夢の魚 漆黒の闇~20年越しの夢 四万十川~ | 水際で遊ぼう!

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アカメに魅せられて高知に移り住んじゃった
おバカな独身男性の釣り紀行!
明日も来週も来年も釣り出来るかな!
釣り出来るといいなぁ^^

いい釣りを何時までも!!

思い立ったら行動がおいらの悪いとこでありいいところ?でもあるかも! 
そしていざ!清流大河四万十へ~~~~ 

昔はめちゃくちゃ遠かった四万十にあっ・・という間に到着 

アカメ釣るなら絶対に四万十川なんて昔は言いながら通ったのでしたが・・ 
遠い・・高速代&瀬戸大橋(当時は明石海峡大橋がまだなかった) 
貧乏なのにお金がかかる・・ 
そして、あたらない、釣れない、眠い~~筋肉痛 
そんなこんなで高知は東よりにポイント変えて四万十通いを挫折した分けなんですが。 

初日 
北風ぴゅうぴゅうで風波も立って実に・・・ 
へこたれる感じ;; 
しかし!景色は最高! 
昔このロケーションに憧れてがんばったものなんですがw 
来たからにはがんばる!っとタックルセット 
漆黒の闇を朝までレッツエンジョイ・・・ 
で、、、当然!あたりません釣れません・・ 
そして闇をゆっくり押し退けながら朝がやって参ります 
「ほえ~ねむい~寒い~」なんていいながら 
ルア~を巻いてるとなんか茶色い影がついてくる・・・・・・ 
「あぁ・・あかめかぁ・・」 
完全に疲労で寝ぼけてます・・ 
「って!来た!!」 
っとルアーのすぐ後ろまで来て反転 
食いつかない;;;;;;; 
と言うわけで初日終了 

ちくっと漁港なんかに遊びに行って 
竿とルアーだけもって行ったんでランディングツールがございません・・ 
そんなときに限って釣れちゃう・・オーマイゴ~!! 
シーバスがヒット!!!まぁまぁある! 
しかし足場が高い、ラインを持って抜き上げるけど重い!! 
「あ!いて~~~っ!!」 
指にラインが食い込んで血がだらだら 
我慢して抜き上げる 
80ちょいのマルスズキゲット! 
「指痛いやんけ~;;」 

そして眠気がいいあんばいなんで睡眠タイム 

二日目はチーム サブマリンの安光さんと滝本さんが合流予定! 
初日に比べて風もましで波気も穏やかしかし・・ 
さかなっけが全然感じ取れません、、、 
「はぁあああ・・やっぱり手強いな四万十;;」なんて暗闇でポイント見てると 
四万十の大将「安光さん」登場! 
安光さん「おぉどうや~やってるかぁ」 
おいら「いや雨が少し降ってたんでいまからです」 
安光さん「そうか、なんや水面しずかやの~これはしずかすぎるにゃ」 
「おい~これ釣れるかぁ?これは厳しいやろw」 
おいら「ですよねぇ^^;」 
安光さん「まぁせっかくやからやろうかw」 
「こんなに静かだと釣れる釣れないは別としてやる気がもたんにゃww」 
おいら「はいwやっぱり過酷ですよねw」 

二人でぶつぶつ言いながら釣り開始 
冷たい四万十の水の中にどぶどぶ浸かっていきます 
ポイントは障害物の全くないフラットなエリア! 
シモリも橋脚もないストラクチャーのないところ、これが四万十サブマリンスタイル 
そのかわり全くさかなっけがないときは釣れないエリア 
何かに巻かれて切られたりするのは絶対タブー! 
そして餌を求めて回遊してきた個体のみを狙う!回遊まち 
ところが開始して直後 
トップでねらい始めた安光さんの方から補食音が 
安光さん「でたっ」 
「おい、いまでたぞ。」 
おいら「さかないますね^^」 
数回投げてると滝本さん登場 
滝本さん「どうもどうも昨日はこれなくて申し訳ない」 
「あ~しかし静かだにゃ・・これは厳しそうですね」 
おいら「いえいえ!それよりさっき出ましたよ」 
数分会話して釣り開始! 
滝本さんはかなり遠くの方に入るといって闇の中に消えていきました 

