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虚像

ラッキードッグに熱。
感想・オススメ作品・日常

DMCで!!!!!!!このタイトルで!!!!!書けることがとにかく私は嬉しい!!!

 

カップリングはダンバジです。完全固定。あとネロキリ。完全固定です。

 

何年前になるでしょうか……10年前?電気屋さんのPCコーナーで流れていたDMC4のデモムービーを見てからデビルメイクライを知り、「なんだこのカッコイイゲームは!」と動画を漁り、アクションゲーム苦手なのにゲームを買い……DMC4も最高だったのにその上を行くDMC3で沼り。

そして1で推しが消失するという。

 

結構難易度の高いアクションゲームなのでね。女友達でDMC好きな人は稀でした。

 

それがー!!こんな話題になって;;;みんながDMCの話してて;;;嬉しい事この上ない;;;

 

ネタバレ踏んでしまって、バージルが登場することは知っていました。

未だに理解できてない。なぜにバージル蘇生してる???

 

シリーズで一番好きなのはバージルですが(Vについては後述)一番恨めしいのもバージルだよ!!!

本人も自分のした事の大きさ、罪は理解してると思いますが!!

何人カタギが死んだと思ってるんだーーーーー!!!いやラスボスだから当然の行動なんだけど!!3でも似たようなことやってたけど!!3では実際に民間人が巻き込まれてる描写はないからな。

憤り優勢のまま開始したバージル戦。でもねーバトル始まっちゃうとねーやっぱり好きなんだよね……技、モーションがとにかくカッコイイ。構え・抜刀・納刀。かっこいい。居合、次元斬、幻影剣、とにかくかっこいい!!!ネロもVもダンテも、使っててすごく楽しかったしかっこよかったけど、一番はバージルだった。厨二心がぎゅんぎゅんする。

 

どうしようもなく人騒がせで災厄を振りまいた諸悪の根源の一人であるバージルが、ダンテを筆頭に魔獣たちやネロに救われたことに、感慨深くもなり。

 

時系列的に3から、ここまで……長かったね……すれ違う兄弟が、こうして一つの終わりを迎えられた事が嬉しくもあり、寂しくもあり。

 

 いやでもやっぱり嬉しいのかな……ダンテとネロには感謝しかない……身内のケリは半身である自分がつける。という覚悟。2度もダンテにバージルを殺させたくないですよ。プレイヤーだって。それをネロが、スーパー主人公パワーで守ってくれてさあ;;;あの時守られたのは死ぬかもしれなかった片方だけではなく、殺すかもしれなかった片方でもあった。

そしてネロに敗れたバージルはダンテと共に魔界へ。

ここのダンテがさああああもう泣かせるのよーー!!!「一人じゃ寂しいだろ」って……兄弟……双子……バージルもさ、今度は、それを拒まないんだよ。もう泣きそう。3の時は「俺はここでいい」って言って、拒絶して、一人で落ちていったのに。共に落ちることを許容したんだよ。それはきっと、ダンテの気持ちを考えられるようになったからだと、思うんですよね。

実質心中じゃん……至上の愛じゃん……うわあ……もう……

って思ってたんですが、1ンテが既に魔界行ってたっけ。例え魔界と現世の扉を閉めても、悪魔双子が揃っているなら、きっとなんとかなるでしょう。決死の覚悟、というわけではなく、二人なら大丈夫だという信頼かな~?

どれがシークレットエンディングムービーだったのかわからないけど、

「俺が1点リードだな」「数えなおせ!」

「勝負をする時間は十分ある」(うろ覚え)

「あれだけは言うなよ」「ジャックポッド」

もーほんとに!!!!!!双子が!!!!!こんな!!!!!!仲良く喧嘩してぇぇぇ;;;;;;これ以上ないよ、もう、本望だ。

 

なんだけど、V……。

バージルによって切り離されたバージルの人間部分。

V という名前からして、バージル関係の人間なんだろうなとは思っていましたが、まさかの。だって顔全然似てない……くない?

ネロアンジェロ時代に偶然助けた人間なのかな?とか思ってました。

「わかるさ。自分だからな」って言って、ユリゼンと一体化し、実質個としては消滅したV。

もう長くはもたないとわかっていたとしても、その行動は「元のバージルのため」としか思えないんですよねえ……。

壊れゆく身を、引きずりながら、抱えてもらいながら、バージルの元へ行かなければならないと信念をもって行動してた。世界のためじゃない。ダンテやネロのためじゃない。一体化し、バージルが復活した場合、そのいずれもバージルによって壊される可能性はあったのだから。

自分が意識の片隅にでも存在したいと思ったから?それはあるかもしれないなあ。でもそれも結局、ダンテを思う「人間の心」が自分、つまり元のバージルにもあった。という事を理解した上で、この思いはバージルにとって必要だろうと、思ったんじゃないのか……もうなんか、Vの、バージルへの自己犠牲???いやバージルも自分なんだけど……難しいな、個別の存在としてのVではなく、元の存在としてのバージルへの親愛のような、大きな心がさあ……もうたまらなく好きにならざるを得ないよ……

そしてそのVを、ネロアンジェロを、バージルを大事に守って共に戦ってくれた魔獣たち。

魔獣戦むりでしょ……あんな、あんなの……みんな健気すぎる……どうか……バージルの側にいてあげて……

 

まだ一周、しかもネタバレ怖すぎて速攻プレイだったので、脳内情報は錯綜しているし考えもまとまってないですが、とにかく、ダンバジの民としては最高でした。

 

シリーズの最終作と言われても納得してしまうシナリオなので、できれば4と3は!知っておいて欲しいですが!操作性は確実に今までで一番易しいのでアクション初心者にもおすすめ。

みんなDMCやろう!!

 

 

友達数人に「マリアビートル読みたいならグラスホッパーから」と言われたため、きちんとグラスホッパー履修済みです。

 

そのためグラスホッパーのネタバレも含みます。

 

 

火星を読んでから、まあ火星も面白かったけど、陽気なギャング的なテキストの伊坂が欲しい。と思い、伊坂作品オススメレビューなどなどを見ていて知りました。

 

『魅力的な殺し屋が沢山登場する。』

 

はい好き。

 

結果、予想より更によかった!!

図書館で借り、読了返却し、すぐ電子書籍で購入したほどです。

陽気なギャングすら超えました。忘れていたんです、伊坂幸太郎は陽気なの作者であり、魔王の作者でもあるが、重力ピエロの作者でもあるんでした……男の絆が最高で、しかもその二人が腕の立つ殺し屋で。好みに合致しすぎました。

 

といえばもうおわかりでしょう、檸檬と蜜柑です。マリアビートルの感想というより果物の感想です。

 

最初は果物、とくに蜜柑推しでした。檸檬ものすっごいトラブルメーカーというか、大雑把で。大金の入ったトランクを荷物置き場に置いてくる、今まで人質になっていた、守るべきターゲットを一人にするなど、本当に腕がたつだけだなお前―!?つっこみどころが多くて頭をかかえていたんです。が、そこがいいんだ……檸檬のそこが……直感的で、しかし評判の殺し屋だけあって見抜く力はあります。なにより可愛い。

「檸檬は本当にやくにたつ機関車だ」と、死体の腕をとって揺らしながら自分で自分のこと褒める檸檬をみて、そこから多分落ちました。180センチ近い長身の男なんですけれどもね。今では檸檬も蜜柑もどっちも同じだけ好きです。

 

二人の何がいいって、赤の他人なのですが、背格好が近いために周囲から「双子の殺し屋」「兄弟の業者」と思われているところなんですね。伊坂作品に置いて兄弟が何を意味するのか分からないわけがあるまいて(今気づいた)絶対の味方、揺るぎない信頼、唯一無二の存在。まあ蜜柑は双子と間違われると本気で怒るそうなんですが。でもターゲットに声をかけられて「なんだよ」と同時にこたえるところはまさしくですよ。血は繋がっていなくても、です。

ターゲット、もといぼんぼんに名前を尋ねられて、また二人してでたらめを言うのですが、その際用いたのが

蜜柑「ドルチェ(蜜柑)とガッバーナ(檸檬)」

檸檬「ドナルド(檸檬)とダグラス(蜜柑)」

ドルガバはブランドのイメージしかないのですが、調べてみると創始者二人(他人)の人物名で、ドルチェがガッバーナより4歳年上なんですね。

そしてドナルドとダグラスは双子で、ドナルドが兄。

どっちも自分を年長者だと思ってるのかなあ(*´ω`*)二人とも俺お前。の順なので、ドルガバは単にブランド名がその順番だったからかも。

 蜜柑はその例えに「なんだそれは」とツッコみを入れるんですが、後半を読めばわかる。ぜったいここ、どの、どんな、機関車の事を言ってるのか把握してますよ……。でもちゃんと説明してくれる(多分説明したいだけ)檸檬に一刀両断

「ぐっとくるよな」「来ない」

「覚える気がねえのかよ」「ない」

この、ぴしゃりと突き放す感じがバージルっぽくて受けだと思いました。檸檬は破天荒だし。攻め。

機関車トーマスをこよなく愛する檸檬ですが、その由来は悲しい。両親ともにアル中で、檸檬はずっと、トーマスを見ているしかなかったから。

勉強しなさいと言われることもなく、ただ黙って、テレビを見ていることで、関わらないように、被害をくわえられないように逃げていたのだとしたら、切ない。しかもその両親も幼稚園の頃に事故死している。つらい。先生とはうまくいかなかったたちだ。と鈴木に言っているし、幼少期を想像すると苦しい。

そんな檸檬の幼少期を支え、根幹を担う大好きなトーマスのシールをドルチェ……じゃない蜜柑にあげようとするんだからすごくないですか。

 

伏線である「死ぬときはメッセージを残せ」も萌えが詰まってますね。使う時ももちろん最高だったのですが、読み返してみればここもよい。

「お前が死ぬときは何かヒントを残せよ」「わかった。殺されそうになったときは、お前にメッセージを残すように、努力する」

死んだらもう自分には何の関係もないのに。いつもばっさり切る蜜柑が「わかった」と即座に了承してさあ。相手の事考えてる証拠。

その話をしてると、檸檬は、俺はそう簡単には死なない。死んでも復活する。と。蜜柑曰くこれは檸檬の常套句らしいのですが、檸檬はこの時、「俺もおまえも」と言ってるんですよね。もう、檸檬にとって蜜柑がどんな存在か、言い表されている。

 

読み返しているのですが、果物パートの第一文は「傷は大丈夫か」なんですね。良い……

蜜柑は冷静沈着に見えて意外と、怒りをしずめるためにぼんぼんに肘鉄くらわせるような人であり、

しかし荷物であるトランクに目印をつけるために、持っていた子供がつかうようなミカンのシールを貼るかわいらしさもある。卑怯だ……

 

檸檬のファンイラストを見ていると、大概金髪なんだけど、どっかに描写あったっけ?

