●0−3歳のスマホ・タブレットとの付き合い方−4【追視遊びをする】
こんにちは。乳幼児子育てサポート協会の行本(ゆくもと)です。
連載でお伝えしている、スマホ・タブレットの付き合い方。
今日は「追視遊びをする」についてお伝えします。
追視とは
赤ちゃんが、目で物を追う
ということ。
やり方は、とっても簡単。
【追視:基本のやり方】
⓪ 赤ちゃんが好きな体勢で
①20−30センチくらいの距離で、おもちゃを見せる
②赤ちゃんが、しっかりおもちゃを見たら、おもちゃをゆっくりと、左右に動かす
③左右の動きに目がついてきていたら、上下に動かす
これを、何回か繰り返すだけで、目の動きのトレーニングになります。
スマホやタブレットを見ていると、目の動きが悪くなるんです。
動きが悪くなるだけではなく、内斜視になることも、今とても大きな問題になっています。
目の動きが悪くなると
・距離感が掴めなくて、歩いている時に、自転車などを避けにくくなる
・転びやすくなる
→交通事故に遭いやすくなる
・板書がしにくくなる
・本が読みにくくなる
→学習に大きな影響が出る
などの弊害が出てきます。
内斜視になってしまったら、専門家にかかり、治療が必要になります。
内斜視になる前に、追視をするだけでも、目の動きのトレーニングになるので、上記のような弊害が出にくくなります。
(もちろん、スマホなどを長時間見せない、距離を取るということは大切です)
追視遊びは、下記のようなアレンジもできます。
・おもちゃを、前後(距離感を変えて)動かす
・動かすスピードを速くしたり、遅くしたりする
・円を書くように動かす
・八の字に動かす
・バランスボールに座って、追視遊びをする
お子さんの目を守るためにも、ぜひ、日常の中に追視遊びを取り入れてみてくださいね。
最後に…
大人も、スマホから離れる時間を作りましょう!
スマホやタブレットは、子育てのスケジュール管理や、病院の予約、買い物メモなど、ママたちにとってなくてはならない道具だと思います。
実際に、私もかなり長時間、スマホやパソコンを見ています。
でも、大人がずっとスマホやタブレットを見ていたら、子どもが真似するのは当たり前。
また、目が疲れるのは当然として、肩や頭が凝るし
SNSを見て、焦ったりモヤモヤすることも多いのではないでしょうか?
つまり、心身を疲れさせるという悪影響もあるんです。
必要な時には思いっきり使うけど、大人もスマホから離れる時間を作る、も、ぜひ意識してみてくださいね♪
ということで、5回に渡り
0ー3歳のスマホ・タブレットとの付き合い方をお届けしました。
少しでも、子育ての役に立てれば嬉しいです。
子育ての疑問や質問には、YouTube「ママサポ・チャンネル」でお答えしています!
ぜひ、ご覧ください♪
乳幼児子育てインストラクター ベビーマッサージコース 常時募集中。まずは、無料説明会へ!
●行本の講演スケジュール
社会福祉協議会や児童館などから講演のご依頼を、いただいています。
●公式ライン
子どもも親も笑顔に♪子どもの自尊心もスクスク育つ、らくらく子育て 5つのコツ
を無料配信!
◆子どもも親も笑顔に♪子どもの自尊心もスクスク育つ、らくらく子育て 5つのコツ(無料メルマガ)