あっという間に大晦日ですね。2020年も終わろうとしています。今年は我が家にとって大変な年でした。

 

 我が家の2020年は、妹ちゃんの「大乱戦中学受験」からスタートしました。1月6日の長崎日大戦から入試が始まり、大乱戦を繰り広げ、2月5日の頌栄戦までまるまる1ヵ月戦い続けました。過去の記事に詳細がありますが、結果は12戦7勝5敗で、いろいろありましたが、最終的に

 

は持ち偏差値(Y63 )以上の学校に合格を頂くことができました。

 

 

 

 そして、妹ちゃんの進路が決定したころ・・・新型コロナの本格的な流行が始まってしまいました。学校に通えた日数も少なく、部活もほとんどできなかったけど、たくさんの素敵な学友と大らかな校風に包まれ、何やかんや学校生活を満喫できたみたいです。心残りは、やっぱり入学式かな?

 

 姉さんも今年中学2年生となり、数学に苦労しながらも、日々楽しく元気に過ごしております。

 

 

 

 今年は、こちらのブログを通じて、多くの方と交流することができました。本当に感謝しております。楽しい時間をありがとうございました。

 

 そして、いよいよ2021年組の戦いが始まろうとしていますね。コロナ禍で大変かとは思いますが、条件は皆一緒です。どうか悔いのないよう、最後まで頑張ってくださいね。

 

 入試が迫り、あれもこれもと、やらなければならないことが多く残っているでしょう。でも、残り時間はわずかしかありません。新しいことは決して始めず、ひたすら復習に努めてください。「やり残したところ」は出題されない!と開き直ることも時には重要です。また、勉強時間を減らしつつ、睡眠時間を増やし、心身のコンディションを整えましょう。

 

 

 

 入試は始まる、とあっという間に終わってしまいます。今のうちにあらゆるシミュレーションをして、どんな状況に対しても冷静に対応できるようにしてください。特に、不合格した際にどう振る舞うかについて、イメトレをしておいてください。どんなに判定が良くても、どんなに過去問がで

 

きていても、落ちる時はあっけなく落ちるものです。当然ですが、落ちた時、一番辛いのはもちろん受験生本人です。どうか保護者の皆さまに

 

おかれましては、不合格となっても、動揺することなく、感情的にならず、落ち着いてお子様を支えてあげてください。泣いたって、怒ったって、お子様に不安な表情を見せたって、プラスになることは何もありません。

 

 

 受験生全員が第一志望に合格することはできませんが、親の導きにより、「満足できる受験」に変えることは可能なはず。これからが、本当の意味での「親の出番」です。

 

 

 さあ、春はもう目前。皆さまのご健闘を陰ながらお祈りいたします。

 

 

 

これは本当に役に立ちます。やると差をつけられる典型的な教材です。

 

 

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 もう冬期講習が始まりましたね。そして、正月特訓等を経て、いよいよ1月入試が間もなく始まります。大変かとは思いますが、健康に注意して、追い込み頑張ってくださいね。

 

 今年度の入試で一番やっかいなことは、ダントツでコロナ対策かと思われます。我々終了組には全く想像のつかない世界です。本当にご苦労なことと思います。

 

 

 ところで、中高一貫校におけるコロナ感染状況ですが、私の知る限りでも、いろいろな学校で感染者が出ているようです。具体的な学校名は出しませんが、もちろん、皆さまがご存じの学校で、多くの方が今年度も受験される大人気の学校がたくさん含まれています。

 

 もちろん、この感染状況ですから、感染自体は仕方のないことかと思います。今回は、感染者が出た時の対応が(私の感じる限り)、校風通りということをご紹介したいと思います。

 

 

 合理的な判断を尊ぶ校風の学校は、感染者が出た学年だけを休校にし、1日だけその学年のスペースを消毒して学校を再開、他の学年や部活はいつもの通りだったり、面倒見の良さを売りにする学校は、全学年を数週間にわたり休校にして完全防御体制を築いたり、最近大人気の男子校では感染者が出ようとも、消毒すらせず、まったく動じずに学校活動を継続したり・・・

