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中国で喜ばれる(?)形
学習塾がアジアに進出というニュースを見かけるようになりました。
日本の塾が海外で認められていることの証明で、大変喜ばしいことです。
海外諸国にいる日本人のための塾ではなく、現地の教育に役立つ形であることがすばらしいですよね。
僕は主に中国をマーケットとしてアジア戦略をたてているのですが、両国政府間の問題や報道内容の関係であまり良いイメージを持たれないことが増えています。
中でも、大気汚染は歓迎できない問題です…。鼻毛カッターでも販売しようかな?という気になってしまいます。
しかし「政治と経済は別」という言葉の通り、国家的なプロジェクトや政府機関とのビジネスでなければ、完全にストップしていないと感じています。
もちろん日本側のメリットだけが優先されているようなプロジェクトは論外です。
ただただ、売りたい!売りたい!売りたい!(=お金使って!お金使って!お金使って!)
では中国側のメリットが薄く、政治など関係なく敬遠されても不思議ではありません。
逆に、本当に必要とされる物や必需品は今まで通り使えますし、買っているように思います。
さて、タイトルに書いた「喜ばれる形」とは何か?
それは、中国企業が海外の企業と提携する際の「スタイル」のことです。
最近ではご存知の方も増えてこられましたが、中国では外資企業は合弁の形が一般的です。
そこは政府の方針であるため変えようがありません。また、「教育」の分野については外資が入ることが非常に難しいとも言われています。多くの企業塾が中国を敬遠しているのも、僕は頷けます。
しかし、日本の教育(塾のシステム)を取り入れたいと考えている上場塾(一部大学)が存在するのも事実です。
現に、まだ中国で確立されていないシステム(2年前からは映像授業等)の販売元などを探してほしいという中国側からの依頼があるくらいです。
最近は、パソコンが視力低下につながるという考え方が払拭され、もっぱらEラーニングのプラットフォームに関する問い合わせが増えています。
しかし、世界中の物と情報が入ってくる中国市場の進歩と成長は想像をはるかに超えるスピードです。
今日欲しがっていたものが明日は不要になる。
次々と新しい差別化を必要とする状況は、日本の塾のそれ以上だと感じます。
そこで、最近求められているのが、国のイメージの採用です。
例えば、大気汚染の問題にフォーカスした場合。
世界中の空気浄化機が手に入る環境で、シャープ製の物が飛ぶように売れている。
これは、シャープの製品力やブランド力以上に「日本製」ということで売れています。つまり、日本のイメージで売れていると言えます。(もちろん製品そのものが優れているのは我家でも使用しているので間違いないと実感しています)
つまり、商品そのものではなく技術やサービスを目的として海外との業務提携を結ぶ場合には、まずは各企業のブランドではなく国のイメージと提携することが要求されているということです。
当然、製品やサービスのクオリティは求められますが、第一に必要とされるのは「国のイメージ」なのです。
日本はまだまだ「人気ブランド」と言えます。
ただ、残念ながら日本の独壇場というわけではありません。自動車や美容品のように欧米と競合するジャンルもあります。
また、教育に関していえば、留学では圧倒的に欧米に負けています。
しかし、管理システムや授業システムなどは優れているというイメージを持ってくれています。
彼らにとって、日本(人)のイメージは「技術の国(人)、品質の国(人)、ホスピタリティ(安心・満足)の国(人)」なのです。
ですから、例えばある日本の塾と中国の塾が業務提携をするとします。
今までの提携イメージなら、進んでいる日本の授業方法やシステムを中国に提供すると考えがちです。しかし、現在、最も求められているのは「看板」です。日本の塾(明らかに海外のモノとわかる)の看板なのです。
これこそが、消費者に対して海外の塾(しかも日本)のシステムを採用していることのアピールであり、中国で最も効果的な差別化なのです。
(ちょっと駅前の風景…)
もちろん、提携にあたってはパートナーとしてふさわしいと納得させるための準備・プレゼンも必要ですし、提携後には中国に適ったプロモーション方法が必須です。
が、そこは企業秘密です。中国市場を取に行くという「決断」をされている方とだけ共有したいと思います。
プロジェクトが動き出せば結果が出るまでは6ヵ月。俗に言う「チャイナスピード」には驚きます。
日本の塾が海外で認められていることの証明で、大変喜ばしいことです。
海外諸国にいる日本人のための塾ではなく、現地の教育に役立つ形であることがすばらしいですよね。
僕は主に中国をマーケットとしてアジア戦略をたてているのですが、両国政府間の問題や報道内容の関係であまり良いイメージを持たれないことが増えています。
中でも、大気汚染は歓迎できない問題です…。鼻毛カッターでも販売しようかな?という気になってしまいます。
しかし「政治と経済は別」という言葉の通り、国家的なプロジェクトや政府機関とのビジネスでなければ、完全にストップしていないと感じています。
もちろん日本側のメリットだけが優先されているようなプロジェクトは論外です。
ただただ、売りたい!売りたい!売りたい!(=お金使って!お金使って!お金使って!)