七尾くん曰く、ジャケット・グレーシャツ。痩せ型で高身長。寝ぐせのような無造作ヘア。誰彼構わず諍いに誘うような攻撃的な目つき。

目つきの描写好き。

 

あと仲介業者による檸檬と蜜柑の評価も好きだ~

「今業界でも一番、仕事が確実で、一番、無茶で、一番、怖い」最高。

時系列異なりますが、政と源より先に読みました。

 

ツイッタで作品傾向作家分布図みたいなのを見て、読書欲が出て、図書館に行ってまいりました。

 

久しぶりの読書の導入に選んだはのは、伊坂幸太郎の「火星に住むつもりかい?」です。

タイトルが面白いな~と思って。伊坂はこれまで外れがなかったのも大きいです。好みはありますけどね。

 

好みとしては陽気なギャングシリーズが好きです。次点重力ピエロ、魔王。ちゃんと読んだことあるのこれだけです。ラッシュライフは確か途中まで読んだ。けど全然覚ええない。

 

火星に住むつもりかい?は警察の話でしたが、政治政策面が強かったような。というわけでこの中だと魔王に近い気がします。

 

捜査官の真壁がいいキャラなんです。変人で天才。優秀な変人はいいものですね。伊坂はそれを書かせたらとてもうまい。

 

「『昨日はどうも、お騒がせしました』とか書いてありました?もしくは、事件の真相が知りたかったらここをクリック、とか?それ、絶対、クリックしたら駄目ですよ、薬師寺さん。バイアグラ売ります、のページに飛ばされるかもしれません。しかも、残念なことにもしバイアグラが欲しかったとしても、そのサイトでは買えない可能性が高いです。」

 おちゃめ。

 

「興味深いなあ。詳しく聞かせてよ。あと、今度女の子を襲ったらまた来るからね」

 飄飄としており一般的な善悪とはかけ離れた倫理観を持っていそうかと思いきや、こういう所できっちり絞める。脅すところが好き。

 

「さっき会っただけでも、その能力は伝わってきたね。ぺこぺこ力を隠しきれない感じだった」

ぺこぺこ力。

 

物語中盤で真壁退場してしまうので、とっても読む気が無くなってしまったのですが、生きてました(最大のネタバレ)

嬉しかった~……火星で唯一かつ一番好きなキャラだったので。

 

テーマは重く、恐怖、焦燥感の強い作品でしたが、それでも読みやすかったのはきっと、伊坂のユーモラスなキャラクターとセリフ回しのおかげですね。既にグラスホッパーを読了してるので、これからその感想も書きたいと思います。

 

図書館は返却義務があるので、また図書館に行かなくてはいけないというのもいい。

 

火星の次は何を借りようか~と、選んだのがタイトルの、「政と源」でした。三浦しをんです。

伊坂に比べてかなり読みやすい、さらっと読めてしまいすぎるけど。

 

三浦しをんの作品は他にもあったけど、この一冊を選んだのは、扉絵が良かったからです。

オールバックイケオジがいる(後にイケオジはハゲの方と知る)ため、わくわくしながら持ち帰りました。

 

……予想以上でした。

 

きみはポラリスとか所持してましたし、ネットでも評判は聞いてましたけど、ここまでとは。というかまんまと。

政が可愛くて、源がいいやつで。72?3?のおじいちゃんずですが、可愛いものは可愛いしかっこいいものはかっこいい。

 

挿絵がねー!また、いい。

扉絵で選んだだけあって、絵は好きです。

後半、若かりし頃の二人の絵もみれるのですが、そこでようやくきがつきました。

……このイラストの感じ、BL畑の人だな……?

BLの人でした。

 

二人には奥さんがいる(いた)し、今はもうお互いたたないんだろうけども、そういうんじゃないんですよ。

終戦後、「生きててよかった」と抱き合う二人が全てです。親より妻より長い期間を共にした、切っても切れない仲。

それがもう、唯一無二の二人が至高なんです……。

 

国政は元来の性格もあるでしょうが、年寄りにありがちな捻くれたところや、虚勢を張るところが愛おしい。もと銀行員でエリートだけれど、こと人間関係においては不得手なのも好みです。

源二郎は世間や常識に縛られない、自分をしっかり持った人で、けれど戦争によって家族を奪われた寂しさを抱えるどうみてもいいキャラ良い攻めです。大雑把だし家事はできないけど、人の事を良く見てる。人の心を、仲間を大事にするんです。

正反対として描かれる二人、そういうの大好物だから(東巻とか戌辰とかダンバジとか)

そりゃあ、はまる。

 

話も一話一話が適度な長さで、読書復帰勢の私には優しかったです。伊坂に比べてなんと読みやすいこと……(伊坂も読みにくくはないです。おそらく読みやすい部類)

政と源以外の登場人物もいいんですよね~!!徹平は誰が見たっていい奴ですよ。気が利いて思いやりがあって明るくて努力家で真面目で。こんな孫がほしい。彼女といちゃいちゃしてても「幸せになれよ!」と素直に応援したくなります。

 

以下お気に入りセリフ。

 

「また遊びにきてください」

 国政と源二郎は、七十三年も幼なじみをやっている仲だ。喧嘩をしたいときにはするし、顔を見たくなったら訪ねる。これまでもそうだったし、これからもそうだ。徹平に言われるまでもない。

 新参者のくせにお節介を焼く徹平に、国政は苛立ちを覚えた。だが、源二郎への独占欲と、変化を嫌う老醜をさらすのがいやだったので、

「もちろんだ」

と表面上はにこやかに答えた。

 

****

 

「なんかこう、おまえが呼んでる気がしたんだ。七十年以上も付き合いがあると、専用の無線が頭の中に内蔵されるんだな、きっと」

 

(国政ぎっくり腰のターンは全部いい。「気がした」で雨の中やってくる源二郎も、ぽんこつ源二郎を見守り、それでも安心してしまう国政も、すごくいい)

****

 

 いままでは、「自分が心でも、離れて暮らす家族はもとより、幼なじみの源二郎ですら、なんとも思わないかもしれない。若い弟子に夢中だからな」などと、いじけたことを考えていた。だが、ぎっくり腰になって目が覚めた。いじけるのは、もうよそう。源二郎よりさきに死ねない。死にたくない。

 国政は、なるべく長く生きて源二郎を看取ってやりたいと思った。もちろん源二郎は、町内に顔なじみが多いし徹平もいる。放っておいても、一人で死ぬような事態にはならないだろう。それでも、源二郎と同じ時代を生き、だれよりも長い時間を共有したのは国政だ。妻に先立たれ、血をわけた子どももいない源二郎を、国政までが置いていくような真似はできない。したくない。

 

(これを愛と呼ばずして何と呼ぶのか)

*****

 

 徹平の申し出に、源二郎はやや気を惹かれたようだ。

「そうだなあ。政はどうする」

「遠慮しておこう」

 正月の浅草寺など、疲れにいくようなものだ。人混みに揉まれて、ポックリいかないともかぎらない、拝みにいったのに、拝まれる立場になっては元も子もない。

「じゃ、俺も留守番する」

 と源二郎は言った。

「なんでだ。おまえは徹平くんたちと行けばいいじゃないか」

「寝正月も乙なもんだからな。徹平、船を使っていいぞ」

 

(やや気を惹かれた源二郎があっさり俺も留守番する、という所が、国政のことよくわかってる)

 

****

 

「どうせまた、ひがんでるんだろ。『娘と妻が、正月に誘ってくれなかった』とか」

 図星を指されて心拍数上がったが、

「子どもじゃあるまいし」

 と国政が平静を装った。

「そうか?」

 源二郎はにやにやし、顎を掻く。「おまえの作ったチャーシュー、うまかったぜ」

「ななななぜ」

 平成の砦はもろくも崩れ去った。「俺が作ったと思うんだ」

「だって政の味つけだから」

 

(歳をとると、取り繕うのもうまくなる。でも幼なじみには、源二郎には通用しない。最大の理解者。「だって政の味つけだから」は一番好きなセリフかもしれない)

 

****

 

源二郎の家へ様子を尋ねにいきたいところだが、連日のように顔を出したら、「さびしいのか、政。ん?」などと、源二郎ににやにやされそうで業腹だ。

 

****

 

メモするのを忘れてしまったのですが、国政は死んだ後も源二郎に会いたい、と願うんですよね。もうお前何よりも源二郎が大事じゃん……と思わずにはいられないわけです。

 

完璧に私の好みドストライクです。何度も言うけど挿絵がずるい。これ電子書籍や文庫版でも挿絵あるのかな。ないならハードカバーで買うの一択。それぐらいの破壊力。

源二郎がお嫁さんを強奪する時、国政の元を訪れるのですが、そのシーンが完全に、平安時代の姫の元を訪れる想い人のそれ。上げてるの御簾じゃなくて蚊帳だと思うけど。ディオ様に「夜這いじゃん」と言わしめるイラストでした。ありがとう。

 

政と源はいいぞ。個人的には月魚より好きです。世の腐女子読もう。

読書の秋ですね。

Kindleで本を買うようになって散財が激しいです。

 

