年2割、と言ってもそんな虫のいい話は特にありません。ただ僕は、4年で倍となると話は別なんじゃないかな、と思ってます。
全開の小泉政権でのプチバブルの時、その前のライブドアショック前、ITバブル、などなど、なんやかんやで短期的にドカンと上昇する時はあります。そんな時にしっかり拾っておけば、生涯成績など、こだわらずとも付いてくるんじゃないかなというのが僕の意見です。この度も、昨年11月までに仕込み終わっていれば、2割と言わず、数年分の旨みは手に入れる事が出来てるんじゃないかなと思います。

さて、そんな複利ですが、同じように人生についても言えるんじゃないかと思います。投資の話がしたくてこの記事を書こうと思ったのではありませんでした(笑
例えば先日も世界陸上、なんてありましたが、あれも言ってみれば複利と考える事が出来るのではないでしょうか。
毎日毎日、起きてから寝るまでの間ずっとトレーニングをし、食事もコントロールし、他人の走り方などを見て研究していざ本番に挑んで成果をあげる。
一発勝負に思えますが、これも複利でございます。毎月じわじわと成果が出るものもあれば、一発勝負のものもあります。努力研鑽してきたからボーダー以上に引っかかった!というケースですね。

仕事に於いて、一つ一つの事象を見据えてそれをしっかり受け止めて分析し、毎日毎日研鑽する人と、それぞれの事象は運や景気が左右するもので、一人や二人の力でどうこう出来るものではないと思っている人。今日明日明後日、1か月やそこらではその差は分からないかもしれない。能力や経験でカバー出来るのかもしれませんが、一年という複利は物凄いものがあります。何度か目のあたりにしましたが、人が本気になって毎日挑めば、100%ブレイクスルーがあると信じてます。意外と早めに。

365日24時間。これは誰でも共通ですが、24時間のうち、未来に向けて使う時間。これは共通ではありません。毎日を真剣に、自分に妥協しない人と、毎日真剣なんだが自分に弁解してしまう人、毎日妥協しながら生きている人。これは複利運用の成績に確実に響きます。

大人になると、目に見える成果が本当に欲しくなります。資格のテキストであれば、勉強を始めて30分もしないうちに、「このテキスト何ページまであるのかなあ。」って気になってページ数を見てしまう事ってありますよね。でも、オリンピック選手のような頂点を目指す人は、そうなるための方法とそれを手に入れた時の達成感を「知っている」からそれに挑む事が出来るんだと思います。

毎日色んな誘惑や、作ろうと思えば用事なんて腐るほどあって、そんな中でも毎日時間を割いて学ぶ、なんてことは言うは易く行うは不可能に近い、なんて感じですが、そうであってもやり続けた者には大いなるリターン、50年で1万倍という果実は手に入るのではなかろうかと思います。
生まれた環境、それに気づくまでの運や流れ、そして将来自分が立って居たい目的のポジションによって、日々費やさなければならない時間とお金が違いますので、「現状と将来ありたい場所」が分かれば毎日、毎月、毎年何%の運用をしなければならないかが決まるものだと思います。


「学生時代、もっと頑張っとけば良かった」
このフレーズは、頑張った人も頑張ってなかった人も言うセリフだと思います。
ただこの後に続くフレーズにこそ違いがあります。
「だから私は○○」
○○に、「頑張って未来を良いものに」が入るのか、「ダメなんだ」が入るのか。

人生も複利だとすると、果てさて。10代でそのことに気づけばいいですが・・・20代で・・・30代で・・・うーん。
ただ、20歳であろうと30歳であろうと70歳であろうとも・・・「10年前は本当に若かった」と思うそうです。ですので、考えを改めるのであるならば、今日が最短。
しかしながら努力や自己研鑽に関しては、その果実も分割で享受するもの。
TOEIC500点の人が、「さて今からTOIEC860点目指すぞ!!」と言っても、はや60歳の場合には話が全く変わるわけです。恐らくその目的は、ボケ防止とか・・・・・

人生の複利運用も、早く、濃く、長く。ただ、遅くなればなるほど頂上の高さも果実も少なくなり、心が折れやすくなります。
過去に戻る道具がまだ発明されていない以上、昨日までの自分と決別してスタートするならば今日スタートする事が最速最短で唯一の答え。

さあ、共に人生の複利運用、頑張りましょう。