サロンの手書きチラシ・手作りチラシで集客する方法 -5ページ目

「買った(施術した)後の結果」を「買う(施術する)前に知らせてあげる」

新しいメニューでも、シャンプー剤、トリートメント剤でもそうですが、人はみなは新しいものが好きですから気になります。

 

特に女性は。

 

 

しかし、お金を払う以上、むやみには飛びつきません。

 

どうしてでしょうか?

 

そのときに消費者に起きる心理を考えて見ましょう。

 

まず、不安なワケです。

 

今まで見たこともない知らないものですから。

 

買って失敗したくないワケです。

 

「失敗したらどうしよう?」って。

 

購入した後「買って得したわ~、良かったわ~」って思いたいワケです。

 

その確信がない。

 

売り手側の売り込み文句はある意味信用できない

 

「良いことばっかり書いてある(言っている)けれど、売りたいのだから良いことばかりを言うでしょう。」

 

と心の中で思うわけです。

 

その疑いの気持ちを解決できなければそれで終わってしまう。

 

売れないわけです。

 

メニューも、商品も。

 

ですから、消費者が一番知りたいと思っている

 

「買った(施術した)後の結果」を「買う(施術する)前に知らせてあげる」

 

 

ここがポイント。

 

そこで、そのメニューや商品を以前に購入いただいたお客さまの実際に使った感想を聞いて、それをそのまま正直に伝えてあげるワケです。

 

先日買った○○さまは、「このトリートメント今までのものよりはちょっとだけ高いけど、使い始めて1ヶ月になるけれど、先生が言っていたとおり、今までのトリートメントより、さらさら感が長持ちするの!紹介して頂いてとっても良かったわ~ありがとう!」って言っていましたよ。

 

とそのまま正直に伝える。

 

いかがですか?お店側で一方的に良いことを並べるよりは真実味が出るでしょう?

 

このことを、実際に、実感していらっしゃるお客さまに、文章に書いて頂くともっと真実味が増します。

 

 

 

 

多くのサロンオーナー様がおかしてしまう失敗があります

多くのサロンオーナー様がおかしてしまう失敗があります。

 

それは、いきなりメニューを提案してしまうこと。

 

まだ、お客さまとの信頼関係が築かれていない時期に、「新メニューはいかがですか?」というような売り込みに似た提案をしてしまうことは控えたほうが無難です。

 

最初の頃は、いきなりメニューを売るのではなく、お客さまが抱いているであろう疑問点を提示したり、お客さまの声(既存客)を載せて共感を感じさせて信用を得ることを数ヶ月にわたって行います。

 

その下積みがあるために、前述の縮毛矯正の提案も快く受け入れていただけるのです。

 

このチラシで大切なことは、あくまでも「信用」を感じていただくことが重要で、なおかつ先決なのです。

 

その後に様々なことを提案することが大切になります。

 

このときの内容ですが、先も述べましたように、普段消費者が知らない「美容室の裏事情」をわかりやすく書くと反応は高まります。

 

「裏事情」っていっても全然むずかしく考える必要はありません。

 

例えば、“先週、最新まつ毛パーマの講習会があってスタッフみんなで行ってきました。

 

講師のお話を聞いたあとそれぞれ実践です。

 

スタッフ同士お互いにまつ毛パーマをかけ合うのです。

 

感想は

 

「こんなにまつ毛ってきれいにカールするんだ~!生まれて初めてまつ毛パーマをかけてもらって目がぱっちりのかわいい目元になっちゃいました!!ちなみに私は男です(笑)

 

しっかりかかっているので、2週間経ってもくるりんまつ毛で目がパッチリ!いや~困った困った!!“」

 

このような、美容業界で行っている講習会の状況をリアルに伝えることで、

 

「美容師さんの講習会ってお互いにパーマをかけあったりするのね。」

 

「このほかの講習会ってどんなことをするのかしら?」

 

というように、素人の知らない世界をちょっと教えてあげるだけで、お客さま自ら疑問を持ったり納得したり、質問してきたりと、様々に反応してくるようになるのです。

 

 

 

 

見込み客が「電話をしたり、新規客としてご来店する」その理由

人は「ひみつ」とか「なぞ」「実は・・」「裏側」「なぜならば・・・」

 

のようなことばを見るとその答えを探したくなり読み進めます。

 

気にし始めると、解決するまで気になり続け、一刻も早く解決したいと思い、解決するための行動を取るのです。

 

あなたもこんな経験ありませんか?例えば友人が「先日ビックリしちゃった!!だって○○ちゃんの彼氏がね・・・・・・・・・・アッ!・・・○○ちゃんにしかられちゃうから、やっぱり今日はやめとくわ・・・。」って言われると、「いいじゃない教えてよ!誰にも言わないから・・・ね!ね!」

と気になりだす。

 

すると、とどうしても聞きたくなっちゃう。

 

聞くまでは気になっちゃって、すっきりしない。

 

心の中がもやもや・・。

 

友人がこのことを言い出さなければ、聞きたくなることもなかったのに。

 

それが、チラシの場合では、キャッチコピーで疑問を投げかけることで気になり、解決するには、その下に書いてある文章を読まなくてはなりません。

 

逆に言うと、読むことで解決できるワケです。

 

すると、読み終わった後は、なぜかすっきりするのです。

 

「なるほど!そうだったのね~」って。このとき、もともと疑問に気がついていない読み手(消費者)にこちら側で疑問を作り出して、思わず答えを探したくさせちゃうわけ。

 

でもその解決策は、チラシを読んでいるときは紙面上だけの問題で、自分の髪に対してチラシに書いてある解決策を得るには、この美容室に行って、縮毛矯正しなければ、本当の解決にはなりません。

 

そこで今度は、イメージではなく実際に解決するためには、電話予約をするとか、ご来店をせずにはいられなくなるのです。

 

そこで、電話が鳴ったり、新規客としてご来店するワケです。