表題のドラグレは私がいっちばん好きなBL漫画家のエンゾウ先生の最新作です。

前作、ドラッグレス・セックス無印ももちろん購入しております。

前作の中でも辰見と戌井は好きな方で、最初に読んだときは「個人的には辰見すっごく受けだけど先生のパターン(花屋とか)でいくと攻めだろ~~~うわ~~~」と思っていたらまさかの受けでした、ありがとうございます。そういえば戌井が確実に攻めのビジュアルでしたね。もっさり黒髪。

 

その辰見と戌井で一冊出されたのが今作。

期待9割不安1割。

9割は安心安定のエンゾウさんクオリティ。残り1割は、前作が短編集かつエロメインだったので内容が若干物足りなく。もっとみたい!!!と思わせる内容だったので悪くはないのですが、満足感にはやや欠けるというか。

今回は1つのCPではありますが、コンセプト的にはエロ押しです。内容が薄かったらやだなあという不安がありました。

結果的には全くの杞憂でした。エンゾウ先生最高です。

 

この世界では「フェロモン症」というアレルギーがあり、これに罹患すると性フェロモンが過剰分泌されます。

罹患者に恋をしている人間は、このフェロモンによって性的興奮が促されます、興奮度合いは好意によって変わります。

それ以外は何ら普通の現代日本です。

戌井(攻)は非罹患者。辰見が罹患者、つまりフェロモンをまき散らす側ですね。

罹患者は薬を服用しフェロモンの発散を抑えることが義務付けられているのですが、辰見は女に困らなくて便利。ぐらいにしか思っておらず故意に服用しません。それが仇となり辰見が好きだった戌井に半ば無理やり犯され、前作は終わりました。

 

エンゾウ先生の中では二人はラブラブハッピーエンドだったらしいのですが、担当さんに「それ読者に伝わってないですよ」と教えられ、今作ではラブラブになるまでが描かれてます!!!!!

ラブラブに!!!!なります!!!!ここから思いっきりネタバレです。

 

先述の通り、辰見はヤリチンクズだったのですが、戌井にまた襲われたらたまったもんじゃないのでフェロモン抑制剤を飲み始めます。そうすると女子はまあ、盛ってこないわけです。ヤリチンクズ改めクズです。

でもねー戌井がまたぶっとんでるキャラなので、戌井に比べると辰見は普通に落ち着くんじゃないでしょうか。

受けだけどツッコミだしね。

戌井がもう、すごい。オタクで、独自の世界で生きてて、正論も言うんだけどなんというか、強引で。辰見振り回されっぱなし。そこが好きです。やりたい放題だった辰見が全然自分の思い通りにいかなくて、戌井に振り回され、戌井に愛され求められすぎて絆されていくのがたまらないです。ちょろいんだよな辰見。快楽に弱くてすぐ絆される……大丈夫か。大丈夫じゃないわ。だからもう戌井から逃げられないんですよ。

戌井に「抑制剤でフェロモン抑えてるんだろ、だったら何もしない。自意識過剰」って言われて信じて戌井の家行って、まあ確かに戌井はちゃんと我慢するんですけど、求められていることを知った辰見は身体明け渡しちゃいますからね。明け渡すというかちょっとだけだぞ。って言ったのに無理全部寄越せって最後までヤられたために明け渡すことになったというか……やっぱり辰見振り回されてますね。戌井のがやりたいようにする図がたまらない。

 

正反対は身体の相性も最高なんですが、言葉の掛け合いも面白くて大好きなんですwww

「このレ●プ魔が!」

「それは反省してる。辰見が薬の服用という義務を怠った前提があったとしても」

「ああ?!」

「それでも、ひどいことをしたと思ってる…ほんとに」

「…いーよ、まあ俺もちょっとはわりーとこあったかもだし」

「悪いとこしかなかったけど…」

「てめーまじむかつくな」

こwwwこwwwww好きwwwww

戌井陰キャオタクだけど言う事言います。ほんとに素直。ちゃんと謝れるところも素直。自分の欲求にも素直。我慢はできる子です。辰見が本気で拒めばきっとやらないでしょう。でも辰見無理やりされるの好きだから……

おうちえっちが今作最初の濡れ場ですが、もーーー可愛い辰見可愛い。普段の眉間にしわ寄せてる柄の悪そうで高慢なキャラから一転。やだやだいいつつ切なげに涙をたたえた瞳で懇願する樣といったら!!もう可愛くって、戌井がいじめたくなるのもわかる。

「触らせてやる」→「抜くだけなら」→「いれんのはゴムなきゃやだ」

ちょろい。

一方戌井は

「抜くだけじゃ我慢できない」→「いれさせて」→「つきあって。俺だけのものになって。じゃなきゃ生でする」

ぐいぐいの極み。こんな強引な告白エンゾウ先生の作品では初めてじゃないでしょうか。他のキャラならいざ知らず、戌井だからなんかいいんですよねー。めちゃくちゃ強引なのに俺様感がないからでしょうか。子供っぽいんですよね。ほしいーほしいーってずっと強請ってるみたいな。

すきすき言われて激しく求められて、悪くない、かも。可愛い、んじゃね?と思ってしまう辰見。大丈夫かお前。まあ無自覚Mだからね。仕方ないね……。

 

初デートも戌井が強引に連れていきます。

「デートしよー」

「嫌だ」

「土曜駅待ち合わせな。時間は後で送るから」

「ほんと人の話きかねーなお前は!」

このくだりあと何回かでてきます。本当に戌井人の話聞かない。いや聞いてるんだろうけど、辰見の嫌は嫌じゃないから。

デートの先はコラボカフェなわけで、まじで帰りてえ辰見。わかるよ。どんまい。普通は連れてこない……が、戌井は普通じゃないので……

まあ色々とあるんですけど結論で言えば戌井が誕生日だったと、それを知らなかった辰見が戌井のお願いを聞いてあげる流れに。

多分有名な1コマ、ナッつんコスの辰見です。

似合わない!!超不機嫌!!かわいい!!

さらに追加で口でするようにお願いされる辰見。ここもねー、イマラとかじゃなくて「お願い」して咥えさせるのがいいんですよ~。(無理)(気持ちわりい)って思ってるのに顔近づけて口開けて。無理やりじゃないんですよ。「お願い」してるだけですから。自分の意思でするわけです。あまつそれでたってることを指摘され、なんで……と狼狽えるところほんとうに可愛い……ショックでしょう。体は素直、というやつです。自分が男のいちもつ咥えて興奮するわけがないって思ってるんですよねーーかわいい……

「ひでえよ……怖えよ……俺のこと好きなら助けてくれよぉ…っ」って顔覆って泣いちゃう辰見んんんん。授業プリントお前が書いとけっていうぐらい理不尽傍若無人のくせに酷い事してくる相手に助け求めちゃうんですかーー!!!

でも助けてって言われても、戌井はふっと笑って「アニメもカードも卒業できないガキだから」って攻めるのをやめないわけです。

もう普通のに戻れない。ともらす辰見。俺とだけするんだから問題ないだろ、とキスする戌井。まあいっか……こいつとすんのが一番きもちー…と結局流されるまま。怒りもしないで迎え受けてキスに答えちゃうちょろさ。本当に快楽に弱すぎるし頭が弱すぎる。

 

進路の話から卒業後、同棲の話をする二人。というか戌井。辰見はなんで俺がお前と同棲しなきゃならねーんだ話を聞けといういつものパターン。もうくっそ笑いましたここ。戌井辰見の抵抗なんて聞き入れる気ゼロです。聞き入れていたら今まで続かなかったでしょう。この強引さが辰見にはちょうどいい。

 

前まで辰見と体の関係をもっていた女生徒が、「辰見のこと一人占めしないでよ!」と戌井を呼び出すことに。全然取り合ってもらえてなかったけど、私はここの戌井の、「俺が一番辰見のこと好きだ。全部好きだ。薬で抑えてても誰よりもフェロモンに反応する自信がある」ってきっぱり言う所大好きなんです。辰見本人にはもちろん、苦手なタイプの女子に対してもまったく臆さず辰見への好意をあらわにするところ。いいよねえ。

女子に襲われかけたところを(我慢できなくなった)辰見が助けに来るんですが、「怖かった;;;;」「その怖いことをてめーは俺にしたんだぞ!」と怒られ。

「辰見、ごめん、待って、辰見、ごめんなさい。も、もう無理矢理しないから、だから俺の事嫌いにならないで…っ」

戌井が泣くのは珍しいです。辰見は1ラブシーンごとに泣いてますけど。

攻めが「嫌いにならないで」って縋るのいいよねー……きゅんとしちゃうよねー……ここの戌井は本当に必死で、弱弱しくて……あんまりぼろぼろ泣くししがみついて話さないもんだから、辰見はもう怒ってないことをわからせるために、初めて自分からキスします。

この!!「泣き止んだな」っつってぺろっする辰見!!!イケメンなんですよ!!!大好き……戌井もびっくり赤面です。これまた珍しい表情。

怒られたばっかりなので、フェロモンにあてられても必死で我慢する戌井。それを崩すかのように自分から馬乗りになる辰見。襲い受けは好きなシチュですありがとう。

これでもう、辰見は自分の思いを自覚せざるを得ません。せっかく戌井から離れるチャンスだったのにも関わらず、それを許せなかったのですから。

賢者タイムで教室に戻るふたり。この辰見のとろん顔さいこうにえろかわ……

本来はここで両想い、ちゃんちゃん?の予定だったらしいのですが、例の如くエンゾウさんはこれでは終わらないんですねーありがたいーまだ半分にも満たない(笑)ここからが大好きかつ真骨頂な気がします。

 

4話目

大学生二人~~!!同棲おめでとう~~!

