観た映画 2023年10月 | BTJJ

BTJJ

リハビリの為のタイピングブログ

■2023年10月に観た映画

17本(劇場、配信、レンタル、見直した作品を含む)(うち短編1本)

 

・ハリー ポッターと不死鳥の騎士団 (原題:Harry Potter and the Order of the Phoenix) - 3.7 (2023.10.28/Blu-ray)

監督:デヴィッド・イェーツ。脚本:マイケル・ゴールデンバーグ。原作:J・K・ローリング。2007年。東京で開催しているハリーポッターの諸々に家族と参加するため、その予習にシリーズ全8作品マラソン開催中。5作目。ここから再び監督が代わり、最終作まではデヴィッド・イェーツでいくらしい。あきらかにカットのテンポ感や、作劇のタッチが変わった事が見て取れる。まるでテレビドラマシリーズかの様に軽く、サクサクと進んでいく。軽妙だ。が、長いに変わりはないのだが。これくらいの温度感ならば最後まで寝ることなくきちんと見られた。

 

・愛にイナズマ - 4.2 (2023.10.27/イオンシネマワンダー)

監督 脚本:石井裕也。2023年。2週連続で石井裕也新作が観られる喜び。今回もツッコミ所は満載だが、個人的に大きな落涙ポイントが2箇所。感覚的な表現になってしまうが、近作の中でもより感情に近く感じる内容だった。石井作品には理屈とかがどうでも良くなる感覚がある。

 

・台風クラブ 4Kレストア版 - (2023.10.25/センチュリーシネマ)

監督:相米慎二。脚本:加藤裕司。1985年。(とは言っても2K上映なのですがそれでも)思ったよりもクリアになった画面に夜の景色がしっかりと見えた。長回しを長回しに感じさせない力は、演出なのか、映っている人間の力なのか。とにかく、理解が追いつかない感動を生む瞬間が多い不思議な映画。

 

・天空の城ラピュタ - 3.8 (2023.10.22/Blu-ray)

監督 脚本 原作:宮崎駿。1986年。「君たちはどう生きるか」鑑賞後突如ジブリブームにより各種見直しキャンペーン中。先日メルカリにて購入した今作ディスクが再生できずで見られなかったため、違うもので再チャレンジ。ようやく2023年に初めて見た人になった。非常に面白かった。途中までは。ラピュタ島に上って、ロボット兵が出てきた辺りから突然もっさりし出してなかなかにツラいものがあった。話が入ってこない(夜に観ていて眠かったせいもあるか分からないが...見直したい)。クライマックスの「パルス!」からの崩壊という結末自体も何だか投げやりなものに感じたし、尻すぼみな印象を受けた。「~ナウシカ」も同じ印象。鑑賞後に岡田斗司夫の動画を観ていたら「"バルス"は二人の心中で、ナウシカでも同じことをしてしまっている」という発言を聴き、これが同じ様な印象を与えていたのかなと思った。とにかく、序盤から中盤(やはり特にフラップターでシータを救出に行くシーンなんて最高すぎた)までは凄すぎてむちゃくちゃ面白かった。

 

・キラーズ オブ ザ フラワームーン (原題:Killers of the Flower Moon) - 3.7 (2023.10.21/イオンシネマ岡崎)

監督 脚本:マーティン・スコセッシ。脚本:エリック・ロス。原作:デイビット・グラン。2023年。スコセッシの新作を映画館で観るのは初体験。意外と観ている様で観ていないスコセッシ作品。前作「アイリッシュマン」がイマイチハマり切らずという感じであったのですが、今作も同じような印象。やっぱ長すぎる様な気はする。それでもまあ3時間半ある様には感じないのですが、まとまらないというか、アガるポイントが分散しちゃうのがもったいないよなあという印象。アガりきるポイントも少なく、話自体も地味で痛快感も無く、薄味だった。これはきっと何度も観る事で味わいが色濃くなっていくのだろうが、この長尺を何度も観る気にはなれず。スコセッシxディカプリオのコンビは大好き。

 

・アンダーカレント - 3.7 (2023.10.19/センチュリーシネマ)

