生きているだけで十分 宍倉清則のいまのキモチ -4ページ目

「ゴジラ、まだいる?」「いるよ」「ホント? やったあ」。いる、いないということではないのですが…

正確には映る、映らない。でも、子どもの夢はこわさない方がいいでしょ。「でも、今日はいないな。土曜、日曜にいる」「なんで?」「土曜、日曜は子どもたちが来るから、驚かせようとしてるんじゃないかな。また見れるのは本当だよ」「やったあ」。

 

都庁ゴジラに、1000人以上!

知り合いの家族に写メを見せてもらったが、私のときの倍以上。広場がぎっしり。1000人以上は確実にいる。無料とはいえ、すごいぞ。

 

ニュースで見たときはゴールデンウィーク期間中と思っていたが、サイトを見ると、5月11日からも継続。土日祝のみ。いままでは19時、20時、21時だったが、30分、遅れて、19時半、20時半、21時半に。1時間なんて、あっという間に経ちますから、2回、見ることをおすすめします。ただ、近くにお店がないんだよなあ。目の前が京王プラザホテルなので、そこの喫茶に入るという手も。

 

5月6日。ドームでも、武道館でもなく、私は都はるみ

18時半から、衛星劇場で寅さん。京みやこと名前こそ1字変えたが、人気演歌歌手そのままの役で登場。人気絶頂の都はるみがいちばん大事なコンサートをスッポかしていいのか、という突っ込みはあるが(払い戻しのシーンもあり)。本当に都はるみが葛飾・柴又に現れたら、どうなるか。もしかしたら、いちばん脚本が早く書けたのではないか、と思うほど、物語は単純だった。ま、そんな理屈はどうでもいい。字幕付きはいいねえ。だって、歌も歌詞付きなんだもの。思わず歌ってしまう。寅さんというか、都はるみ物語のような作品だった。

「もりそばって、どんなカンジ?」「こんなカンジだよ」。私と子どものコミュニケーション

蕎麦屋にて。小学校・低学年と思われる男の子が母親に聞く。「もりそばって、どんなカンジ?」。可愛いでしょ。2回、聞いたが、説明しづらいのか、自分は何を注文するかで、頭がいっぱいなのか、答えない。ちょうど私は、もりそばを食べていたので「こんなカンジだよ」と見せた。母子ともども「ありがとうございます」。正確には私はイカ天がついた、イカ天せいろを食べていたのだが。でも、思った。小学生は、まだ、もりそば、知らないか。私が親と暮らしていたのは高校まで。夏に冷たいものといえば、冷麦を食べていたと思う。近くには蕎麦屋はなかったし。いまだったら、コンビニに行けば、もりそば、いなり付きのセットがある。初めて、もりそばを食べたのは、いくつのときだろう。高校生のような気がする。

78年の「人間の証明」は映画にはない妹(岸本加世子)がキーポイント。やはり、この話、好きだ

最近、岸本、見たな。寅さんだ。映画に妹は出てこないが、04年のフジのドラマには、やはり、妹(堀北真希)がキーポイントとなる。母親のアリバイを白状してしまう。今回の妹、岸本はもっと強烈な役。これは第1回から面白い。息絶え絶えでエレベーターに乗り込む被害者のジョニー・ヘイワードと同じエレベーターに乗ってしまう。これは考えたね。また、岸本はセリフとは別に「心の声」があるのだが、耳の悪い私には聞こえない。残念ながら、字幕なし。

 

棟居(むねすえ)は林隆三。対立する山路(と思ったら、なぜか草場だった)とのバトルはかなり激しい。殴り合いになりそうなほど。フジの山路は佐藤二朗さんだったので、半分、コミカル。まったく憎らしくない。映画でも、そんなに山路との対立はない。13話のドラマなので、映画にはない、どんなシーンが出てくるかが、楽しみ。映画の八杉とは違い、フジと同じ郡(こおり)。また、エンディングの歌をリリィが。リリィはフジでは郡恭子を脅迫する役で、自殺したあと、幽霊として出る(郡の錯覚だろうが)怖いシーンもあった。

 

それにしても、高峰三枝子さんのいろっぽいこと。この時代、こんなに豊満で、美しい女性はいなかった。言い切れる。稀有な存在。この人のベッドシーンって、たぶん、ないと思う。残念。お風呂に入るCМがぎりぎり。次回の予告では海外出張中に、夫に浮気されるシーンがあるが。逆であってほしかった。第3、4回は1週間後。1週間、待つのもいい。