 

 

 良い悪いは別として、コロナ禍当初に比べ、各校とも、それぞれが学校の校風に沿った、異なる判断を下しているようです。

 

 

 上述の通り、科学的・医学的知見をもとにコロナに対峙している学校、極端な安全第一主義を貫く学校、何を考えているのか否か良く分からない学校(笑)などなど・・・ 各校の判断はそれぞれです。

 

 コロナ対策の違いからも分かりますが、校風とは平時であっても、有事にあっても、本当に大切なものです。

 

 どうか、偏差値や進学実績ばかりに捉われず、ご子息やご家庭の考えにあった校風を持つ学校を選ぶことを強くお勧めいたします。

 

 

これは本当に役に立ちます。やると差をつけられる典型的な教材です。

 

 

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 もうご存知の方も多いかとは思いますが、出願状況、結果速報、繰り上げ情報等については、市進学院のサイトが便利でしたので、ご紹介しておきますね。

 

 
 

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 昨日、最後の合格判定サピックスオープン、合不合判定テストが終了したようですね。皆様、出来は如何だったでしょうか?

間もなく、偏差値も公表され、いわゆる持ち偏差値(直近4回分の平均偏差値)が確定しますね。

 

 個人的には、過去問の出来よりも、学校別の出来よりも、この合判・合不合の持ち偏差値と実際の結果との相関性が一番高いと思っています。姉さんが習ったサピの先生や、妹ちゃんが習った早稲アカの先生も、概ね同じ意見を持っていました。出願の際、根拠のなく楽観的に判断したり、逆に悲観的に判断することなく、持ち偏差値を基準として、冷静に合格可能性を探ってください。

 

 ちなみに、合格可能性の一番下(20%が多いかな?)は、基本的に「0%」と同義であるとサピの先生は言っていました。その上(例えば、30%、40%・・・80%)は、そのまま数字通り受け取って良いそうです。

 

 もちろん、同じ持ち偏差値であっても、尻上がりに調子を上げている60(50→55→58→63)と尻すぼみの60(63→55→58→50)では評価は異なりますので、注意してください。

 

 今年度は、コロナ禍で実施という、前代未聞の入試となります。感染の見通しも、国の政策も、一寸先は闇です。いつ何がどうなるか全く予想ができません。スケジューリングも大変難しいかと思います。

 

 すべての受験生にとって、後悔のない受験になるよう心よりお祈り申し上げます。春はもうすぐです!

 

 

 

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(以前書いた記事です。本番までもう少し・・・実力は同じでも、合否が分かれることはよくあること。下記はその理由と思われることの一例です。当たり前のことかとは思われますが、ぜひご参考になさってください)。

サピックス先生が算数のテストを使って行ったある実験をご紹介します。

 

(実験)

①αとその直下のアルファベットクラスに同じ算数のテストをやらせます。

②αには何も言わずにテストスタート。ベットクラスには「①と④は難しい問題だよね」と伝えます。

③平均点はベットクラスの方が高いという結果が出ました。

 

 ベットクラスは、①④が難しいことを知っていますから後回し。αの生徒は自分で判断した順番で解答。この違いで、平均点が逆転してしまいました。いかに、問題の難易度の見極めや時間配分が重要であるかを示唆する実験結果となりました。

 

 これからの時期、模試が多くあると思いますが、結果が返ってきたら、どのような順番で解いたか、どの問題に時間をかけたかを正答率と照らし合わせてチェックすることをお勧めします。

 

 正答率が低い問題に多くの時間をかけたようでしたら(しかも誤答なら尚更)勿体ないですからね。

 

 

 受験終了後、姉さんとこんな会話をしたことがあります。

 

パ「桜蔭とか渋幕の算数、よくあんな難しいの50分で出来るね?(本番で使った渋幕の問題用紙を見ながら)時間的によくこんなに書き出せたね(場合の数)」。

 