監督 脚本:今泉力哉。脚本:澤井香織。原作:豊田徹也。2023年。人気漫画が原作(知らんけど)。予告編や、ポスタービジュアルなどから見ても正直あまり面白そうじゃない印象だったので今泉力哉でなければスルーしていたであろう今作、劇場鑑賞。まあ、面白くもなくつまらなくもなく、と言った感じだろうか。ただ、退屈ではあった。しかしながらきちんと最後までそれなりに楽しく観られたのは、基本的には今泉監督の総合的な力量や、俳優陣の演技によるものであると思う。特に主演の真木よう子と井浦新、江口のり子、リリーフランキーと、メインキャストの演技が素晴らしかった。瑛太はなんでいつもこんなクズの役ばかりやっているのだろうか。回想シーンでザラついた暗いトーンになる所とかは興ざめ。タバコ屋のおっさんなど、一部キャラクターの人物造形に違和感はあったが、漫画原作だから仕方がないかと思う。

 

・月 - 3.8 (2023.10.17/伏見ミリオン座)

監督 脚本:石井裕也。原作:辺見庸。2023年。今年イチ言葉にするのが難しい映画をみた。2016年に実際に起こった相模原障害者施設殺傷事件を元にした小説『月』の実写映画化だ。監督は、石井裕也。近作で言えば『茜色に焼かれる』でコロナ禍の日本を舞台に真摯な姿勢をみせた。今回の映画に関しては、観ている最中から小首をかしげる場面が度々登場した。それは、これまでの石井裕也作品らしいともいえる映像のギミックや登場人物達のクセ感だったりするのだが、それがこの作品には少々ミスマッチな様に感じられたからだ。過去作によるそういった部分は、彼のチャームとして捉えていたが今作におけるそれらは観客を信頼し(きっ)ていない姿勢にも見えた。これは石井監督にとっては大変不本意な結果だろうと思う。会場は満席だったが、本編中盤から終盤にかけて実に3名の観客が途中退席し、戻っては来なかった。勿論、題材のヘビーさ(ここでは敢えて表面的な言葉を使う-これがこの作品における観客への姿勢ともリンクする様な気がする-)故の事でもあるし、純粋に映画がつまらなかったからであろう。端的に言ってこの映画は面白くないのだ。いや、勿論私自身は非常に面白く鑑賞したが、実際にはと少々難しい映画になっていたと思う。客席見渡す限り、所謂映画ファン以外の観客が押し寄せていたのは明らかで、彼らにとっては爽快な理解につながる表現が少なかった様に感じる。登場人物達の対話や画面に映される実際の障碍入所者の映像は、観客に向かって言っている様にしか捉えられないのだ(クライマックスで殺人犯であるさとちゃんから明らかに画面に向かってこちらに問題提起される場面もある)。ここで退出したあの高齢男性は居心地が悪かったのだろう。この男性の気持ちの様なものが観終わってからも観客の気持ちにへばりつく様な作品だった。何が良くて何が悪くて分からない、自分の中にある両面を実感させられる作品だと思う。これが狙いでもあるだろうし、観客のリアクションの難しさを引き連れてしまっている様な気もする。"たくさんの人に見てもらう"劇映画である以上、根本的なテーマ以外に引っ付いていく部分がよく分からなさを誘発もしている。何かが解決したり救済されたりする感動的なシーンも、さとちゃんが大暴れするハラハラのサスペンスシーンもここには用意されていない。そういう映画だ。監督が原作を書いた辺見 庸の大ファンということで少しセリフに頼り過ぎてしまったかなという印象は確かにある(ここに突っ込むレビューも散見された)。ただ、気概や姿勢は信頼に値するものである。更に新作「愛にイナズマ」の公開を来週に控えている石井監督。売れっ子もいいところだ。

 

・ギブリーズ episode 2 - (2023.10.15/DVD)

監督 脚本:百瀬義行。2002年。「猫の恩返し」と同時公開された。全6編からなる短編集。この先の「かぐや姫~」に連なっていく様な映像技法を試すための様な作品群に、ジブリの実験場を観た。

 

