スマホの爆発でネットがもう一段階上がった10年前、
それまでは匿名が悪とされていたが、
今はハンドルネームでもいろんなことを書く。
その当時、この仕事をしていて、塾講師ブログが乱立していた頃、
TOPのPVを常に出していたためか、やはり「なぜ本名でやらないのか?」と
同業者に言われたものだ。
名前を名乗らないとか卑怯だとか。
はっきり言えば、そこでもう議論はしたくなくなる。
その人達は結局、政治だったり、他の精神世界の話をし始めて、
(政治、精神世界の否定ではありません。安易に別世界に走るという意味です)
いつか終了するという道を辿られてきました。
僕の名前は変わっているので、初対面の方とはその話にほぼなります。
レストランで名前を書くときは、いつも別の名前を書くくらい。
そこじゃないんですよね。
このほぼ全員がネットができる状態で、
「みんなが言ってるから」がより濃くなったと思います。
結果がどうなったかをそれほど気にしない。
僕がこの地方で、英語に関して、「精読」「音読」を叫んでいます。
このブログを読まれている方は、それがわかると思います。
でも、今はどこを見ても「速読」「文法なんて意味がない」じゃないですか。
よくわからない英会話教室に通って、
割と早い段階で英検の上位級を取る。
正直、英検は合格ボーダー点が低いので、
のりで受かっちゃいます。
中学生くらいでやめちゃうから、本当にもったいない。
(中学生までというところがこの街は多いです)
来年からは受験とかから一回離れて、
「勉強を楽しむ」
「学問を楽しむ」
そんな場所を作りたいなぁと考えております。
塾もいろんなシステムが増えました。
AIだったり、タブレットだったり。
もちろん素晴らしい。
僕は自分で勉強しまくって来たことを、
予備校の授業で再整理されるあの感覚が好きでした。
先月の大空高校での伊藤賀一先生の授業にお邪魔した時も、
当然、賀一先生の授業はスタサプで見れますが、
生ならではのものがあり、
帰ってきてからも、勢いがかなり付きました。
何より大空町のご近所の方が勉強しに来られていました。
「これからもこういう授業があるのかい?」と僕よりも年配の方が大辻校長先生に聞いており、
めっちゃかっこいいいいいいいいいいい!と
なりました。
オホーツク、熱いじゃん!
いつも自分は勉強が好きなのに、
こういう講演会、授業は行けないでいました。
その度に悲しくなりましたが、
割と積極的に参加するように意識を変えました。
スタサプなどのネットコンテンツが増えました。
しかも月にこんなに安く見れるなんて…。
うちの塾生にもすすめています。
え?塾でそれはやってくれないの?ってのは愚問。
(たまに言われるし、それやるから塾いらないという人もいるけど、
それも一つの選択だと思うので)
とは言うものの、その数分のために学習者はすごく時間をかけて学び、
帰ってからも学び続ける。
それが化学反応。
大学も地元の大学ではなく、あえて遠くの大学に行くのはそういうこと。
もちろん、地元でもいい。
自分は京都に行ってよかった。
予定外でしたが、
本当に京都で良かったと思ってます。
すごいその道のプロがうようよいて、
話を聞いたら、いっぱい教えてくれる。
今思えば、かなりレア空間なんです。大学は。
小6から高校までほぼ行ってないのに、
大学は履修単位以上に授業を出てたし、
空間が面白かったです。
塾、予備校も楽しかった。
塾も1回、学校行事で休んで、それ以外は無遅刻無欠席。
そんな熱い場所を、今度は自分で作っていきたいな。