大学生か?わからない。けど高校卒業なのは確か。お互いの愛の巣で初っ端濡れ場。でも私はこの後のシャワールームが好きです。

辰見に後ろからぴったりくっついて首元にバードキスする戌井。体格さと穏やかな愛情表現がいい……本当に愛おしそうな目で「たからもの」って言うんですよねー……辰見もそりゃ照れる。かわいい。そんな穏やかで甘い表情を浮かべているのに、性のスイッチ入ったらもう完全に雄の顔するんですもんずるい。まごう事なき100%攻めです。

 

辰見の友達もいい味だしてるんですよね~

あと戌井のラインかわいい……言葉でも素直ですが、文字でも素直。スタンプがベストマッチ。

そんな戌井に絆され、表情を緩める辰見。こんな顔できるようになったのね……おねえさんは嬉しいよ。

 

今まで特殊ながらも順調だった二人。ですがページも折り返し地点です。ここから一波乱です。

幸せいっぱいの愛の巣で見てしまった浮気現場。血の気が失せたような表情で言い訳を並び立てますが、戌井はもうその場から立ち去ろうとします。辰見がこんなに必死で追いすがるのは初めてですね。いいぞ、自覚しろ。

離れていく戌井を引き留めようとしますが、戌井とうぜん怒ってて、辰見は逆ギレし、扉を閉められてしまいます。

一週間たっても仲直りできず、不安を募らせる戌井、追いうちをかけられ(戌井にかけたつもりはない)過去の甘い日々が脳裏を過ります。そうかあ、辰見は戌井のこういう所が好きだったんだね。素朴で平穏で。それがもう過去となってしまって切ないけれど、エンゾウ先生絶対ハッピーエンドなので、不安に駆られて急いで読むことはありませんでした。もうこのあたりずっと辰見~~~!って感じなんですが、おこ戌井も中々に良いです。顔は整ってるんです。

 

友人二人の前でももはやいつもの自分を取り繕っていられないほど弱ってしまった辰見。かわいい……はやくよしよしシーンがみたい……

友人にアドバイスをもらい、出ていこうとする戌井を止める辰見。もうなに振り構ってられません。もう好きじゃなくても、嫌われていたとしても、離れない。離さない。「責任とれよぉ!!」ってもう私の一番好きなセリフです。某御堂さんのせいです「責任をとれ……!」

ちゃんと素直になれたらご褒美がまってるのがセオリーです。仲直りおせっせは幸せの形。今までとは比べ物にならない壮絶な辰見のえろさ。今までも十分かわいくってえろかったのですが、艶やかさというか艶めかしさというか、とにかくすごいんです。「抱いてくれよ」のコマがほうとうに、もう、言葉にできない。戌井も戌井で、おそらく今まではどこかで(一応)セーブがかかっていたのでしょうが、抑制剤を使ってない+辰見も戌井を欲してるために、何にも阻まれることなく強制的に引き出される欲望のまま辰見を抱きます。

自制が効かず薬を飲ませようとする戌井。しかし辰見がその手を止め、壊していーぜ、と首に腕を回し耳元で囁くんですが、ここ、も、やばいです。戌井からしたらたまったもんじゃないのが読んでてもよくわかります。こんなこと言われたら無理。フェロモン症とかなくても無理。薬なしでしよーと以前言われた時、そんなことしたらてめーに殺される、的な返しをしてたのに。壊れてもいいからもっとほしい。という意思表示ですよ。そして辰見も、戌井のフェロモンに気付き、互いに罹患者となりながら一等激しく抱き合います。

 

ピロートークもまたいいんだ……

また戌井が後ろから抱きつく形なんですが、これ本当に好き。辰見の顔見えないんですが、顔見なくたってわかりやすくて。

真っ赤に染まった耳を食まれて「ひゃっ」と声を上げるところとか本当にかわいい。耳弱いよねー。

 好き?

 言わなくてもわかんだろ

 言ってほしい

戌井にお願いされたら、最終的に聞いちゃうのが辰見。

堪えるように、けどこらえきれずに涙を流して、自分の感情を素直に吐露します。

かんわいいーんだ。これがもう。本当はずっと言いたかったんじゃないでしょうか。嘘ついて、好きじゃないなんて言ってしまって。それが心の中にずっとあったんですね。溜めてた想いを素直に伝えられるということは、戌井の言う通り確かに、幸せですごいことなのだと思います。

 

辰見が素直になったらもう、バカップルになる道しか残されてません。そもそもこのスピンオフは、エンゾウ先生の中ではくっついてからのラブラブを書くためのもの。すでに甘すぎるほど甘いんですけど、ここからは戌井の「好き好き」に加え、辰見からの「好き好き」が加わって手に負えません。もっとやれ。

甘くはなるんですが、平時の辰見の照れやツッコミは健在です。

いや……でも辰見友達の前うっかり「もっと強い抑制剤使え!」(=辰見から戌井への好意が大きいために抑制剤が効いてない)とぶちまけたりしてるからな……もうどっちもボケだ。

 

全5編の最終話。相変わらず戌井のラインは可愛い。

今度は戌井の友達が出るのですが、ここ最高に笑いました。

戌井の彼女(戌井曰くエロくて可愛くてスタイルよくてツンデレで馬鹿)を確かめるためついてくるのですが、

当然その彼女ってのは辰見のことです。

かっこいいんだよ。普通にしてれば。顔良いし本当にスタイル最高。受けとして。

ハートまき散らしながら寄っていく戌井と、もはや関わりたくない友人達。でも戌井が「辰見に挨拶したいんだって」と逃がす事を許さない。友人も思わず(戌井…戌井おま 戌井ばかやろ戌井おまーー!!!!)ですよwwwもうだめwww爆笑しました最高です(戌井無自覚)

 

「どーも」とだけ言って足早に立ち去る辰見。やはり顔がいい。

人前では♡ひとつ飛ばさない辰見に、友人達は「戌井はたかられてるんだなあ」という所感を抱きます。笑うしかないwww

 

ホテルに入って速攻だきついてディープキスをする辰見。我慢ならないといった様子。

早速語尾に♡がついてます。トロ顔。

弱い耳を責められてキスだけでいってしまい、薬が切れた戌井のフェロモンをもろに浴びてどうしようもない辰見。戌井はいつものようにお願いをします。今度のお願いは辰見がひとりですること。戌井は見てるだけ。

定番だけど、マニアックだな……!

辰見も驚き、嫌がります。普通嫌だと思う。ぜってー嫌だっていってもまあ、戌井がそんな反射的な拒絶を考慮するわけがないんです。下を握って手でも、言葉でもえげつない責め方します。身体には強すぎる快楽を与えつつ、言葉では相手の罪悪感を引き出し、辰見に好きじゃねーって言われた時ショックでずっと泣いた。と辰見の好意を試すかのように追い込みます。

 ……読んだ人ならわかってくれますよね…?!やばいですよねここの戌井!!!

辰見もそんなこと言われたら必死ですよ。ごめん、好きだ、って縋って訴えて……狼狽して弱弱しくなってしまう辰見が、可哀想で胸が締め付けられて、可愛いんですよね……

俯いてぼそぼそ喋る戌井の顔を見上げた辰見は、その穏やかで有無を言わせぬ笑みに、ついには泣いて従ってしまいます。

 もうエンゾウ先生は天才。さっきまで「どーも」とか澄ましてた人と同一人物ですよ。こんなにされちゃうんですよ、最高でしょ。

いう事聞いて、あまつ動画で撮られて……更に今までどうやってしてきたの?自分でする必要ないぐらい抱いてきたの?と聞く戌井は鬼畜の極み。というかド変態でしょう。攻めだわあ。

謝りながら、もうこれからは戌井だけだから、って訴える辰見の可愛い事……戌井やべー奴って思うけどまあわからなくもないというかめちゃくちゃわかる。辰見はいじめたくなる。可愛い。

戌井にしては珍しく、強い口調で指示して自分でやらせます。自分では触れることなく。

いや真性だわ。まじのS。

おそらく誕生日コスプレの段階で、辰見がMで恥ずかしいのが好きってことはわかってるんでしょうが、

ノーマルだったら手出しちゃいますよ。

見てるだけで極限まで興奮できる才能が怖えよ。戌井怖いキャラなんですよ……

そんなことされても辰見は、ひどいことしてごめんと謝られてちゅーされたらもう、許しちゃうというか、喉元過ぎれば熱さを忘れるのか……結局惚れてるからだめなんですね。俺も好きってなっちゃっうんです。ちょろい……

ラストは、顔にかけていい?と聞く体はとっていつつも、拒否する辰見をお構いなしにかける戌井。

「AVの見過ぎだ」って恨めしそうに上目遣いしながら咥える辰見がもおおおおあざとい、えろい、かわいい。あざとかわいいの大好きです。ああ……お綺麗な顔を汚してそんな……好き……

 

おまけが二本あって、

二本目の未来の話がとてもいいんだ……

30を過ぎた頃の戌井の誕生日。

大人になった二人のビジュアルがまずいい。辰見は相変わらずの美形。歳を重ねたことで乱雑に尖っていたものが、洗練されたシャープさへと変わっています。

戌井は幼さが消え、ただのイケメンに。おま、戌井おまー!

未来の二人は結婚し、相変わらず戌井のお願いをなんだかんだいいつつ辰見は聞き入れる生活をしているようです。

未来まで確定された幸せ、私大好きです。本当にありがとうございます。

 

おそらく電子書籍版のおまけ。

ピロートークですね。

「おれと付き合ってくれてありがとー」といって寝てしまう戌井。辰見はキャパシティを越えた幸せに、顔をゆがめ頬を染めます。エンゾウ先生は本当に表情の描き方が上手い。漫画の何がいいって、表情だと私は思っています。なので表情の描き方が上手いと思えない作品は、どんなにストーリーが良くても好きになれません。

いっぱいいっぱいで、おそらく初めて、こんなに人を好きになって、どうしたらいいのかわからない。そういう表情が詰まってるんですよ。天才としか言えない。ドラセク未読でここまで私の感想読んでる人いる気がしないんですが、もしいたら絶対買って読んだ方がいいですよ。

 

結論としては、辰見があまりに私の好みすぎるということと、甘エロギャップが最高だということに尽きます。

 

先生自身がフェロモン症つかって~とおっしゃってるので、皆さんドラセクかって、読んで、一次でも二次でも創作に使ってください。あわよくば戌辰作品読ませてください。よろしくお願いします。

 

 

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BL小説家で最も好きな砂原先生の作品です!