またまた安光さんと並んでキャスティング! 
並んでと言っても二人の間は50メートル位 
でも静かなんで普通に会話もできる 

なげて~なげて~と 
頭の中は釣れない気分でいっぱいww 
いい時期の四万十でも手強いのに水温も落ちだして 
かなり状況は悪い!でもほんの少しだけチャンスはありそうで 
結果を出すには投げまくるしかない! 
「ほえ~厳しい」と呟いたときでした!! 
ドッ!!鋭い手応えが 
おいら「あ!ヒット!」 
安光さん「きたか?やったか!」 
ドバドバッバッシャ~ン! 
いきなり水面にアカメが顔を出してエラ荒い 
ぷい・・・・・テンションがぬけました・・・・・ 
おいら「ごめんなさいバレました・・www」 
安光さん「ぷっww」 
「おいおい~なにやってんだw」 
「四万十じゃぁあたり出すのもなかなかないのにw」 
「これで終わりかもよw20年越しの四万十のアカメやったのに」 
「あ~あwww」 
おいら「はぁ~~~~~~~残念;;」 
安光さん「まぁまだ時間は早いからチャンスはあるかもね」 
騒ぎを聞きつけ戻ってきた滝本さんと3人でポイント休めもかねて 
休憩タイム 
滝本さん「奥の方まで様子みに行ったけど気配ないね~」 
安光さん「まぁバイトがあったけんチャンスはあるかもしれんから」 
「もうちょいがんばろ」 
安光さん「おい桜井!おまえ~いままで何匹アカメ釣っててあんなことやっとんねんwww」
「おもろいの~ww」 
おいら「はいwパニクりました」 
「あたまが真っ白にw」 
そして今度は3人近くで釣り開始 
・・・・ 
・・・・・・ 
釣れないモードだったおいらはやっとスイッチが入りww 
真剣にアカメと会話スタート! 
・・・ 
・・・・・ 
・・ 
・・・・・・・・ 
ゴッ!ガンッ!鋭い手応えが!!! 
おいら「よっしゃっ!」 
安光さん「やった?」 
ドラグがじ~~~~~~~~! 

「ぷっ」テンションがぬけた~~~~~~;;;;;; 

おいら「あっ・・・・」 
「ごめんなさいバレました・・・」 
安光さん「おいおいww」 
「四万十で2回もバイトさしてw」 
「ありえね~wもうないぞww」 
おいら「はい^^;すいません」 
こっそりリールのブレーキをかなり弱める 
安光さん「1バイトに2バラシかぁチャンスはあるな^^」 

おいらは超真剣モード突入! 
絶対とりたい!釣り上げたい! 
初日に痛めた腕が限界に痛いけど・・キャスティングに力が入る! 
リーリングは超デッドスローでおいらの奥の手!w 
その名も「きがきぬけぬけふにゃふにゃリトリーブ」・・w 
ロッドを持つ手の力も抜くのが味噌w今年はこれで数匹釣ってる禁断の秘技w 

・・・・ふにゃふにゃ~・・ふにゃふにゃ~・・へろへろ~・・ 
・・ 
ドッ! 
来た!!!!! 
おいら「よっしゃっ~!」 
「来ました~!!!!!」 
ドラグがび~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~! 
緩めすぎで音が変wwwwww 
安光さん「おっ!やったか!」 
おいら「ちいさい!けどwチイサいけどっ!」 
ドラグがび~~~~~~~~~! 
ちょっとドラグ閉めるw 
安光さん「やったな!」「よっしゃよっしゃww」 
「ばらすなよ~w」 
おいら「はいっwwやったぁ~」 
安光さん「3どめの正直やのうw」 
アカメが水面を割った 
ドババババッシャ~ン!! 
安光さん「おいっ慎重にいけよ」 
「足使ってファイトしろよ!こっちに寄せてこいっ」 

アカメが跳ねる跳ねる! 

おいら「あ~やったぁうれし~!!」なんかのDVDのワンシーン見たいw 
安光さん「あほっ慎重にいけw」 
おいら「はいw」 
「まだ取り込んでませんからねw」なんかのDVDのワンシーン見たいw 
ドバッ! 
アカメが最後の抵抗しておとなしくなった^^ 
足元は水深数10センチあるなしの所まで寄せてきた 
もう大丈夫^^^^ 
安光さんがフィッシュグリップでアカメの唇をつまんだ! 
おいら「やった~~~」 

安光さんとガッツリ握手!! 
安光さん「やったなぁおいっ!」 
おいら「ありがとうございます!ありがとうございます」 
滝本さんも駆けつけてきた 
滝本さん「おめでとう~~~~!」 
滝本さんとがっちり握手!!!! 
おいら「ありがとうございます!ありがとうございます!」 
アカメを寄せてきてキッ!と見つめ~・・ 
「うわ~嬉しい!ありがとう」 
「ありがとう!」 




四万十川のアカメにして 
狙ってるサイズにしては全然小さい73センチ 
でも夢の地「四万十川」のアカメ! 
サイズじゃないねんなぁ~やっぱり^^ 

安光さん「おいっ浦戸のアカメとなんかちがうか?」 
おいら「ええ!ちがいますよw」 
安光さん「引きとかエラ荒いとかwなんか違うんかい?w」 
おいら「それは同じです^^」 
安光さん「なにが違う?^^」 
おいら「気分がちがいます」 
「ロケーションとか」 
「あこがれの地のアカメですね」 
安光さん「そうやろ^^」 
「四万十の初アカメおめでとう^^」 

 
水中計測と水中タグ付けが出来るいい環境 
うらやましいのも四万十川だね 


なので体調も万全でリリースへ 
漆黒の闇へ帰るアカメ 


またあえるといいね! 

安光さん滝本さんありがとうございました。 
ほんと、ありがとね 
アカメ! 

2012年10月10日 
四万十のアカメ 達成!!!