頭痛の原因と痛みの作用について|墨田区で頭痛の症状でお悩みの方は体の総合ケアグリーンバランスへ | 体の総合ケア グリーンバランスのブログ

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墨田区にある整体 鍼灸院、体の総合ケア グリーンバランスの院長、片山です。

頭痛は、日本人の約8割が経験することがあると言われるほど、身近な症状です。頭痛の原因はさまざまですが、大きく分けて以下の3つに分けられます。

  • 緊張型頭痛

頭の両側や後ろに、締め付けられるような痛みが起こる頭痛です。ストレスや疲労、睡眠不足、眼精疲労などが原因で起こります。

  • 片頭痛

頭の片側に、ズキンズキンとした痛みが起こる頭痛です。光や音などの刺激に敏感になることもあります。女性に多い傾向があります。

  • 群発頭痛

頭の片側に、激しい痛みが起こる頭痛です。数週間から数ヶ月にわたって、毎日または隔日で起こります。男性に多い傾向があります。

 

頭痛はなぜ起こってしまうのかということの前に、痛みの作用についてお話をさせてい頂きます。

痛みとは、私たちの体に何か異常が起こっていることを知らせる警告信号です。痛覚は、私たちの体を守るために必要な感覚なのです。

 

痛覚の作用

痛覚には、以下の3つの必要性があります。

  • 危険を回避する

痛みを感じることで、私たちは危険な状態から回避することができます。例えば、熱いものに触れると、痛みを感じて手を離すことができます。また、怪我をすると、痛みを感じて動かすことができなくなり、さらなる怪我を防ぐことができます。

  • 損傷を修復する

痛みを感じることで、損傷した部位を修復することができます。例えば、筋肉を痛めると、筋肉に炎症が起こり痛みを感じます。その痛みが修復を促す働きとなるのです。

  • 病気を治す

痛みを感じることで、病気の存在に気づき、早期回復につなげることができます。例えば、病気によって炎症が起こると、痛みを感じることができます。この痛みによって、病気の存在に気づき、脳が早期の回復を促進させるためのスイッチを入れてくれるのです。

 

痛覚の役割

痛覚は、私たちの体を守るために重要な役割を果たしています。痛みを感じることで、危険を回避し、損傷を修復し、病気を治すことができます。痛みは私たちの生活の質を低下させることもありますが向上させることもあります。痛みがひどい場合は日常生活に支障をきたすこともあります。また、痛みによって精神的な負担を感じることも少なくありません。しかし痛みは人間や動物のような脊椎動物のほとんどに備わっており、面倒で厄介とも思えるその痛みにも無くてはならないからこそ退化させずに引き継いで来ているのだと思います。実際、先天的無痛症と診断された方の平均寿命は40歳というデータがあるそうです。痛みには体を回復させるために欠かせない存在だけに留まらず、インスピレーションを高め、生きる力を与えてくれる存在でもあると感じます。痛みがあるからより強い体にしようとしてくれると考えています。なので痛み止めのような薬で痛みを止めようとしたり、痛みを消し去ろうとする処置はやむ負えない状況を除き安易にするべきではないと思います。むしろ一時的に痛みを増幅させる方がより速い回復とより確実な修復に繋がると考えています。頭痛には体が弱ってしまったから起こるのではなく、弱った体を良くしたいから頭痛という厄介な症状を出しているのです。それをむやみに痛み止めを使ったりすることはかえって体を弱め、体との信頼関係を崩してしまう要因になると考えます。

 

頭痛の対処法

頭痛になった場合や慢性的に頭痛が起こってしまう人に対してどのようなアプローチをするかと言えば、痛みを一時的に増幅させることを行います。

例えば鍼灸治療や整体によって炎症を広げるような方法を取ります。痛みがある箇所に刺激を加えることを行い、痛みを活性化させるイメージで行います。例えるならば、火傷をした時に患部を冷やすのではなく温めるようにするといったイメージです。温めた方が一時的には痛みは増幅しますが、痛みが引いてくるのも早いですし、修復も完治に向かいやすいです。風邪を引いても熱を下げるのではなく、上げる方向に力を注ぐ方が早く確実に修復に向かうと実感しています。風邪は一般的には3日から一週間が回復には必要といったイメージがあるかと思いますが、それは治し方が症状を抑える方向の治し方だからそうなるのであって、症状を増幅させる方向への処置を行えば、約半分で回復が見込めると感じます。(私個人の体験によるものですし個人差があります。また、上記の治し方をお勧めしているわけでもありませんのでご注意ください)