 

以下ネタバレ腐向け感想につき注意。

ムード読めないデリカシーない、でも受けを大事に第一に、まっすぐすぎる愛情を向ける攻めこと多真上(たまじょう)

色々とズレまくっている超即物的な攻めを、しょうがないな。でなんだかんだ受け入れつつなんだかんだ大好きな受けこと三丈(みたけ)というCPでした。

二人とも高校生、喧嘩が強く、イケメンで、馬鹿です。方向性は違いますが。

 

あらすじ

ワケアリで河川敷の小屋で暮らす高校生・三丈と、その悪友で体力バカの多真上。腕っぷしの強い二人は川原の住人達の用心棒をしつつ、喧嘩上等な毎日を送っていた。ある日、わりのいいバイトを探していた三丈は、多真上と共に女装でキャバクラの面接に臨む。一目でバレた多真上に対し、三丈は見事採用。疑われるどころか贔屓客もつき始め、貢ぎ物までもらってご機嫌の三丈だが、多真上の様子がおかしくなり…?

 

なんと高校生ホームレスの受けちゃん。ですが暗い雰囲気はありません。河川敷の住人は質素でマイペースな暮らしをしています。

三丈はキャバクラバイトのおかげで稼ぎもよくなりますしね。

 

女装でキャバクラバイトをしているものの、女々しさはそんなにないです。よくばれないな本当に。

 

リバーサイドのなにがよかったって、なんとなく雰囲気がセンチメンタル・セクスアリスの二人に似てるところ……!

砂原先生のお話しのなかでも、センチメンタルは別格に好きです。

仙介……いい男だよ……

多真上と仙介を一緒にすると仙介に怒られそうですが、受けの事を愛しすぎて頭のネジぶっとんでるところとかよく似てると思います。

しかも平然としてるんだよね二人とも。

おせちのえびをあげるシーンなんかは、センチメンタルのコロッケをあげるシーンを思い出しました。

あと嫉妬深いところね。おおらかな攻めが嫉妬深いの大好きです。多真上おおらかとはちょっと違うけど……不条理なことされたら一応怒るしね。でもやるの禁止!とか言われてもちゃんと従ったり、激情した三丈には怒ったりしなかったところとか見ると、やっぱり優しいは優しいんだ。ものすごく。

 

馬鹿で美人ってところは似てるかな。でも三丈の方正確面等はそんなに似ているというわけでもないかも。

どちらかというと振り回されている側。常識や人の心情なんかは三丈のがある。

 

とある事件をきっかけに二人の間に溝が生まれてしまうけれど、それもちゃんと解決。そのへんの安心感はばっちりです砂原先生。大好きです。

 

無事くっついてからの二人もねー!可愛い。とくに三丈が。

「お前の足りなさすぎるデリカシーについてだよ。イベントどころか、お付き合いのなんたるかもわかってねぇだろ。いや、俺はべつにいいよ?俺は女の子じゃねぇんだから、食って寝るばっかでも文句は一つもございませんけど!女の子だったら一回ヤらしてもらうには、たんと優しくしなきゃなんねぇんだぜ。メシ食わして、デートに雰囲気いいところに連れて行って、そんで彼女が喜ぶような言葉を捻り出してだな……あ、だから俺は関係ねぇよ?一般論をおまえにもわかるように説いてやってだな……」

(192ページ)

ここめっちゃ可愛い……多少女々しい……(笑)

そうして決まった映画デート。わかりやすく浮かれる三丈の幸せっぷりといったら可愛くてしかたないですよ。いつも喧嘩してるやつらにも奢ってしまうぐらい。ほんとうに多真上の事が大好きなんだな……とよく伝わってきます。よかったね。

しかしあの多真上にラブラブデートプランなどあるはずもなく。がっかりの三丈。なにがよくてこんな奴と……と多真上を凝視し、そういやこいつ、よくみりゃ顔はカッコイイ……と思ってしまうあたりぞっこんですよね。美人な受けの方が攻めの容姿にドキドキするというのもいい。

 

順番前後しますがここで表紙・挿絵の雨隠ギドさんについて。

「悪人を泣かせる方法」 http://amzn.asia/eX4Xxc7

「悪だくみにも花はふる」

こちらの漫画を所持しています。

受けが……素直じゃなくて可愛いんです……

スッキリとしたギド先生の線は、爽やかな二人に合っているように思えました!

三丈の中世的な顔立ちもとても好み。

 

馬鹿な喧嘩したり勘違いしたりすれ違ったりするけど、互いに互いの事が大好きだからそれらも越えていける、若さと爽やかさの詰まった一冊でした。

 

THE STAGE ラッキードッグ 1 first luck のネタバレ腐向け感想です。

 

自分の記憶に留めて置くようなので、ネタバレ感想とはいえど、舞台の説明をするわけではないのであしからず。

 

 

 

まずごめんなさい……劇場の場所、新馬場だったのに、新木場と間違えて、上演時間に遅刻し……見始めたのは逃走編の最後からです。

 

いきなりかっこいいジャンさん。

「俺にも家族がいるんだ!」

「その家族<ファミーリア>をお前は裏切ったんだよ!」

ドスの利いた声でかっこよかったです。引き金を引くタイミングと効果音がばっちりで、立ち方、顔の背け方までカッコイイ。殺しに慣れてないジャンさんらしいです。

 

過去回想。コーサ・ノストラというものの本質について、のシーンですね。原作だとここで誰ルートなのか判別できるので、舞台でもそうなのではないかと推測。私はイヴァンちゃでした。かわいい。「卑下ぇ?!俺がァ?!」

佐藤慎亮さんすごかったなあ……まあイヴァンちゃんが喚くシーン、ツッコみ入れるシーン、笑いを取るシーンが多いのなんの!!

台詞量もすごかったんじゃないかな?イヴァンルートだったのもあるかもしれない。でも、ルート毎に変わる部分は少ないんじゃないだろうか。流石に無理でしょう、何十分単位でそれぞれやるのは。一公演しか当たらなかったので(再演は絶対ステラワース店舗でチケット買う)比較はできていませんが、別日に行った後輩の話を聞いた感じ、そんなに変化は多くない、はず。

もちそんそれは各ルートで見た話しであって、アドリブ箇所はいくつもあった。そこは変わってそう。

 

デイバン編は幹部の会議があってからの、各幹部お仕事シーン。

イヴァンちゃんのお仕事シーン、大好きwwwwwww

イヴァンルートは良いシーン多いんだよね!!私はラキドに関しては箱推しなのですが、本編ルートで言うとイヴァンルートのシナリオが一番好き。ギャップ効果もあってね。

数々の良シーンから選ばれたのはシマの店を回って女性陣のご機嫌取りするイヴァン。

一人二役で3組やってくからねwwwwwwwwすごいwwwwwwwww笑いすぎて観れなくなりそうでしたwwwww

他にも、ムショ内でのジャンさんの「オトモダチ」作りのあのシーンでの喚きようとか、

ベルジャンの仲を疑うイヴァンとか、

「手打ちの条件」を伝えた後のイヴァンとかwww

良いキャラしてたなあ~~~

 

私は観劇前に、制作発表会と、生配信2回を見ています。ハイタッチ会は行けず……

それ+ツイッターでの印象ですが、佐藤さんはそんなに元気いっぱい!のキャラではないような。むしろ大人しめで優しい感じの印象でした。

からのイヴァンだったので驚き一杯です。すごい。すごくイヴァン。

制作発表会の時、まだゲームは未プレイだった佐藤さんですが、「イヴァンは愛されるキャラクターですよね?!」と確信をもって言ってて、

そう!!!そうなんです!!!!!!最初こそうざさあるんですけど、みんなから愛されるキャラクターなんですうう;;;;;;

と思って見ていました。

本編でも他ルートで助けに来てくれたりしますが、私はとにかくDemon’s rinhlet(三周年記念SS)を推す……ジャンさん不在で項垂れるイヴァンかっこよすぎるから読んでください、窮地で一番強い幹部はイヴァンだと思うよ。

 

イヴァンの事を最初からわかってくださってた佐藤さんに演じていただけたから、イヴァンの愛らしさ、男らしさ、エネルギッシュさ、ピュアさ……そういうものが見れたのだと思います。

 

衣装も完璧で。イヴァンちゃんのお腹や背中や足首がもうすっごい見えるわけです。劇場がそこまで広くなかったので(観劇経験過去三回しかありませんが)みえ、みえるんです……ありがとうございますうひゃあ……

 

次のシノギはルキーノだったかな。でもごめん、ルキーノの印象より、ソープのお姉さま方のが印象に残っちゃってるんだwwwwww

 

ラキステはアンサンブルの方々がすっごかった!!もうアンサンブルじゃないよね??メインキャストだよね??ってぐらい必要不可欠、かつ、いい意味で目立ってたと思う!!

二回目の生配信で皆さん登場していたので、その分〇〇くんだ!wwwってなれたのかもしれない。

皆さん生き生き演技してて、複数の役を演じているのに、ちゃんと演じわけてるのがすごかったです。舞台ってすごいな、楽しいな、って思わせてくれました。

 

ルキーノこと山内圭輔さんは、ルキーノルートというより、いついかなるときも伊達男でいるのがすごかったです。身振り手振り立ち居振る舞い話し方全て、完璧でした。ルキーノはキャラクターがしっかりしている分、やりやすそうにも思えますが、しかしルキーノのかっこよさって、なんか難しいですよね。内から溢れ出るかっこよさというか。気張ってないというか。もちろんかっこよく在ろうとしてはいるんですが、そうすることって彼にとって苦じゃないんです。自然にそうなってるんです。余裕、というか……なんだろう、「普通にしてるだけなのにいちいち様になる」んですよね。

演じようとすればするほど気障っぽくて違うんじゃない?ってなってしまいそうなのに。山内さんはそんなこと全然なくって。元々の気質が近いのでしょうか?

