八雲進の「ホンモノは選ばれる」 -3ページ目

お土産を選ぶ難しさ

正月休みを忙しく過ごされ、この週末を休み疲れ(?)の解消にあてられる方も多いのではないかと思います。
帰省や旅行の旅先でお土産に迷ったりなんてことはなかったでしょうか。
皆さんが選ばれるお土産ってどんなモノですか?

駅や高速道路のパーキングエリア、観光スポットや地元スーパーや専門店・・・とお土産が選べる場所はたくさんありますね。

しかもお菓子に珍味に絵葉書に・・・種類も豊富です。
出来ることならそこにしかない旅先ならではのモノがいいのでしょうが、そこにはある程度の価格であったり(大きさ)であったり日持ち(消費期限)であったりという選定基準が存在してはいませんか。
例えば価格は1,000円前後、大きさはカバンに入る程度の幅と厚みのパッケージ、消費期限は1週間以上みたいな。

結局そんな基準にあったものの中で選んで買って帰ることが多いような気がします。

しかし皆さんが選ばれたお土産は喜んでいただいているのでしょうか。

本当は受け取った相手が心底驚き喜ぶモノがいいですね。

時には特別な相手には、

「鮮度のいい魚があがることで知られる漁港に行ったものなら、近海でとれた生の魚を生きたまま届けたい」

なんて思うのです。

しかしこのような前述の基準から外れるモノは相手を選ぶ話になります。
生の魚なんて食べる?生だけどすぐ食べてもらえる?高そう・・・みたいなハードルがあります。


ここで考えてみる必要があります。

皆さんはなぜお土産を買って帰るのか、すなわちお土産にはどんな役割があるのか。(ちょっとカタイですが)

いつも世話になってるから?何かのお返し?話のネタ?・・・なんだか幅広そうです。

ただこれはそれぞれ相手により異なるものですね。

やはり相手に合うモノを一つ一つ丁寧に選ぶことが必要なようです。


それにしても初めて行く旅先では何を買ったらいいのか迷います。

ここの老舗って?とか昔からの産業って?とか考えますがこれといったモノがないこともしばしば。

お菓子メーカーのご当地シリーズなんてのもあっったりして。

そんな時いつも思うのです。

少量ずつの詰め合わせ(食べ比べセット)があればなぁと。

しかも1,000円くらいの(笑)

もらって楽しく相手の好みも考えなくていいリーズナブルなやつです。
相手が会社など人数が多いときは詰め合わせ(大)を!

ほとんど福袋の世界ですね。

どこかのパーキングでお土産の福袋を見たという話も聞きましたが。

Good Job!です。

個人的には私、地酒なんていただけるととっても嬉しいです(笑)

http://blog.with2.net/link.php?459794 ←お土産と思い出話で盛りあがって・・・また明日からがんばりましょう

旨いキムチを求めて

キムチお好きですか?

私は大好物です!

このキムチ、日本ではあの赤くて辛い白菜キムチを連想する方が大半でしょうが、直訳すると「漬物」のことだそうですね。

知らない間に私、週末に近所のスーパーのキムチコーナーをチェックするのが習慣になっていました。

私が行くある広島のスーパーではある地元メーカーの「和風キムチ」が根強い人気で、定番商品として長らく棚を独占してるようです。

そんな中それに対抗する和風キムチ競合商品や、本場韓国の味などで勝負する別カテゴリの競合商品が棚を狙って次々と攻め入ってくるわけです。

皆さんというかキムチファンの皆さん、れらのキムチ一見同じように見えますが食べてみると全く違うのに気付かれますか?

これは私驚きでしたよ。

商品パッケージには「和風」や「韓国直送」や大阪の「鶴橋」など特長がキャッチコピーとして記されており、ある程度自分の好みはハズさず選べるようにはなっています。

私のキムチの選び方です。

商品パッケージに記されたキャッチコピーを参考にまず商品を手に取り裏の表示を確認します。

原材料や製法、それから製造年月日・・・熟成する生き物ですから酸味を判断する上でこれは重要ですね。

あとは容量・・・2~3日間で食べられる300g前後が適当。

そんな簡単な手順です。

ただ、初めての商品は失敗することも多々あります。

キャッチコピーに騙されてみたいな(笑)

ちなみに私が好きなキムチは

「韓国の技術で日本人好みに漬けたもの」です。

そんなわけで、今日はまた新しい商品に挑戦してみました。

エバラの「おいしいキムチ」

  おいしいキムチ ボトル400g

以前に下のキムチを食べて非常に旨かったので、今回は増量で挑戦してみようと思ったのです。


おいしいキムチ ポギ250g(ヤンニャム?を丹念に仕込んだ・・・とパッケージに記載したあります)

さっそく食べてみると・・・なんか違うのです。

以前食べた下の方が旨かった気がするのです。

味覚なんていい加減なもんだからと済まされずエバラHP を調べて見た。

そこで下記のようなキムチの違いを発見。


Q.白菜キムチの種類にはどんな物があるの?


