海城、慶應普通部と結構結果が良かったので、次は駒場東邦を考えていたのだが、中数ですでにやっている問題が多く、改めてやる必要はないと判断した。
そこでどこの過去問をやろうか思案したが、ここらで一回最難関のものにトライして鼻を折っておいた方がいいと思い、開成の過去問をやってもらうことにした。
ただ開成は受験可能性があるので、一応過去10年分は直前期まで取っておきたい。
そこで声の教育社から出ている平成2年ー26年の「開成中学校の算数25年」を入手し、かなり昔の過去問からやらせてみることにした。
この時期に開成過去問は時期尚早だと思うが、再来年2月の到達点までのイメージを持ってもらい、自分がまだ道半ばであることを認識してもらう機会にしてもらおうと思う。
選んだのは2009年(平成21年)。
ネットで拾った情報だが、算数の結果データは以下。
(85点満点)
合格者平均点:60.9点(得点率:71.6%)
受験者平均点:44.8点(得点率:52.7%)
差は約16点。他の科目の合格者と受験者の平均点差がそれぞれ3点〜8点であることを考えると、入試における算数の重要性がよくわかる。極端な話、算数が75点取れていれば、他3科目は受験者平均をとっていれば合格できるわけだ。
以下結果。
大問1 平面図形と比
開成にしては難易度は中程度。
完答。
大問2 相当算
最初悩んでいたが、最後になって一気に解いた。
ただ時間内では(1)まで。惜しい。
大問3 分配算
(1)は正答。
(2)は難しかったようで、時間かけても解けず。解答を確認して理解。
大問4 数の性質
(1)から(4)まで正答。(5)は単純ミス。
合計:59点
惜しい。あと大問2を3分早く解けていれば。あるいは大問4(5)のミスがなければ。
解くスピードを上げていくこと、(いつもながら)ミスをしないことが課題だ。
もっとも時間無制限で出来なかったのは大問3の(2)のみだったので、かなり実力がついてきているのが分かり、頼もしい。
息子は合格者平均に届かなかったのが悔しそうだったが、「開成みたいな問題は面白いから好き」だそうだ。
意外とよく出来たので、今後は最難関校の過去問にも取り組んでいきたいと思う。