・ハリー ポッターと炎のゴブレット (原題:Harry Potter and the Goblet of Fire) - 3.2 (2023.10.15/Blu-ray)

監督:マイク・ニューウェル。脚本:スティーヴ・クローヴス。原作:J・K・ローリング。2005年。東京で開催しているハリーポッターの諸々に家族と参加するため、その予習にシリーズ全8作品マラソン開催中。4作目。折り返しだ。寝た。中盤以降1.5時間しっかりと寝た。仕方がない。長すぎる。シリーズ平均で多分2時間半くらいなんじゃないかなと思う。長い。長いだろ(一応、翌日の昼にちゃんと残りは観た)。やはり無駄なシーンというか、エピソードが多すぎる様に感じる。無駄な話は無いらしいが、にしても下手過ぎる気がする。最初から主人公に都合が良く甘々なこのシリーズだが、全てが設定(や展開)のための設定で、どれもこれもが表面的な造形になっているからどうでもよくなってしまうのだという事。あと、今作に関していえば、炎のゴブレット大会が全ての見せ場ってどうなの?と。最後の方に、せっかくの大会でイギリスくんだりまで来てくれた海外の生徒たちが普通に帰って行くが、結局これも終わった地点から振り返って見てみれば、ハリーのトラブルを魅せる為だけにこの大会に集められて、大会が始まったら始まったで、それら全員そっちのけで話が進んで(しかもその話もよく分かんないまま全部自動的に決着していく)、可哀想だよなと思った。キャラクターを道具としか描いていない。シリーズ中、ズバ抜けてつまらなかった。

 

・呪怨 ビデオシリーズ1&2 (U-NEXT)
監督 脚本:清水崇。1999年、2000年。

・呪怨 - 3.8 (2023.10.14/U-NEXT)

監督 脚本:清水崇。2003年。呪怨シリーズに挑戦企画。ビデオシリーズから順に見た方が良いという事できちんと順番に鑑賞。U-NEXT様様である。ビデオ版の方から言えば、1はそれなりに怖かった(怖かったというか、気持ち悪かった)し、2は惰性の様に感じた(最後の増殖とかはさすがにやり過ぎだと思う)が、思ったよりはこれは楽しめそうだなと思いながら劇場版を観た。これ、結論から言えば、かなり面白かったように思う。もちろん、トシオくんや加耶子などのキャラクター達は、コメディ的に消費されつくしてしまった感があり、どうしても登場すると"怖い"よりも"フフッ"と笑えてしまうのだが、これ、それら白塗りのキャラクターたちの造形がそうでないもの(仮に自分の目の前に実際に人ならざる者として現れる場合、白塗りではなくマジの顔面蒼白だったり、本物の血でべったりだったりするわけで)だとしたら、めちゃめちゃ怖いな、全部、と思った。怖いシチュエーションをショートコントを連発する様に構成されている物語には、連続して見せられるお化け屋敷感も感じた。画面上の怖さだったり、不気味さみたいなものは非常に良いと思う。が、お話し的な部分で言えば、クライマックス、物語として内容をと思い、色々それっぽい過去とのリンクだったり、実は...的な驚かし仕掛けもみられたが、まあ本当に話はどうでもよく進んでいるので特段そこには何の感動もなく、これが「リング」に成れなかった所以だよなあと思った。話に深さが無い所が良いところだろう!と。ただ、これもそこを完全に捨て、恥ずかしげもなく荒唐無稽だけで推し進めるとそれはそれで白けてしまうよなあと思う。少しばかりのこういう謙虚さが良い。

 

・春画先生 - 3.9 (2023.10.13/中川コロナワールド)