娘「へ?何言ってんの。全部やるわけじゃあるまいし。わたし算数苦手だから、桜蔭と渋幕はどの辺をやるかだいたい決めてるし、半分やるかやらないかで、残りは適当。だから時間は結構あるんだよ」。

 

娘「算数で40点も取れば、他の科目でどうにでもなるしね」。

 

パ「なるほど・・・」。


 
 上位校に限らず、算数(特に合格最低点が低い学校)では、潔い見極めが重要です。

 


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ご存じの方も多いかと存じますが、今の時期にふさわしいキリスト教の「親の祈り」というものを

ご紹介いたします(訳はいろいろなバージョンがあります)。

 

キリスト教系の学校などで紹介されることも多いみたいです。

 

受験が日に日に迫り、どの親御さんも感情的になってしまうこともあるかもしれませんが、怒ったからといって

成績が伸びるわけではなく、やる気が出るわけでもありません。当たり前ですが、親子関係は、中学受験が

 

終わっても続きます。どうか、中学受験によって親子関係がより良い方向に向かいますように。

 

「親の祈り」(ルイス・カンガス神父)

 

神さま、もっと良い私にしてください。

子どもの言うことをよく聴いてやり、心の疑問に親切に答え、子どもをよく理解する私にしてください。

理由なく子どもの心を傷つけることのないようにお助けください。

子どもの失敗を笑ったりせず、子どもの小さい間違いには目を閉じて、良いところを見させてくだい。

良いところを心から誉めてやり、伸ばしてやることができますように。

大人の判断や習慣で子どもをしばることのないように、

子どもが自分で判断し、自分で正しく行動していけるように導く知恵をお与えください。

感情的に叱るのではなく、正しく注意してやれますように。

道理にかなった希望はできるだけかなえてやり、

彼らのためにならないことはやめさせることができますように。

どうか意地悪な気持ちを取り去ってください。

私がまちがったときには、きちんとあやまる勇気を与えてください。

いつも穏やかな広い心をお与えください。

子どもと一緒に成長させてください。

子どもも私も生かされて愛されていることを知り、

他の人々の祝福となることができますように。

 

(出典:渡辺和子「愛と祈りで子どもは育つ」)

 

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 もう11月も中旬に入りつつある今日この頃、受験生の皆さんは日々頑張っていることと思います。どうか最後の最後まで、無駄に焦ることなく、淡々粛々と勉強を続けてくださいね。

 

 

 今日は、いわゆる「滑り止め校」(我が家では「最終防衛ライン」と呼んでいました)の選択基準(偏差値的な話)についての個人的な見解を書かせて頂きます。ちなみに、我が家における「最終防衛ライン」とは、体調が絶不調だったり、気力を失っている状況下でも絶対に合格できるラインを意味しております。仮に熱が40度あっても、5連敗中で挫けていても合格できるラインです。

 

 

 「最終防衛ライン」となる学校を選ぶ際、実際に入学する可能性がありますので、適当に選ぶのではなく、校風、通学の利便性など、必ず「ご子息を6年間通わせても良い」という学校を複数選択してください。人生において、輝かしい貴重な青春時代を6年間も過ごす学校です。公立中学回避のためや、大学受験のためだけに通わせるわけではありませんから。

 

 

 次に、ご子息にピッタリの学校あったとして、成績的に見て、「最終防衛ライン」の具体的な基準は???

 

 いろいろな基準を作ることはできるかと思います。例えば、「持ち偏差値マイナス10」などは一つの目安になるのではないでしょうか。ちなみに、「持ち偏差値マイナス5」程度の学校は、普通に不合格しますので、「最終防衛ライン」にはなりません。

 

 我が家の場合、「最終防衛ライン」となる学校の選択基準は、偏差値よりも、過去問の得点状況を基準としていました。

 

具体的に申し上げますと、過去問において、「得意な科目を抜いた3科目でどのくらい合格最低点に迫れるか?」を判断基準にしました。

※最終防衛ライン以外の学校は、持ち偏差値で判断します。

 

 

例えば、姉さん(S64)の場合、

 

