社会的弱者の就活を支援するFDAというNPO法人について | のるすけのブログ

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5000人~10000人に1人といわれるオスラー病(遺伝性出血性毛細血管拡張症)の光明を探すためブログを立ち上げました。オスラー病患者さんか、そのご家族限定でアメンバーを募集中です。宜しくお願いします。

先日、オスラー病患者会の村上匡寛理事長から
「オスラー病が障害者総合支援法の対象にもなりました」
という連絡を頂きました。


詳しくは、患者会のホームページに掲載されていますが
障害者総合支援法に身体障がい者、

知的障がい者、精神障がい者に加え
難病等の332疾病の方々が対象になるよう拡大されたというもの。


これらの支援により、介護給付・訓練等給付や就労移行支援、

就労継続支援、相談支援給付、自立支援医療などを

受けられるようになります。


オスラー病など難病が理由で経済的な苦労や

日常生活に支障がある方は、主治医、医療機関等に

相談をされてみてはいかがでしょう。


少しづつ、難病支援への風も感じる今日この頃ですが
先日仕事を通じて、就労困難者の雇用創出と就労に至るまでの

トレーニング環境を提供するNPO法人Future Dream Achievement
通称FDA、理事の成澤俊輔さんにお目にかかりました。


成澤さんは、小学生の頃から視野が徐々に狭くなっていく
網膜色素変性症という難病を抱えていらして
うつ状態で、学生時代には2年間も自宅で引きこもった経験も
お持ちの方です。


2009年には、ウィルス性髄膜炎に倒れ、生死の境を彷徨われた
そうですが、奇跡的に回復。
そうしたご自身の大変な経験も笑顔で語る成澤さんは
ご自分と同じような引きこもり経験がある方や
障がい者の自立を支援するため、全国を飛び回られています


一口に就労困難者といっても、その理由は様々ですが
その人に合った仕事、その人が出来る仕事に就けるよう
NPO法人、FDAでは
3段階にわかれてのグプログラムがあるそうです。


またトレーニングを終えた人のため
多くの企業の社長さんと直接会って交渉をして
就労のための受け皿を用意するのも、FDAの大きな役目。


さらに、雇ってくれるところがないなら自分たちで
雇用先を創ろうと、グループ会社の中で「雇用創出」も
積極的に行っているそうです。


難病の方にも、ぜひ利用してもらえれば!とおっしゃっていました。


今後はこうした組織との連携なども、

模索していければなと考えております。


興味のある方は一度、FDAのサイトをチェックしてみて下さい。
http://www.fda.jp/


また成澤さんの詳しい経歴や想いはこちらのサイトに
詳しく紹介されています。

http://www.budori.co.jp/magazine/interview-fda-narisawa/5