では中国側のメリットが薄く、政治など関係なく敬遠されても不思議ではありません。
逆に、本当に必要とされる物や必需品は今まで通り使えますし、買っているように思います。
さて、タイトルに書いた「喜ばれる形」とは何か?
それは、中国企業が海外の企業と提携する際の「スタイル」のことです。
最近ではご存知の方も増えてこられましたが、中国では外資企業は合弁の形が一般的です。
そこは政府の方針であるため変えようがありません。また、「教育」の分野については外資が入ることが非常に難しいとも言われています。多くの企業塾が中国を敬遠しているのも、僕は頷けます。
しかし、日本の教育(塾のシステム)を取り入れたいと考えている上場塾(一部大学)が存在するのも事実です。
現に、まだ中国で確立されていないシステム(2年前からは映像授業等)の販売元などを探してほしいという中国側からの依頼があるくらいです。
最近は、パソコンが視力低下につながるという考え方が払拭され、もっぱらEラーニングのプラットフォームに関する問い合わせが増えています。
しかし、世界中の物と情報が入ってくる中国市場の進歩と成長は想像をはるかに超えるスピードです。
今日欲しがっていたものが明日は不要になる。
次々と新しい差別化を必要とする状況は、日本の塾のそれ以上だと感じます。
そこで、最近求められているのが、国のイメージの採用です。
例えば、大気汚染の問題にフォーカスした場合。
世界中の空気浄化機が手に入る環境で、シャープ製の物が飛ぶように売れている。
これは、シャープの製品力やブランド力以上に「日本製」ということで売れています。つまり、日本のイメージで売れていると言えます。(もちろん製品そのものが優れているのは我家でも使用しているので間違いないと実感しています)
つまり、商品そのものではなく技術やサービスを目的として海外との業務提携を結ぶ場合には、まずは各企業のブランドではなく国のイメージと提携することが要求されているということです。
当然、製品やサービスのクオリティは求められますが、第一に必要とされるのは「国のイメージ」なのです。
日本はまだまだ「人気ブランド」と言えます。
ただ、残念ながら日本の独壇場というわけではありません。自動車や美容品のように欧米と競合するジャンルもあります。
また、教育に関していえば、留学では圧倒的に欧米に負けています。
しかし、管理システムや授業システムなどは優れているというイメージを持ってくれています。
彼らにとって、日本(人)のイメージは「技術の国(人)、品質の国(人)、ホスピタリティ(安心・満足)の国(人)」なのです。
ですから、例えばある日本の塾と中国の塾が業務提携をするとします。
今までの提携イメージなら、進んでいる日本の授業方法やシステムを中国に提供すると考えがちです。しかし、現在、最も求められているのは「看板」です。日本の塾(明らかに海外のモノとわかる)の看板なのです。
これこそが、消費者に対して海外の塾(しかも日本)のシステムを採用していることのアピールであり、中国で最も効果的な差別化なのです。
(ちょっと駅前の風景…)
もちろん、提携にあたってはパートナーとしてふさわしいと納得させるための準備・プレゼンも必要ですし、提携後には中国に適ったプロモーション方法が必須です。
が、そこは企業秘密です。中国市場を取に行くという「決断」をされている方とだけ共有したいと思います。
プロジェクトが動き出せば結果が出るまでは6ヵ月。俗に言う「チャイナスピード」には驚きます。