明の星(2018年)① 算数79点 理科37点 社会44点(合計160点/合格最低点198点)

国語が得意だったので、後回しにしていたところ、3科目終了の時点で、国語38点で合格最低点に達するという結果に。

加えて、2018年②も国語48点で合格最低点に達するという結果になったため、明の星不合格はまずないと判断していました(結果:合格。算数2問ミス、他の科目も概ね9割程度の得点率)。

 

結局、国語は問題形式を確認したのみで、やりませんでした。その他の科目の過去問も上記の2回やったのみです。

 

開智(2018年①) 算数97点 理科53点 社会54点(合計204点/合格最低点202点)

開智の場合、国語抜きの3科目だけで合格最低点に達していましたので、開智不合格はあり得ないと判断していました(結果:最上位付近で合格)。もちろん、国語はやることなく、過去問自体もこれのみしかやりませんでした。

 

続いて、妹ちゃん(Y63)の場合、

 

開智日本橋(2019年2月1日AM) 算数72点 理科43点 社会44点(合計159点/合格最低点164点)

姉さん同様に国語が得意であったため、後回しに。結果、国語5点で合格最低点に達するという結果に。妹ちゃんの場合、念のため、国語も実際にやってみました(81点、4科目合計240点)。

 

加えて、2018年(同)も国語15点(4科目で246点)で合格最低点に達するという結果になったため、開智日本橋不合格はあり得ないと判断することがきました(結果:2月1日AM DLC特待合格。午後特待は自動的に合格)。過去問自体は、上記+午後特待を1年分(国語を除く)をやったのみです。

 

 

 以上、我が家の例を用いて説明させて頂きました。ご参考になれば幸いです。どんな状況に陥っても、行きたい学校を絶対に1校は合格できる戦略を練ってくださいね。「第1志望以外はぜーんぶ第2志望校」になれば、精神的に有利な受験になると思います。

 

 

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この記事は、本編「パパと姉妹の中学受験物語」に書いた記事です。

 

 2020年中学入試まであと約3ヵ月・・・焦る親に対して、やる気スイッチが入らない我が息子、我が娘・・・一体この違いは何?

 親と子供の時間に対する感覚の違いを心理学的に解明した法則のひとつに「ジャネーの法則」というものがあります。これは、19世紀のフランスの哲学者ピエール・ジャネーの著書において紹介された法則です。

 この法則は、簡単に申し上げますと、「生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)」ということ、つまり、人間は生きてきた年数によって、1年の相対的な長さがどんどん短くなり、時間が過ぎるのが早く感じるということです。

 例えば、1歳の1年を365日とすると、50歳の1年はその50分の1となり、約7日となります。これは、50歳に感じる1年の長さが、1歳で感じる7日分にしか相当しないということです。言い換えると、1歳の時に感じた7日間という時間の感覚で、50歳では1年が過ぎると感じてしまうのです。

 中学受験生に当てはめてみます。中学受験生を仮に10歳とし、親を40歳とします。ジャネーの法則では、1歳で感じる1年は、10歳だと10倍早く感じ、50歳だと50倍早く感じます。10歳と50歳の時間の感覚の差は5倍。つまり、親は残った約3ヵ月を中学受験生よりも5倍早く感じます。

 親にとっての残りの3ヵ月は、中学受験生にとっては(親の感覚の)15ヵ月に相当することになり、なるほど、入試本番は子供にとっては感覚的にまだまだ先の話であり、やる気スイッチが入らないのも分かるような気がしますね。
 
 人生を80年として、その80年の感覚的な時間の半分地点をジャネーの法則により計算すると、なんと半分の地点は10歳。つまり、感覚的には10歳を超えるとあっという間に人生が終わってしまうのですね(そう言われると、子供だった時代は長く感じますが、中学入ってから今まですごく早く過ぎた気がしませんか?)。