監督 脚本 原作:塩田明彦。2023年。塩田監督と言えば、『映画術 その演出はなぜ心をつかむのか』という名著があるという事で名前は知っていた(中古市場で探している為未読...)が作品を観たのは初。映画が始まった瞬間から終わりまで、明らかに映画的で雄弁なショット達。俳優の表情や動きを掴む画面はどういった演出がなされているかを明瞭且つ端的に語る。久しぶりに画面が楽しい映画を観る事が出来たなあという印象。カラーグレーティングも非常に今っぽい感じで、ハードル低くしつつバッチリとポップな仕上がりに。良かった。春画の知識も無ければ、特段興味があるわけでもない(無関心な訳ではないですよ)が、全くもって問題なし。<春画>をテーマに描く変態性愛倒錯メロドラマと言った感じか。作劇のツッコミどころや、裸体を写すにあたってのちょっとした気になる部分などはあれども、個人的には微々たるマイナスポイント。しかし1つ言いたい事としては、劇伴の扱いだ。今作における劇伴の存在感が若干ポイントを下げた様に思う。無関心過ぎるのだ。無音過ぎる。作品のタッチや画面の敷居の低さから言っても、もう少し音楽で雰囲気を作ってもいいはずだ。普段であれば"劇伴が邪魔"とか"音楽が合っていない"とか、減量してほしい方向性での感想が浮かぶのだが、今作に関してはもっと音楽を有効活用すれば物語自体のバカさ加減をよりユーモラスに残す事が出来たのではないかと、少し残念に感じた。所謂ベロベロバァ(Ⓒ宇多丸)をして欲しい訳ではないので、ここは結構難しいバランスだとは思う。監督の過去作を観た事が無いのでその辺りのテンションを知らないのでもしかしたら的外れなコメントかもしれない。が、単作で観た観客としての感想はこうだ。過去作も観てみようと思う。

 

・コカイン ベア (原題:Cocaine Bear) - 3.8 (2023.10.10/伏見ミリオン座)

監督:エリザベス・バンクス。脚本:ジミー・ウォーデン。2023年。こちらも予告で何度か見て<クマがコカインてw>というテンションなのは知っていたし、何なら出オチ系であまりかなあと思っていたが公開が近づき、情報を観ると、フィル・ロードと クリス・ミラーのコンビという事で一気に楽しみに。この人らがコカイン話やったら絶対に面白いでしょ、と息巻いて鑑賞。序盤と終盤手前は若干スローテンポに感じたが、基本的にはゴキゲンでオモシロ映画だった。人がざっくざっくと死んでいき、クマちゃん大暴れ。太ったババアが引き摺られ死にしたシーンは思わず声が出てしまった。クライマックスも、滝つぼ?を舞台に子供たちと親たちとの葛藤&バトル(ここの心の機微を本当に力入れてクライマックスにしても良かったのにと感じた)がオマケでついてきて満足度アップ。あそこで画的などっしり感も出てちゃんとしたなあという感じ。真面目に作られたバカ映画で最高だった。

 

・白鍵と黒鍵の間に - 2.4 (2023.10.10/伏見ミリオン座)

監督 脚本:冨永昌敬。脚本:高橋知由。2023年。主演が池松壮亮であることもあり、観るつもりでいた。調べると監督はあの忌まわしき「あの頃。」で脚本を書いた冨永昌敬。ついでに彼のフィルモグラフィを観ると、まあまあベテランの割にはなかなか香ばしい内容で不安が押し寄せる。しかし、予告編を観る限りでは今回はなかなか良さそうかなと感じたので、劇場鑑賞。アバンタイトルまではギリ良かったが、最初から微妙な空気は流れ、開始早々15分ほどでもう話がどうでもよくなるような演出と、稚拙な脚本。この人は本当に話をどうでもよくさせるのが上手い。才能でしかない。細かい設定は全然知らずに見たので、池松壮亮が2人現れた時には(しかもそれが過去の自分!)ギョッとした。が、これはなかなか面白いというか自分好みのプロットではないか?と思ったのも束の間、やはりこちらをイライラさせる天才、冨永昌敬。冷める演出、ショットの連続で完全にどうでもよくなった。つまらなかった。マジで。これ誰が喜ぶん?と本当に思う。もう映画撮らないでほしい。脚本もやめて。

 

・紅の豚 (洋題:PORCO ROSSO) - 3.9 (2023.10.8/Blu-ray)