私はルキーノとベルナルドの声優さんが大好きで、あまりに好きすぎるから、俳優さんには声まで求めてなかったんです。これが大変失礼なことだったと気づくのは観劇してからでした。山内さん、話し方さいっこうでした。

観劇前に聞いてた声や話し方は全然ルキーノっぽくなかったのに、舞台に上がるとこんなに違うんだ。って、とても驚きました。かっこよかったです。

個人的な好みですがルキーノの衣装が一番すきでした。優雅に翻るコートが最高……。

 

つ、次?多分ジュリ……?だよね?

輝海さんは一番殺陣が多かったですね。流れるような所作がとてもジュリオらしかったです。

あと輝海さんほっそいの!!!!もうすっごい!!!ほっそい!!!!折れちゃいそう!!

一見たおやかなのにラキド最強キャラなのがいいんだジュリオは。

第一回生配信で司会を務めていらっしゃった輝美さん。周りを見るのがとてもうまいと思いました。人のことすごくよく見ていらっしゃいますよね。ファンサービスもいつもしてくださってて、観劇前から好感度高かったです。

ジュリオはジャンさんに対して異常なほど聞き分けがいいし(たまにジャンさんの身を案じ過ぎて言う事聞かないけど。ドラマCDではそれで怒られてたけどwww)自分の体を完璧にコントロールできるから、無駄な動きがないし。口数も多くない上に大声もださないから、存在感を出すのが大変というか、演じるの厄介そうだと思いました。

でも輝海さんはそんなジュリオでも私たちを愉しませることを忘れない!

ジャンさんが何かしていれば必ず何かしら反応してるジュリオ。実際そんなことしないんですけどね!!でもジュリオの内心とか、表現されてるんじゃないかってwwww舞台全体を通してコメディー色が強かったので、そんなジュリオがとても合っていたし楽しかったです。舞台ならでは!!原作でできることは原作やればいいんです。原作では、ジャンさんとロイドのシーンを見て身を捩るジュリオなんて見れません。舞台では見れる!それが不自然なく!!すごい!wwwエンディングの客席に降りてきてくれるときも、手の振り方が上品でかわいらしくてかわいかったです。他の方のツイートですが、客席からもジャンさんの事を見ていて、コメントしていたそうで、さすがジュリオ……ぬかりない……と思いました。

ジャンさんの事を大好きなジュリオをきちんと演じてくださることで、私たちへ萌えと感動を与えてくれました。

ただね!!ジュリオルートはシナリオ的に今回の舞台にはなかなか組み込みづらかった部分があると思う。そのためジュリオとジャンさんの掛け合いが少ないんですよ……幹部の中では一番濃密にジャンさんと絡んでいましたが(とてもよかったです)

ALLキャラのストーリーなのでジュリオだけ掘り下げるわけにもいいかず、ジャンさんを無理やりしてしまったことにかんしてのフォローが、十分にはできてない……んですよねえ……ジュリちゃん……ラキド関連は舞台しか見たことないって人に誤解されないといいなあ……そういう人は稀だとは思うけれど……

 

舞台はほぼ、ラキド既プレイ者を観客として想定されたストーリーになっていると思いました。

とにかくスピーディー。

ラキド舞台化が発表された時に、バクシーが登場するとのことでみんなが驚いたのがいい実例だと思うのですが、

「そこまでやるの?!」というレベル越えてました。

2時間の舞台ではせいぜいデイバン編直前までが関の山だと思われたのです。

それが最後でやるってんだからそりゃあTAS並の最速さが求められるわけで。

ジュリベルは置いておいて、ルキイヴァは本編を進めていく過程でキャラクターがジャンさんに愛情を抱いていきます。そういった感情面での整合性は、舞台では取れません……だから知っていることが前提でした。

でも、遥か昔に1ルート?だけクリアした友人曰く、ストーリーもわかりやすかったし面白かったとのことなので、私の意見が厳しすぎるのかもしれない……ラキドに関してだけはスト重なところがあるので💦

もちろん本編ゲームをクリアしてる私は楽しめました!!そういう人向けに作られている舞台なので!

厳しすぎる尺の中でも、ジャンさんの魅力は頑張ってちりばめていただけていたと思います!!

本編におけるジャンさんの立ち位置は、幹部の能力を最大限まで引きだし、より良い方向を定めてあげられる道しるべでもあり背中を押してくれるパートナーです。ジャンさん自身が問題を解決するわけではありません。確実に主人公ですし、ジャンさんなしでは成り立たないのですが、ジャンさん一人ではなにもできないんです。

そういう主人公を主軸に据えて物語を再構築するのは、難しいです……。けれど組織の中を取り持ち、仲間を信頼し、判断に揺らぐこともあるけど、それでも最後は苦しくても正しい選択をするんです、ジャンさんという人は。

そういう最重要ポイントをきちっと抑えていてくれたので、ジャン過激派の私も不満なく見ることができました。

一度に幹部を4人も面倒みるジャンさんはほんとうに大変そうだったけどね!!!!ママですよあれ完璧に。四人の問題児を抱えるシングルマザー。

 

さてキャラクターに関しての感想に戻ろう。

 

最後のお仕事ターンが確かベルですね。おそらくベルルートがメインストーリーとして据えられてて、それを改変して他の幹部のシーンを組み込んでいる形になっていると思います。なので終盤のメインキャラはベルナルド。メインではあるけど捕まってるんで出番は他の幹部にあります。そのへんの調整がお上手。

アドリブシーン(?)であるサンドウィッチあーんタイム。かわいい……終始和やかで笑いもあり、原作準拠でありながら原作では見れないリアクションをみれましたwwww

 

ベルナルドの名シーンであるフランスフランをドルに換えるあのシーンは、一番沸き立ちました!私が!ww

電話線きっちゃって謝るジャンさん、今日はあのあたりが底だった。だから平気さというベルに対して「全然顔見てくんねえ;;」と客席を振り返るジャンさん本当にかわいくてかわいくてかわいくて。

からの大暴騰ですよ!!ベルのテンションの上がりよう、見ていて心地よかったです。つられてテンションあがっちゃいました。

手紙のシーンもね~~~~~よかった~~~~~~~あれこれベルルート?と思ったぐらいです。

ベルジュリは最初からジャンさんへ好意を抱いているので、なんら不自然さもありませんしね。

後輩はベルルートだったらしく、シガーキスみたかったなあ。

 

杉江優篤さんは2回目の生配信で司会を務めていらっしゃいました。あの人数で司会は大変だったでしょう……

スキンシップも多めで、ベルナルドにぴったりだ~と思った記憶がwww

本編ベルはスキンシップと称してジャンさんにあれこれするずる賢い最年長、という感じですがwwwww

酔った勢いでちゅーの過去話、あれ絶対ベル正気ですよ。酒のせいにできるからってだけですよ。さすがベル、あくどい。好き。

 

その二度目の生配信で初めてきちんとお顔を認識した、バクシーの馬庭良介さん。ツイッターは追ってましたが、文面と会話ではかなり印象が変わる方でした。

生配信ではすっごく面白い方でしたね!!顔も好きですw

舞台では、本編のあのクレイジーなバクシーをそのままに演じてくださいました。

最初見た時、身体すっご、腹筋、腹筋が、うわあ、あれ本物?!と興奮してたのですが、本物でした。

一緒に見ていた大先生も生乳首だった。と言ってて、やっぱね、そこみちゃうよね。

ノースリーブの革ジャンにタトゥーで、最も露出の多いキャラクターだったのですが、

とんでもなく美しい肉体を見せて頂けて眼福極まりなかったです。

本当に美しかった。体が()

馬庭さんならきっと、クールで頭の切れるバクシーもきっちり演じてくださると思うのです。なのでぜひ、SSの舞台化を……!!

 

最後はもちろんジャンさんについて語らなければなりませんね。

我らがカポ。

作中でジャンさんをさんづけで呼ぶキャラはジュリオしかいないというのに、圧倒的多数のファンから敬称付きで呼ばれる主人公。

太陽であり世界。

大事で敬愛しすぎて、先の声優さんと同じ思考なのですが、もはや高望みはしていませんでした。

とにかく、とにかくラキドというものを、ジャンさんを大事にしてくれさえすればもう他はなにも望まないと。

蔑ろにされたら耐えられないからそれだけはやめてほしいと……

 

制作発表会がキャスト発表の場でもあったのですが、そこで初めてお見掛けして、とても可愛らしい顔立ちの方だと思いました。

でも

「今日実際にファンの方々を見られてどう思いましたか?」といったような質問で

男の人居なくてよかったです、冗談ですけどw

みたいなこともおっしゃってて、

やっぱり男性は性的対象として見られることは嫌ですよねえええ;;;;;;;ととても不安に。

 

同性の友人に、同性愛者だとカミングアウトされた時、男性の方が嫌悪感を感じやすいのだそうです。

原作の性質上、舞台化が決定した後から色々な不安がつきまといました……

演者さんは全員男性ですから……

とくにジャンさんは受け手です。そういうシーンも一番多くなることは予想できます。

制作発表会時点ではシナリオは伝えられていませんでしたが、知ったら気持ちがきついと思われるのではと……

 

作品を愛してくれとは言わないから、大事にして、仕事としてきっちりやってもらえれば。と思っていたんです。

でも、つい先日堂本翔平さんがブログで語ってくださったジャンさんへの想い、考えで、救われました。出会えてよかったなんて、それ以上の感想はありません。

 

 

総評としては9割方満足です!!