 私も毎年年末に「もう年末だ、笑ってはいけないをしょっちゅう見ているような気がする」と思いますが、そりゃそうですよね。

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 受験生や受験生の親御さんの皆さま、いかがお過ごしでしょうか?もう間もなく11月ですね。いよいよ、中学受験勉強も佳境に入ってきた感じでしょうか。12月に入りますと、雰囲気がガラッと変わってしまいますので、11月終了までに何とかして、基礎の徹底と苦手分野の克服に努めてくださいね。

 

 SSやNN、過去問などで目の回るような忙しい日々をお過ごしかと思います。我が家の姉妹もこの時期は必死に勉強していました。

 

 それから1年たった今(姉は2年)・・・コロナ禍ではありますが、学校はほぼ正常化し、2人とも勉強に部活に遊びに・・・この世の春のような楽しい日々を送っているようです。

 

 あと3ヵ月ちょっと頑張れば長い受験生生活が終わり、必ず春がやってきます。全員が第一志望には入れるわけではありませんが、どの学校に進学したって、いつも前向きに心でいれば、きっと素敵な毎日になるはずです。

 

 楽しい春を想像しながら、体調に気を付けて頑張ってくださいね。

 

 

 ところで、そろそろ志望校決定の時期が近づいてきましたね。ここで前受校について、個人的な見解を書かせてください。

 

 1月入試ですが、単なる「前受校」(通うつもりがない)ならば、過去問1、2年程度で「必ず」合格できる学校を選んでくださいね。場慣れ等、進学以外を目的とした受験で落ちてしまっては元も子もありません。2月入試に悪影響を与えかねません。

 

 栄東や開智など、埼玉上位校を何となく受けてしまうと痛い目にあいます(例えば栄東は、昨年、延べ4000人以上が不合格しています)し、たとえ御三家組だって、軽い気持ちで渋幕を受けると、普通にやられてしまいます(特に女子)。

 

 繰り返しになりますが、単なる「前受校」であるなら、チャレンジは避けてください。大変危険です。落ちて奮起する子もいますから、タイプにもよるのでしょうが、可能な限り、気分良く本命校の試験日を迎えることができるようスケジュールを組むことをお勧め致します。

 

 

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 以前に書いた「頌栄女子学院受験と午後入試」についてコメントを頂きました。コロナの影響により、いろいろと状況が変化していますので、簡単にまとめておきます。

 

 「頌栄女子学院受験と午後入試」は、頌栄の面接の順番がどう決まっていくかについて書いた記事です。2月1日はPM入試も受けたいが、頌栄には面接試験があるため、如何にして早い受験番号をゲットし、早く面接を終わらすかについて、簡単に検証したものでした。

 

 が、今年の頌栄は、出願が窓口出願から郵送のみの出願に変更されているようですね。これにより、早めの受験番号を確実にゲットすることができなくなりました。もちろん、願書が早く到着すれば早い番号になる可能性は高そうですが、実際問題、到着順に受験番号を割り振るとは限りません※。

 

 事務室で早く到着したものと、遅く来たものが、ごちゃ混ぜになってしまうことすら考えられます。

 

 当然ですが、私が今年行ったうような受験番号下一桁の調整などはもう絶対に不可能になってしまいました。

 

 残念ながら、頌栄受験の後、午後入試を断念せざるを得ない方も相当数出てしまいそうです。

 

 午後入試を出願するか否か、なかなか厳しい判断を迫られそうですが、時間を気にし、イライラしながら頌栄の面接試験に臨むよりも、いっそのこと、2月1日の午後は潔く諦めた方が、精神的に良いかもしれません。また、頌栄入試に対する覚悟がより強くなるかもしれません。

 

 これも全ては新型コロナのせい・・・本当に本当に、嫌な時代になってしまいました。

 

 

※郵送出願と受験番号の関係については、明の星でたまに話題になります。遅く出した人の方が受験番号が若かったとか、自宅付近の郵便局よりも、浦和に近い大きな郵便局の方が若い番号だったとか、何とか・・・

明の星は、受験番号が遅くなると、体育館受験等、教室以外での普通教室になりますので、毎年、若い番号ゲット合戦になっていました。ちなみに、明の星は、来年はWeb出願になってしまいましたね。

 

 

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