綿菓子のいえ -5ページ目

猫の脱走-8【シオがいた!】

アニマルコミュニケーターさんが教えてくださったお宅(H宅)が見つかり

早速カメラの設置もお願いしてみました。

 

だがしかしコミュニケーションが取れず難航‥。

それを近所の方に相談すると「親戚がいるから、そこに話しを通してもらったら?」

というナイスなアドバイスを頂き、早速親戚のお宅を訪問しました。

 

そこで何とシオの目撃情報を得たんです!

「11月上旬の朝8時頃、H宅の猫と長毛の白い猫が庭で日向ぼっこしていた」

 

やっぱりH宅にいるんだ‥。

早くカメラを設置させてくれ!!!

(何故以前聞き込みした時教えてくれなかったんだろう?と思ったけど、イマイチ自信がなくて言えなかったのかな?)

 

3,4日のカメラの設置許可を得て、

H宅の外飼い猫ちゃんの置き餌の近くにカメラを置かせて貰いました。

 

しかし‥またしてもシオは写りませんでした。

 

新たに探偵さんも雇って聞き込みも念入りにして貰い、

再度アニマルコミュニケーターさんに依頼。

 

    

石臼のような(水が溜まる)ものが庭にある

 

透明な水色?のゴミ袋(落ち葉?が入っていてパンパン)が2つある

 

嘘の様な本当の話でまたそのお宅が見つかりました。

 

 

 

しかもそのN宅の方が12月上旬に庭を通る白の長毛猫を見たと!あんな野良猫いたかな?と思って覚えていたらしい。

(だからどうして皆んな聞き込みの際に教えてくれないの‥)

 

探偵さんにカメラ設置を依頼して契約期間は終了しました。

 

そして翌日

念願のシオが写りました!

(電池交換の際、カメラの日時を設定していなかったので日付は違います)

 

嬉しくて嬉しくて無事に保護出来た訳でもないのに既に保護出来たかの様に嬉しかったです。

 

 

 

 

 

猫の脱走-7【アニマルコミュニケーターさん】

シオが暗視カメラに写ってから数日間、

同じ場所と、周辺の猫が通りそうな場所に10個のカメラを仕掛けました。

 

しかしシオがカメラに写ることはありませんでした。

 

オンラインフォローの探偵さん曰く

「シオ君の通り道だったのかもしれませんね」とのことだったので

改めて一軒一軒聞き込みと捜索をしました。

 

それでもめぼしい情報は「11月上旬白い猫が庭を走って行った」というものだけでした。

 

前後しますが、Sさんの奇跡が起きる少し前から

私の検索ワードは「迷い猫 探し方」から「猫 気持ち」に変化をしていました。

 

猫の気持ちが分かったら、シオがどこに身を隠しているか分かるかもしれないと

猫の本も読んだりしていました。

 

そしたら、あるページに辿り着きました。

 

それはアニマルコミュニケーターさんのインタビュー記事でした。

 

オンラインで動物の捜索も行ってくれるとのことで

もしかしたらシオの居場所が具体的に分かるんじゃ無いかと11月末、予約の申し込みをしました。

 

怪しげな宗教にのめり込む時ってこんな感じなんだろうか‥。

わかんないけど、とりあえず、シオに辿り着くヒントが欲しい!!

 

私はアニマルコミュニケーターさんを信じることにしました。

 

予約が取れたのは、シオが初めてカメラに写ってから10日後でした。

 

アニマルコミュニケーターさんはシオが脱走した理由 → 最初どこに行ったか → 次にどこに行ったか

そして今見ている景色を教えてくれました。

 

    

日本家屋。門扉がないお家で、道路から玄関までが坂の長いアプローチになっている。

倒木と大きなゴミ箱が2つある。

 

エッ、倒木?!

そんなの、イヤイヤイヤ、無くない?!

 

そう思いながら週末探しにいきました。

門扉が無く、玄関までが坂のアプローチになっているお宅は数軒覚えていたので、

猫がいるかもしれないから敷地内を見せて欲しいとお願いしました。

 

すると、該当する一軒のお宅は、何というか人とコミュニケーションを取るのが難しい方が住んでおられて

上手く話しが通じなかったんです。。。

 

それを見兼ねて向かいに住む奥さんが(11月上旬に白い猫が庭を横切ったと情報をくれた方)

「この人達、猫探してるんだって。庭見せてあげな?ね?」と。有難いです。

 

そしたら‥あったんです。

ゴミ箱が2つ、もちろん坂のアプローチ(画像奥)。

 

そしてお庭の南側に倒木ね。

 

鳥肌が立ちました。

アニマルコミュニケーターさんを信じて依頼したつもりでしたが

改めてその能力の凄さに驚きました。

 

猫の脱走-6【シオは生きていた】

絶対にシオだ!!!

 

そう思ってはいましたが、念の為ブリーダーさんにこのフォルムはラグドールっぽいか確認して貰いました。

シオのブリーダーさんは動画を何度も確認してくださり

「身体のフォルムと、おでこの形はラグっぽい」と。

 

 

ブリーダーさんにとっては、大事に育てて譲ったシオを脱走させた上に

荒い画像でラグかどうか判断しろだなんてどんだけ厚かましい奴なんだと思ったかもしれません。

でも、必死で‥背に腹でした。

 

Sさんからの情報でカメラにシオが写り、

ブリーダーさんからもラグっぽいというお言葉をいただき、喉の奥がぐっと熱くなりました。

 

シオは生きてた!!!

ここで飼い主が見つけるのを待っててくれた!!!

見つけて欲しくてSさんに念のようなものを送ってくれたんだ!!!

 

後にSさんは言いました。

「保護猫問い合わせの電話の後、どこに行っても何をしててもラグドールが目に入ったの。

こういう時って、縁がある?波長が合う?時が多いから、あなたの猫に集中してみたの。

そしたらシオちゃんがここにいるよってパワーを送ってくれたのよ。

気持ち悪がられるから普段は言わないんだけど、あなたもシオちゃんも必死だったから電話してみたの

過去に一度だけ迷い猫を見つけた事があるのよ。今回も役に立ててよかったわ」

 

この日は久しぶりに笑顔で預け先のTさんと会話する事が出来ました。

生きていてくれて本当に良かったと、何度も繰り返し、何度も泣きました。