不作為の社会貢献 | 続・日々コラム・・・

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Shen Teh n Shui Ta = hen na TeTSuShi・・・

“自分の信じた道を、まっすぐ突き進む”

というと、とてもヒーローティックなのですけれども、人は社会の中で生きていますから、自分が「善」と思っていても、それを周囲に押し付けてもいけませんし、大事なのは、社会のルールや習慣・仕組みに従わなければ、逆に迷惑になってしまいます。

さまざまな人の価値観を知って、受け入れる器がなければ、大人がやっても、なにをやっても「こどもの遊び」の域を出ません。

なので、“相手の気持ちを考えて、慎重に決断する”ことが大事です。

相手の気持ちを考えたら、「行動を控える」という選択肢も出てきます。
すると、だれも注目もしてくれませんし、ありがたがってもくれません。

しかし、それを飲み込むのも本当の優しさだと思います。
ですから常に、“自分の行動を疑ってみること”そして場合によっては、

“自分のやりたいことを、自重すること” が、むしろ世のために正いことな場合があります。

「自分がやりたい事」ではなくて、「自分に求められている事」。
これは、自分が自分で決めることではありません。
社会から求められていることが、自分の得意なこととも限りません。

まずは、自分の世界を広げて、社会のことをいっぱい知ることが大事です。
「世間知らず」のうちに、まっずぐ突き進む方向の判断をしては、エネルギーをかえって誤った方向に向けてしまうことになるのではないかと思います。

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