ゲームやドラマCDや小説や漫画では見られなかったラッキードッグがそこにはあって、それを体感できたのは貴重でした。舞台ならではのラッキードッグを作り上げてくださった監督や裏方の皆さまに大変感謝しております。

 

ただ私は、他の方が言うように全員続投で!とは思わなかったかなあ……というのも、ペダステなんかがそうですけれど、キャスト変えたりしてみても、また別のいいものができるんじゃないかと。

そんな風に思うのは再演が決定してるからかもしれませんね。

 

原作発売から7年?が経過した今でも、沢山の動きがあって、ファンを楽しませてくれるラッキードッグが大好きです。

これからも応援したくなる、素敵な作品でした!

 

 

治司くんを殺してしまうところからかあ……

 

必死で止める蛙男~~;;;;癒し;;;;

 

ここで引き上げられても反省しない治司くんもちょっとどうかと思うがな……

川瀬を貶めて自分たちが英雄になろうとしてる時点で、いい子ではないか。

結局は助けるために手を伸ばしたけれど、地下に怪人がいるとわかっていて降ろした時点で殺したも同然だよね。瞬間やられていたかもしれないんだから。

でもここ、どうしてカオルは治司君を殺したんだろう?殺せと命じられてたのって、同郷3人?だけじゃなかったっけ。

玉森の殺意を感じ取ったんだとしたら、これまで玉森の恐怖を感じとれていたのに追い回してたことになるが。

そういえば壱では、カルピスの大瓶を持ち歩いてたんだよねwwwww拾ってから捨てる描写なかったよな。

 

ここでは治司君は生きてるけど、壱で死んでることには変わりないんだよなあ。

 

金魚如雨露の数。

「あと97匹いますので」

確か元々は100匹。

一つは花澤、一つは今渡したやつ。

もう一つは?

 

初の水上開眼ここだったか!

あっさり縛られる水上おいおい……

金色夜叉をなぞる川瀬と水上。この語り口調を聴いてると、川瀬の声優さん(マルクスさん)の朗読CDはほしいねえ。現在完売中で、ステラ特典付きは手に入らないけれども。

ナイフを取り出して最初にすることが、縛っていた水上の縄を切ることだったの、優しいよね。

 

自分を諦めてほしくて、玉森が一番傷つく言葉を吐く水上。つら。

 

何気にここ、砂山さん、花澤の本名も呼んでるのか

 

スケートエンジンのとこ大好きwwwwwww博士wwwww

玉森がつけてるやつみて最初に思ったの「でじこだにゃん」

嘘発見器装着してる花澤もめっちゃ好きwww「死ぬほど恥ずかしい」「ノリノリではないか!」でも赤面してんだよね可愛い

 

靴のエピソード。受けに跪く攻めの構図好き……

 

あ~~も~~本当に水上はすぐ死のうとする~~~

「水上君を助けるのかね」

「いいえ 私が幸せになれる世界を、探すんです」

ここで私は、玉森の事を好きになったな。

読者としてはやっぱり、主人公には幸せになってほしいから。幸せになろうとしてほしい。自分を犠牲にして他を助けて終わり、ってエンドは、私からしたらハッピーじゃない。

 

大学の講義を受け、玉森の視線に気づいた川瀬が笑みを向けるシーン。スチル良き表情よき。

垣根から大泉家を覗くスチル。これもまた良き。玉森かっこいいよね

 

「オラは女に興味はない。息子の教育で手一杯だ」

幻想4人も作り出してそれぞれに自分に好意を持たせる完全ゲイだものな。

 

この幻想やたら水上の肩を持つ

ふふふ(*´ω`*)

でも店主が好きになった水上は、花澤に殺された……んだっけ。あれ、でもそうすると、カオルルートとは異なるな。

 

「ぼくたちは、ずっと玉森さんのお側にいます!ずっとですよ!ほら、ぎゅっとしてください!ひんやりして、きもちいいですよ~」

かわ……蛙男ほし……

無理やり拉致監禁されても穏やかな水上すげえよ普通じゃないよ

 

「もしお前が明日死ぬとして、最期に読みたいものはなんだ」

「当たりまえすぎるよ。お前の物語に決まってる」

うううすれ違い……

錯乱玉森の演技素晴らしい。

死にたきゃ勝手に死ねばいいとはいいつつ。やっぱり掬いに行くんだよ。

 

時間超越してすぐの選択肢。数珠を取るか、取らないか。取らないを選ぶことで水上ルートになるわけですが、ここで取るを選ぶとカオルルートになるんですね。

カオルがなぜか数珠を持ってる理由はそのため。

カオルルートは他ルートの玉森とは別人だ。とくろさわ様は公式サイトで明言されていましたけど、でもそれならなぜ、ここの選択肢で「取る」を選ぶとカオルルートに行くのか…?それまでの玉森はシュレディンガーの猫で、水上ルート、カオルルート、どちらの玉森も内包してる。最初から別人だった、ということには、ならないんじゃないか。って思うんだよ。

 

ずっと死に場所を探してた水上。その理由は玉森に対する恋心なんかじゃあない。なんだったかよくわからないから二週目をしているわけだけど……

風邪をひいて弱ってる玉森。デレ。可愛い。

 

ああ~~曲が~~~

「ずっと、お前が好きだった」

ううううずっとの重さが。ずっとって、ずっとなんだよ。

 

……?

橋姫に目をかけられている間、橋姫の目があるうち=雨の日に他人のために行動すると、嫉妬を受けて一番恐れていることが起きる。というのが制約だけど。それはかつての水上にとって、玉森に橋姫が移ることだったから、母親の死は玉森を掬ったこととは無関係なんじゃないのか?

 

「じゃあ、万回死ね」

その都度私も 諦めない

いいぞーーーー玉森ーーー!!!!

 

「夢之久作。23年後の君の姿だよ」

でも店主は久作を先生と呼び慕ってたんじゃなかったっけ。

 編集者になった店主は久作の原稿を送ったりしていた。二人は久作の作品の考察をしたりした。

ん?んん??

店主は夢之で、夢野は別にいるのか。なるほど、やっと理解した。水上の死期を早めるために、夢野の作品を出さなければならず、一言一句覚えていた夢野の作品を夢之として出したから、彼を殺したと表現したのか。

なんで店主はこれから花澤と川瀬も手にかけなきゃならなかったのに、やすやすと玉森に触れさせたんだろ?

 

玖が一番しんどかった…………

身辺整理をして、今度こそ幸せになるために、水上も、手をとってくれたのに。

 

「帝大なんていつでも入れる。学業より大切なことを見つけた、って感じ?むかつくなあ……」

川瀬~~♡対抗心むき出しで可愛い好き。

 

「それでも、私が好きか?」

 「好きだ」「好きだよ」

あ~~~~~甘い~~~~~うあ~~~~~つらい~~~~~~

 

「あの野郎、水上くんっていうんですか」

最初は確定水上ルートだから、これが博士の本性で、博士ルートでもこの黒い面が出るんだろうなあと思ってた。でも大してでなかったな。ここだけだった。

 

みなかみ~~~~;;;;;;;;刀似合う……てか軍事関係者だらけのこの施設で全員殺して無傷で現れるってどうなってんの。実は強いの?

 

やっと、長かった。大変だった。って思ったな。一週目。

カオルだけには伝えられた。

「泥水踏んで汚すんじゃねえぞ 気を付けて帰れ」

工藤くん愛しいよ~~成長したら加藤くんに背を抜かされ、非正規……連合?で一番小さくなっちゃうんだってね。受け。

 

窓枠に置いた手を触れ合わせるとこーーーー!!好き、もう、水上ルートは本当に、苦労した。って印象が強くて強くて。まあ一番死んでるから当然なんだけど。だから感慨深いのなんのって。ひーー

 

あ、そか。「犠牲があれば災いは起こらない」と思っていたのね、水上。

 

だが水上は嘘つきだからな

私がここで背を向けたら、突然首をグサッとやって自殺しかねない。

目が離せない。本当に面倒くさい男だ。

 ほんっっっとうにね!!!!!!もう水上!!!手がかかる!!ほっとけない!!だから水上はその、好きとかそういうんじゃない……心配で目が離せないだけ!!

 

途中でやめられて、ぼろぼろ涙を流す玉森。わかるよお……水上は儚いから不安になるよなあ……

 

そしてこのね!ラストのスチル!!衝撃といったらなかった。だってその前のスチルまで、玉森の瞳は青かったんだもの。

え!?いつから!?うそ?!なんで?!

ってなった。

いでもこの水上きれーだよなあ。全スチルの中で一番綺麗だ……

 

というわけで水上ルート完!

死ぬ理由は結局、償いの線が濃そうだな。でも店主=玉森ってことは、わかってるはず。地下室の怪人の件で。その店主が自分を殺そうとしていることを、感じ取っていたような気も……する……。

このタイトルも久しぶりですね。ネタバレ腐向け感想。

今回は希望的観測や曲解も多く含んでるのでその点も注意。

 

古書店街の橋姫、例によって例の如く、BLゲの大先生であるチアちゃんに教えて頂いた同人BLゲームです。

同人BLといえば私の中でラキドなので、かなりハードルは高かったかと。

他の評判みてみると、同人ゲでこのクオリティはすごいみたいです。

フルボイスってのは確かにすごいと思う。スチルも多く、曲もよかった。

 

買う事にした決定打は主人公の顔がよかったからですが、他のキャラのグラもよかった。

 

というわけで二週目プレイしながらだらだら感想垂れ流していきます。

タイトルには共通ルートとありますが、全ルートのネタバレ交えつつの感想になるのでご注意。

 

地震。ここでまず玉森と川瀬の所感が異なるんだよね。

玉「こんなに大きいのははじめてだな」

川「そう?去年ぐらいから頻発してると思うけど」

ここにわざわざ差をつける理由はなんなんだろう?梅鉢堂が強固な作りだから、堂にこもってる玉森は気づかなかったとか?梅鉢堂の頑丈さは、後々非正規少年団(だっけ)を震災から守る重要な場所になるから。それの伏線なのかも。

→結局その後の地震は梅鉢堂二階で感じ取ってんだよなあ……なんなんだ……

 

女給に苛立ちをぶつける川瀬。今後の展開をおもうと、らしくないような気もしなくもないけど、実際普段こうなのかもなあ。玉森視点で川瀬を見てるからあまり気づかないだけで、自分にべたべたと寄ってくる輩には容赦ないのかも。川瀬という人物を、客観的に紹介するための演出。

 

にしても玉森の声優さんはいいなあ。橋姫のキャラは波の少ない人が多いけど、玉森と博士と蛙男だけは変化が多くていい。特に玉森は喜怒哀楽が出ていい。「ああもう!」と苛々した声と「みみっ、水上~!」という縋る声と、何もかも諦め絶望した声と……ギャップが大きくて最高。玉森の何が一番好きって声の演技よ。玉森の独特な口調にもよく合ってる。あと顔ってか目も好きだ。ゲーム買う理由になったのは玉森のビジュアルだからな。受け受けしくなくていいと思った。性格も、いい子ちゃんじゃないし、悪くはない。

 

「金魚を素手で掴むなよ……」

水上~~!好き~~~!!

