春らしくなってきました。

今年の冬はよ~く雨が降りましたが、この2週間以上、快晴続き晴れです。

欧米系観光客はもう半袖で歩いています。

日が長くなってきたのも嬉しいですね。


先月から今月にかけて、アンダルシアでは市街樹のオレンジの収穫の季節オレンジ

もうほぼ終わっていますが、収穫作業後のオレンジの周りには、地面に落ちっぱなしのものが踏まれたりして、それはそれは美味しそうな香りがすばらしく充満しています。


収穫後の木には、新緑が芽生え、白い花(AZAHAR)を咲かせます。

柑橘系の花って、本当に素晴らしい香りですよねぇ。

春を感じますね。


市街樹のオレンジはマーマレード工場に運ばれ、姿を変えて登場します。

数年前に、友人宅のバルコニーから手の届くところに、まるで「とってください」とでも言っているように、オレンジの木の枝からたくさんのオレンジが見えていたので、拝借して自家製のマーマレードを作りました。

なかなかイケましたよグッド!


ちなみに、桜の花も満開してるのを見かけました。

久しぶりに日本で「お花見」をしたいものです・・・。


写真のオレンジの花は、なんと昨年10月に撮影したもの。

異常気象???というより、何かの理由で実がとられてしまったオレンジで、その頃たまたま暖かい日が続いたのでしょう。


アンダルシア便り-Azahar

アンダルシア便り-Naranjo





SevillaからHuelva方面に2時間ほど車を走らせ、橋を渡るとポルトガルに入る。

その国境の町Villa Real de San Antonioに行ってきた。

美味しいBacalao(タラ)を食べさせてくれる店があるというので。


ここは通貨がユーロになる前は、週末になるとスペイン人の買い物客で賑わっていた。

以前はポルトガルの方が物価が断然安かったから。

今ではそれほどでもないので、夏のビーチリゾート地といったところ。

それ以外には、綿製品、タオル・シーツ等の店が多く、試しにタオルを買ってみて使っているけれど、安い割にしっかりしていて、スペイン製よりも中国製よりもいい感じ。大満足ニコニコ


さて、料理の方はというと、

二品とも◎音譜なかなか美味しかったです。


①Bacalao a la brasa・・・タラの炭火焼き、という訳になるけれど、タラ、ネギ、卵をオリーブオイルであっさりと炒めてあるような感じ。


アンダルシア便り-Bacalao a la brasa

②Arroz con gamba y rape・・・海老とアンコウの雑炊風。ダシがしっかりととれて、具だくさん。


アンダルシア便り-Arroz con gamba y rape

アンダルシア便り-Arroz con gamba y rape2
ポルトガルでは私はたいていお米料理を注文します。大好きなんです。南欧産のコリアンダーが入っていたり(あ、これはスペインではあまり使われないですね)、魚介類中心でダシがしっかりきいていて、今のところ外れたことがないですね。普通は二人分以上の注文になります。そして二人でも余る量が出てきます・・・。

但し、この国では、お通しのような感覚で、パンとバター、魚のパテ、チーズが出てくるのですが、

美味しいですけど、食べなくても文句言わない限りはチャージされます。結構いい値段ですよ。

それでお腹いっぱいになると、お米料理が余ってしまうので気をつけてくださいね。


アンダルシア便り-Villa Real de San Antonio

すっかりご無沙汰してます。怠慢・・・いかんいかん。

携帯のカメラで「あ、これ載せよう」ってちょこちょこ季節の風物詩の写真を撮りながら、、、怠慢・・・。

もう2009年に入ってしまった・・・またゆっくりと季節はずれの写真を載せます。


今日は久しぶりに隣の市場に行った。

魚が食べたくなって。

写真はスペイン語だと「Salmolete」。

西和辞典には出てこない・・・日本にもあるのかしら?


ちょっと衣をつけて軽くオリーブオイルで揚げると、カラッとしておいしい。


さてさて、「ありえない・・・」というのは、

Salmoleteを買ったお店のブースの中に子供がいて、もちろん、魚屋さんの息子なわけだけど。

ちょうど私の番が来たときに、DSにも飽きたようで、その子をブースから外に出した。

その出し方が・・・父親が子供をひょいっと持ち上げて、並んでいる魚の真上をふわっと、飛び越えさせるような感じで・・・。

でも、子供ある程度大きくて、何と子供のスニーカーが思いっきり、商売道具のまな板にのっかった。

魚たちはぎりぎりセーフって感じだったかな。


日本だったら絶対に「ありえない」、あるいは、お客さんが許さないこと、ここではたくさん見かけたり。


ちなみに、まな板はそのまま。

私の調達品は今回は切ってもらわなかったのでセーフ!


この話をスペイン人の友人にしてみると「どうせ家で洗うんだからいいじゃない」ってことでした。


それでは、今から調理にかかります。







アンダルシア便り-Salmolete