A.白菜の切り方、薬念の塗り方・熟成の有無で、大きく3タイプになります。
 ①ポギキムチ:株のまま塩漬けし、一枚づつに薬念を手で塗りこみます。
       韓国の伝統的な製法です。
 ②マッキムチ:白菜を刻んでから塩漬けし、薬念を混ぜます。
       機械化がしやすいので大量生産に向いています。
 ③和風(サラダ)キムチ:基本的には②と同じですが、熟成をさせないため時間も
       かからず、サラダ風のキムチに仕上がります。

                                    (エバラHPより抜粋)


つまり上の商品は②、下の旨い商品が①ということでしょうか。

(下のパッケージに記されたヤンニャムとは薬念のことでしょうね。)

これはやはり手作りの方が旨いということなのか!

私がキムチファンになるきっかけは③でした。

あっさりして食べやすいです。

これは一言で「キムチ味の白菜」です。

キムチ鍋や白菜キムチなんて料理の材料としては最適かと思います。

ただ、そのまま食べるキムチとしては①が最高だとわかりました。

皆さんはどのキムチがお好みですか?


「エバラのおいしいキムチ」下の写真の商品は最近棚から消えましたが、もし見つかれば是非お試しください。

オススメです!

しかし八雲の味覚が試されますね(笑)

http://blog.with2.net/link.php?459794 ←キムチはニオイがね・・・本日かなりクサい八雲にクリックパンチを!

青春のとびらを開いたら

この窓ガラス、左右違うのがおわかりですか?

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これは高校生まで私がお世話になった実家二階の勉強部屋の窓です。
この窓には懐かしい思い出が残っています。

想いおこせば高校生時代、深夜まで部屋の明かりをつけて勉強しているとよく現れるヤツがいたんですよ。


「ピシッ!」


窓ガラスに何かが当たる音が・・・

オバケ?

いえそれは近所に住む悪友でした。(以下ヤツ)

ヤツは週に一度は現われ、窓ガラスに石を当てて私を誘いました。
自販機に行くぞって。
えっ、自販機の現金抜きに行くのかって?

いえいえ、買いに行くのです。


缶ビール(笑)


当時コンビニなんてなかったですから。
夜中にビールや酒が買えるのは自販機だけでした。

ちなみに店が開いてたとしてもその当時の私高校生ですし。
ところでエ○本ムードンコと思ったアナタ、残念でしたね(笑)
それでね、ある夜そいつがやらかしたんですよ。
いつかやるとは思ってたんですがね。
その日どうやらヤツはいつもより大き目の石を選んでしまったようです。


シッ!」


一瞬一階で寝ている親父たちが起きたかななんて思ったくらいです。

ヒビでも入ったかと思った窓ガラスも問題なさそうだし、その日も家を抜け出しいつもの自販機へ・・・

ヤツと二人で缶ビール買って近くの土手へ、結局朝方までダベってましたね。

翌朝恐る恐るガラスを見たら小さな窪みが出来てました(汗)
が、特に問題なさそうだったので、そのままにして黙ってました・・・


大学生のある時帰省すると上の写真のように張り替えてあるのを発見したのです。(左が張り替えた方です)
完全な時効であると自分に言い聞かせそのとき親父に聞いてみました。

「あの左の窓ガラス割れたん?」

親父曰く

「さぁどうやったかいね?もう忘れたわ」

なんてこんな風だったので今だに懺悔もできてません。

ところでヤツの仕掛けた時限爆弾はいつどのように起爆したのか?

今だに気になります。

そして今日20年ぶりにまた親父に聞いてみましたが全く同じ返答でした。

あれ以来変わらないまんまの窓ガラスと親父のようです(笑)

ここには思い出が変わらないカタチで残っているようです。


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窓から見える風景です。

この中にヤツのアジトが見えます。

二階部分だけ小さく見えてる家の左の部屋です。
当時は田んぼばかりでヤツの家がまる見えだったのですが今はこんな感じです。

そうそう、ヤツの誘いの手口はもう一つありました。
深夜に突然窓の外が真っ白に光るんです。
カメラのフラッシュを光らせるんです。
これは強烈でしたよ。

付近の住民が何件か窓開けてキョロキョロしてましたから。
私はすぐわかりましたよヤツの仕業だと。

案の定外を見るとあの窓から手を振ってやがりました。ヤツが(笑)

おかげで私、勉強できず東大に行き損ねました(笑)
ヤツはどうなったかですか?

何年か浪人を繰り返した後アメリカに留学し、今だに戻ってきません。

それ以外知りません。

ヤツのその後が知りたいのです。

ところが彼のご両親に聞いても詳しいことは教えてもらえないのです。

ヤツは本当の犯罪にでも走ったのか・・・

いえいえ、彼の親父さんは厳格な方ですから、受験戦争に負けてアメリカに逃げた息子のことは語りたくないなんて思っているようです。

きっとどこかで元気にしているはずのヤツ。


俺の人生どうしてくれんだ!(笑)



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こっちは南の窓です。(さっきの窓は北東)

雲に隠れているのは西日本最高峰の石鎚山です。

いままでこの窓からこんないい景色が見えるなんて気がつかなかった。

こっちの窓は夜汽車の音が聞こえるだけで十分の存在でしたからね。

そんなわけで、ヤツのことやそれ以外のたくさんの思い出が私の部屋には残っています。

この部屋から見る風景こそ変われど、窓を開いた時のなにか新鮮な気持ちは今でも変わらないと感じるのでした。


夜中にバス停の看板を10メートル動かしたり、酒屋のトラックに古タイヤ積み上げたり・・・全て私とヤツの仕業です。すみません。もう時効ですよね(笑)
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