キャラ単体では川瀬が一番すきかなとか思ってたけど悩み始めた。

水上は魚だったいつかの前世で、素手で掴まれたことでもあるのかなwwww色々輪廻転生してるだろうから、動物には優しいよね。転生が虚言だったとしても優しそう。

あ~~~水上の声落ち着く~~低くてまろみがあってすごく穏やか。神崎智也さんというらしい。浜田賢二さんに少し似てる気がする。

 

「ひと段落、ついてしまったかな」

梅鉢堂の本を全て読破してしまったのも、一つの未練が断たれたのと同じことだったのかな

 

「私のいう事がきけないのか?」

すごいセリフだよなwwww自分が水上に好かれているという自覚がなきゃあ、こんなことは言えない

 

彼との別れはいつも曖昧だ

あああ……水上が危うい存在だってことだなあこれもなあ……いつ死んでもおかしくないというか……はあ……

 

二週目だと蛙男可愛くてしょうがないwww

「そう深くは考える必要はないということだ」

これ、店主が玉森に、カオルに近づけさせないためのセリフなのかな。

 

「店主…!」この玉森の声可愛い

 

一巡目の玉森はブリキの金魚如雨露を川瀬から奪い返して懐にしまったりしてたのか……博士!大事にされてるよ!見て!

と教えてあげたくなる。

 

「そんな野暮なことするわけないでしょう」

ここの思いっきり馬鹿にしたいいかたすこ

 

三人で活劇に行こうと再び誘われた後の川瀬の笑み。中々珍しい表情だ。表情差分の中でもあんまり見ない。

 

「ぎっ、貴様ァ~!」

川瀬が玉森の手を取って唇を寄せる描写の後だけど、この演技がよすぎて川瀬の冗談半分の行動へのときめきが8割減。

ぷんすこしてる玉森の演技大好き。

人に触れられない、人の体温も苦手な川瀬が手を取れてる時点で、玉森は例外なんだけれどね。

 

あ~~ここな~~

「私の魅力は奇想天外な空想力でできていると思っている。しかしその魅力を否定するとすれば、奴は一体私の何に惹かれているというのだ?」

「そうだね 君にいいところなんて一つも何もないのに」

一週目ツボったとこwwww

未だに玉森の魅力よくわからん。カオルルートで、全部玉森の幻想でした!ってなった時、あ~幻想だから都合よくみんな玉森の事好きになるわけね。それなら大した根拠なく好かれるのもわかるわ。

って思ったけど、番外編とかQ&A見ていくうちに、カオルルートはそういうルートじゃない。とわかってきたので、それもまた変わりつつあり……つまり玉森の何がいいんだ……?一緒にいて気楽なのかな。同郷三人組は。水上はわかるけどね。何度も生まれ変わっても出会う運命だから。好きになる理由とかいらない。川瀬と花澤が、いまいちしっくりこないんだよなあ。一週目ちゃんと読み込んでないから、それを理解するためにも今、やり直してる。

ノベルゲの主人公は大した理由なくとも攻略対象キャラに好かれるってことはわかるよ!知ってるよ!でもこの作品はそうとは思いたくない。というか納得したい。

 

最初は三人とも大泉の家に世話になる予定だった→東京行きの列車で出会った池田さんに気に入られ、自宅に住むよう招かれる→玉森・川瀬了承→養子にしたいといわれる→川瀬了承→玉森盗人(子供)に鞄を奪われ、中身が原稿だったことを知られ池田さんに捨てられる→大泉家に厄介になる。

って流れだったのか。すっ飛ばしてて全然覚えてなかった。

玉森と一緒に住めなくなった川瀬は内心残念だったんじゃwwwあーでも、大泉を追い出された時も住まわせてやらなかったんだっけ。

玉森がいなかったから悲劇が起きたんだろうな……いや、玉森がいても止められなかったか、酷くなっていた可能性はあるけど。

 

「わたしはたまも…」

ほぼ初対面の人に自己紹介するのに玉森(愛称)って名乗るの中々珍しいよ。

 

「靴だけはお綺麗ね」

むふふふ(*´ω`*)水上が玉森の事を想って、心配であげたものだからね。後で語られるこのエピソード、好きだなあ。どうかいなくならないでほしいと小さく、切に、悟られないように願う水上の心情を思うと。

 

「俺は結局、水上の事をなにも理解できなかったな」

川瀬は水上の死を愉しんだりしていた、と自分で語ってた、キャラ紹介文にも書かれてたけど。そんなことは無いと思う。でも同郷で、唯一学問の話ができて、越えるべき存在で。そういうの、嫌いとは言わないよ。

 水上の方も、川瀬を嫌っては無かったよね。カオルルートの幻想で川瀬のモデルにされたのは黒岩涙香。水上が好きな作家は久作と涙香。 ちなみに川瀬が玉森にオススメした本は泉鏡花の作品で、こちらは幻想水上のモデルだった。水上川瀬は仲良しとは違ったかもしれないけど、死んで嬉しいなんてことは無いはずだ。

 

「好きな小説は擦り切れるほど読むやつを知ってる」

花澤さんね。

 

「ああ、やばいな、動揺しているかもしれない」

同様以前に、理解ができない玉森。

玉森は当初川上の死を嘆かなかった薄情な一面がある。と、手帖(EXTRA)には書かれてる。

最初は理解できてないだけだね。その後、タイムリップ1回目2回目ぐらいまでは、水上の死は理解できても認めたくはなかった。もうこの終わりのない悪夢は嫌だと自殺を試みた事もあった。でもそれは、水上の存在が大きすぎるが故に、思考放棄と逃避を繰り返してただけなんだよな。どうでもいいという薄情さではなく、水上も大事だけれど、自分の事の方が大事だったって薄情さなんじゃないかと……。

 

「何にもない!何にもいないから……!」

もう声も聴かれてるのにwwwwwwww珍しく滑稽な川瀬が見られてにまにまするwwww

 

私は帝大受験の日の事を思い出すだけで 顔の各部位がはじけ飛びそうになるのに

どんなwwww表現wwwww

 

川瀬花澤、あと博士ルートでもそうだったっけな、玉森は別の誰かに嫉妬していた気がするけど、共通だと水上を取られて久作に嫉妬するんだよなwww久作って別世界の玉森って解釈してたんだけど(1週目はざっとしかよんでなくて勘違いしてるかも)もう水上は疑いようもなく玉森しか好きじゃないってことだよね。

 →厳密には久作は別人だった。ここにはいない、そしてもう久作になることはない未来人だけど。

 

「なぁなぁ、来てくれるか」この声可愛い……

「その幻覚、俺がたたっ切ってやる」力強く頼もしいけど幻覚って言ってんだよな。信じるぞって言ってたけど。

 

いやぁ!カオルってわかってても、地下の暗闇に浮かび上がる白い能面は怖い!!

にしてもなんで、カオルは顔を隠してるんだ?PDSDらしいけど、それと関係が?

 

初のタイムリップ。

久々に水上の声聞いた気がする……

「玉森の原稿を読むことが 生きがいだからな」

水上~~!!

 

一回目、ここで玉森の目が黒くなってるのに私は気づきませんでした()

 

これで、零、博士のいうところの「イ」の世界の玉森は消え、花澤も水上も死に……川瀬かわいそうすぎるな。

 

金魚鉢の水が捨てられる

蛙男「ウボェッ!」声wwwwwww可愛いwwwww

 

「言われなくても食べます」自分の嘔吐物食べる玉森やばい

 

一回目、玉森と玉森が触れ合う所、ここ間一髪だったよね。

振り上げられた拳を受け止めた。という判定は、振り上げた方が「触れられた」受け止めた方が「触れた」という判定になるんだね。掴み止めた、という意味なのかな。それならわかる気がする。

橋姫は、移行させようという意思がないと記憶は引き継がれないから、本当に危なかったのでは。記憶がないならないで、イの世界と同じ道をたどっただろうか。

 

「三日後の俺はどうしてる?」

この時点で既に、もう、「物語ノ最後ヲ教エル」は届いていた。んだよね。

 

零で玉森がメイコに川瀬の情報を教えたのは何日目の事だっけ……

この時点で知らないってことは、二日目だったのかな。

 

あー首輪ね、そんなのもあったねそういえば。

・池田さんは加藤君に「エイちゃんという犬と二人暮らしだ」と言っていた

・川瀬の本名は瀬川瑛一

・川瀬は犬などいないと言っている

うわあ……でも池田さん、小児科医?で、ペドだと思ってた。川瀬が暴力を振るわれていたと信じたくなかった。ってのが5割だけど。

Q&Aで書かれていたと思うけど、川瀬は本作の中で一番顔整ってるからな。例外だったのかもしれない。

信じたくなかった、けどーー乱暴にオカされてる川瀬を思うと可哀想だし辛いけど少し萌える。川瀬はどちらかというと受けのが好きだ。でもおじいちゃんでは川瀬にふさわしくないので池田さんは許しません(#^ω^)

 

キカイ湯~玉森の激昂演技、いいよねえ。

共通ルートはここまで。水上ルートいこう!