地獄の沙汰もカネ次第 | まいけるのおうち

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なんとか続けてます。

週末にちょっくら上京する用事がありまして、帰りに実家会衆で親しくしていた元2世の子とお茶してきました。

彼自身はJWのトラウマなども嫌な目に遭ったことも一切なく、JWとはただひたすら距離を置いてる感じの考え方をしてて、特に思うことも無いそうです。

高校卒業後JWからは距離を置き、その後、彼は物凄く努力して仕事的には成功してると言っても良い状況です。世田谷区の某高級住宅地のマンションを購入し、年に十数回は海外出張もこなし忙しくしてるようです。九州に居たお母さん姉妹も近所に呼び寄せ、しっかり親孝行してるなあと自分から見てても思います。

そんな話をしていると「母親がJWって知ってるから月に2回は長老が来るんだよねー」って話題になって、ご愁傷様と心から思いましたが、その中で長老と大学進学の話が話題になったようです。

皆さん知っての通り、JWは高等教育に否定的な見方をしています。
https://wol.jw.org/ja/wol/s/r7/lp-j?q=高等教育&p=par

だけどその長老はこういう言い方をしたそうです。「別にJWは大学進学を禁止していません。大学に行って卒業すれば短時間で高収入が得られる仕事に就けますし、そうすればJWとしての活動に多くの時間を使えるようになります。それはエホバも望まれていることです」と。

能力があったのに高校で進学校にも大学ににも行けなかった人が聞いたら怒りの余り憤死しかねない発言ですよね。そりゃ大学進学したら排斥とかにはならないわけで、そういう意味では「禁止」はしてないでしょう。ですが、あれだけ集会や大会や出版物などで「高等教育の罠に気をつけろ!」と言われ、長老から白い目で見られてまでそれが出来る人はそう多くは居なかったでしょう。少なくとも両親が共に信者の家庭では物凄く少ない数だと思います。日本全国だいたい同じかと思われます。

でも、その長老の会衆、及び近隣会衆ではそうでもなく結構な人が大学卒業してるんですよね。日本の他の地域で同じ現象はあまり見られないと思います。となれば結論はただ一つ。

それらの会衆のJW組織への寄付金が多いから、巡回監督も海老名支部も何も言えないということでしょう。地獄の沙汰もカネ次第と言いますが、JW組織もカネ次第でどうとでもなるというのが実態なわけです。一種の逆ローカルルールですよ(笑) 

まあ、東大卒の2世が日本支部のトップにいるわけですから、暗黙の了解ってやつだったのでしょうかね。暗黙だなんてケチ臭いこと言わずに堂々と言えばいいのに、というのが今の正直な感想です。

大学進学や就職などで締め付けをしておかなければ、2世の残留率も今みたいな悲惨なことにならずに、そこそこの寄付金が全国で集まったでしょうに。と嫌味の1つ2つ言いたくなりますね\(^o^)/

大学進学に限らず、あんなことやこんなこともだいたいのことはカネで解決できたんだろうね、と今となっては思い当たるフシが・・・。その辺は読んでいる皆さんの方がお詳しいでしょう。

自分は現役の頃、実家会衆に来た巡回監督が「この会衆には愛が足りない」って言ってたのを真に受けてて、最近になってようやく「あれはカネくれの意味だったのか」と気付くほどの鈍い野郎でしたので^^;

あまり長文になると2回に分けろと言われかねないのでこの辺でおしまいにしておきます。お読み頂きありがとうございました。