監督 脚本:宮崎駿。1992年。「君たちはどう生きるか」鑑賞後突如ジブリブームにより各種見直しキャンペーン中。本当はようやく重い腰を上げて「~ラピュタ」を見始めたのだが再生をするとBlu-rayに傷が入っているのか途中で飛んだり止まったりで断念。時間の短さもあり未見だった本作へチャレンジ。豚が主人公ってのもねえと思っていたが、これが非常に面白かった。豚のくせにかっこつけてるのも可愛く感じてくるし、基本的なポルコ(豚の意ですって)の人間性が良く、(かっこつきの)"かっこいい"。ラストの人間同士の殴り合いに向かっていく展開や、有名な飛行機の墓場の天の川の描写なども豊かに感じた。フィオもキップが良すぎる感じはあるが、かわいらしく良かった。短いし、軽いし、それでいてどっしりしてるし、これは良く出来ているなあと感心した。アクション描写が弱い(少ない)かなと思う所もあるが、全然満足度は高い。

 

・ハリー ポッターとアズカバンの囚人 (原題:Harry Potter and the Prisoner of Azkaban) - 3.8 (2023.10.7/Blu-ray)
監督:アルフォンソ・キュアロン。脚本:スティーヴ・クローヴス。原作:J・K・ローリング。2004年。東京で開催しているハリーポッターの諸々に家族と参加するため、その予習にシリーズ全7作品マラソン開催中。寝なかった。3作目にしてようやく寝ずに完走する事ができた。これまでの作品にあった、とっ散らかっているイメージは無く、非常に整理されて<すっきり>とした感触だった。もちろん、ツッコミどころやこれは要らないだろという様なシーンもあるが、かなり良かった印象。特に、クライマックスのハリーポッターとハーマイオニーが過去に戻り、事態を把握しようとする件はスリリングでもあり、映画にある映画らしさともリンクし、非常に良かった。冒頭が列車から始まるのも映画らしくて良いのかも。見始めたら途中から明らかに感触が違う事に気付き、クレジットを確認すると案の定監督が変わっており、自分の審美も間違ってないなと思った。調べたら「ローマ」や「ゼロ・グラビティ」のアルフォンソ・キュアロンで納得。クライマックスにシシ神出てきた。

 

・ヒッチコックの映画術 (原題:My Name Is Alfred Hitchcock) - 2.0 (2023.10.3/伏見ミリオン座)
監督:マーク・カズンズ。2022年。日本公開2023年。「ヒッチコックの映画術」と言う名著は存在しているが、そのままのタイトルで映画にするとは。予告を観た感じも良さそうだったのだが何とも残念な内容。全体は5章?(6かも)に章立てされて構成されたが、特に最初の1.2章が全くなんの話をしているのかが分からないという。脚本自体も抽象的でぼんやりした内容だし、<ヒッチコックが話している>という体で映画が進むのだが、この吹替の声がねっちょりしていて感じが悪いし、途中ブレスのタイミングで鼻腔?あたりをフガフガ鳴らすのがマジで気持ち悪い。この設定自体いらなかったと思うし、もっとドライに分かり易くパキっと説明してもらった方が全然良かった。本当に何も入ってこない。ラストの30分ほどがようやく多少話がクリアになってきて理解が出来たが、とにかく120分という長尺の大半がフガフガ抽象的な話をしていて全然面白くなかった。

・ハリー ポッターと秘密の部屋 (原題:HARRY POTTER AND THE CHAMBER OF SECRETS) - 3.5 (2023.10.1/Blu-ray)
監督:クリス・コロンバス。脚本:スティーヴ・クローヴス。原作:J・K・ローリング。2002年。東京で開催しているハリーポッターの諸々に家族と参加するため、その予習にシリーズ全7作品マラソン開催中。寝た。中盤1.8時間しっかりと寝た。仕方がない。長すぎる。シリーズ平均で多分2時間半くらいなんじゃないかなと思う。長い。長いだろ(一応、翌日の夜にちゃんと残りは観た)。やはり無駄なシーンというか、エピソードが多すぎる様に感じる。無駄な話は無いらしいが、にしても下手過ぎる気がする。テンポは悪いとは思わないが、とっ散らかっているイメージ。とりあえず次は3か。