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より創造的な仕事をするために、考えるモードと行動するモードを切り替えよう


誰でもアイデアが怒涛のように湧き出る日があるでしょう。そんな日には、ただ席に座り、空を見上げて、心を方々にめぐらせたいものです。ところが、別の日には、動きたくて仕方がないことがあるでしょう。そわそわしてしまい、1つの考えに集中できません。そのかわり、何かをやり終えるのにはとても効率が良い日です。


考えるモードと行動するモードは両立できない


考えることと行動することへのモチベーションが、それぞれ違うタイミングで訪れるのは、偶然ではありません。心理学者のArie Kruglanski、Tory Higgins両氏とそのチームによる研究では、人間を動機づけるシステムには、2つの補完的なものがあるということです。「考える」システムと「行動する」システムです。そして基本的に、人は1度に1つのシステムしか使うことができません。

新しいアイデアを考え付くのにどうするのが1番良いか、考えてみましょう。よく「ブレインストーミング」を行って、できるだけ多くのアイデアを出そうとするでしょう。これは発散と呼ばれ、「考える」システムを必要とします。別の時には、これらのアイデアを評価して、どれが最良なのかを決める必要があります。これは収束と呼ばれ、「行動する」システムを活用する必要があります。

クリエイティブな考えが必要なときは、自分のマインドセットの持っていきかた次第で、ベストな考えを生み出すことができます。以下にあげるのは、自分のモチベーションの状態に影響を与えることができるアドバイスです。これらは個人で作業する時も、グループワークに対しても効果があります。


環境を変えれば、考え方も変わる


距離を置くことで考えるモードに切り替える

物理的、心理的な距離は、物事に対する考え方に影響します。ある物事のごく近くにいれば、それについて具体的に考え、どう対峙するかについて集中するものです。やるべきことの近くにいることは、行動するシステムに結びつきます。それに対して、やるべきことと距離を置くことで、そのことについてもっと概念的にとらえられるようになります。物事から距離を置くことは、考えるシステムと結びついています。

職場の環境は、物事を実行するのと深い関係があります。つまり、より行動に結びつきやすい環境にあるといえます。考えるマインドセットに持っていくためには、別の場所で仕事する時間もつくってみましょう。環境を変えることで、考え方も変えることができます。


立って体を動かすことが行動するモチベーションを高める

現代の職場は、座ることを中心に成り立っています。ほとんどの人が、デスクやテーブルの前に椅子があるような職場で働きます。身体の疲労を起こさずに長時間仕事ができるのですから、座って仕事をするのは良いことでしょう。それに加えて、座った姿勢ではそれほど複雑な動作ができないので、考えるマインドセットを活性化するのに役立ちます。学校で長年座っていたのだからなおさらです。

もし行動するモチベーションを一気に高めたいのであれば、身体を動かしましょう。立ち上がり、職場で歩き回りましょう。アイデアは紙に書きとめ、職場に分散して置いてみましょう。それぞれのアイデアの置き場所まで歩いて、それを別々に評価します。立ち上がり身体を動かすことで、熟考のモードから、選択のモードに自分を変えます。


期限を設けてみる

仕事の期限が近いかによっても、異なるシステムが活性化されます。期限が近づくほど、「行動する」マインドセットが活性化されます。決断のときが近づくにつれ、行動方針を決める必要性の高まりを、自然に感じるものです。

とはいえ、厳しい期限を使うときは気をつけましょう。期限が厳しいと、プロジェクトを終えるためのプレッシャーを感じ、本当は完璧に仕上げたいにもかかわらず、行動するモチベーションが上がるために、十分に考えることなく選択肢を見極めようとしてしまうかもしれません。即決の必要なく考えをめぐらせることができる時こそ、考えを広げるのに最良であるということは、覚えておきましょう。

何より大事なことですが、考えるマインドセットと行動するマインドセットが、それぞれ自分がどうしているときに活性化しているかを知るようにしましょう。新たな問題に対してクリエイティブな解決策を考え出す必要がある時に、この自己認識をうまく用いて、切り抜けることができるでしょう。

どう思われますか? 考えるマインドセット、あるいは行動するマインドセットにスイッチを入れるために、あなたなら何をしますか?