病気のことと母のこと3 | 自分らしくしなやかに

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自分の人生をいきたいと願いつつ還暦になってしまいました
母の縛りはますます強固に、介護という名で重くのしかかっています

翌朝、Sさんに母のことをお願いして
急いで病院に行きました

紹介状があるとは言え、
大きな病院の初診なので
待ち時間が長い〜

それでも間に問診や検査を受けさせてもらい
お昼を挟んで午後に診察となりました

ご飯を済ませておいてくださいと
言われたので
病院の前の喫茶店で焼き飯を頼みました

その頃はもう、ペットボトルから
うまく飲めなくなっていましたし
左目がちゃんと閉じなくて
乾いてしまうからか
涙が出てきます

うまく右側にスプーンを入れないと
ほっぺたが動かないので、
口の中で食べ物が移動できなくて
ポロポロこぼれそうになりながら
食べました

口の中の水泡で痛みがあり
舌がうまく使えず
ストローで水を飲みながら
流し込むように食べました

時間になり、先生の診察を
受けました

やっぱり

ラムゼイ・ハント症候群
ですね

しかも
あまり良くないタイプです

治療としては、
抗ウイルス薬でウイルスをやっつけて
ステロイドの投与で
神経の炎症を抑えること

なるべく早く始めた方がいいこと
入院して点滴で大量投与する方がいい
とのことで、
もう選択の余地はありませんでした

口から頭頸部の痛さも
ずっと続いていましたし、
とりあえず母から離れられる
という
安堵の気持ちが、
本当に心底湧いてきました

入院の予約をして、その日は外来で点滴をして
一旦帰宅となりました