人間に関わり探求する仕事に就いて26年になると思うと自分でも驚いている。
しかし、未だわからない。
わかるのは自分の気持ちだけだ。
振り返ると全ての経験が学びでもあるがそれは本人にしかわからない。
私は仕事で多くの人に関わっています。
皆それぞれに全く違う個性があり、異なる意見や考え方を持っています。
私はどんな意見を聞いても否定しません。
当たり前のことですが
私はこの数年の短い間に何故か男女間の問題に向き合わされました。
それまでは世界のことや政治、人間の心理、成功哲学や自分自身にしか関心がありませんでした。
長い間、仕事に没頭し、男性的な成功哲学を学んできた私は社会的な成功を得るために努力してきました。
巷に溢れているわかりやすい文章は私はあまり好きではありません。
何故ならば心の奥深い琴線に触れないからです。
何が言いたいのかというと、わかりやすく言えば行間を読む力かな。
本当に伝えたいことは文章では無理があります。
例えば男性脳は理論で伝えます。
しかし、女性にはあまり響きません。
感性が伝わらないのです。
女性は体全身で感じる生き物ですから。
ここで男女間の小競り合いが始まりますが私はもう争いはうんざりです。
男女間の、どちらが勝っていてどちらが劣っているか、そういった勝ち負けではなく、差異をお互いに認め合うことが重要です。
女性は子供を産み育てるため現実を重視せざるを得ませんがだからといってロマンチックな男性性がないわけではありません。
婚姻制度は忌み嫌われる傾向がありますがこの3次元社会では必要なことです。
私は仕事をしてきて、男性が推し進める女性の社会進出には疑問ばかりです。
では子供は誰がみるのか。
子育てはハプニングだらけで今の男性社会の仕事に集中できません。
パートナーは理解しようと頑張ってくれています。
日本は借金が膨大で子供を犠牲にしても税収の
増大を期待しています。
これは男性性が暴走した結果です。
最近養老孟司さんにはまっています。
やはり若い男性が自己実現の話や好きなことをすることなど語っていますが養老さんの言葉が私にはしっくりきます。
アメリカから入ってきた本はほんらいは日本向きではなく、日本が古来から持っているものこそ本物と思っています。
日本ほど言語が発達し一つの文字でも状況により使い分けている国はないと思います。
それは女性性が鍵を握っています。
漢字一つでも様々な意味を持ちます。
漢字一つから汝と自分の関係を作るのは感性です。
今日もとりとめのない話を読んで頂いてありがとうございます。