● 緊急避妊薬を、処方箋なしで薬局で買えるようになるか!?試験販売始まります
こんにちは 三浦真弓です。
望まない妊娠を防ぐことができる「緊急避妊薬」
72時間以内の服用で、
効果があると言われています。
72時間以内だから、3日間余裕があるか~ではなくて
避妊が上手くいかなかった、
避妊なしの性交が行われた、
というときには、
できるだけ早く、服用する方が効果が高いです。
現在は、医療機関を受診して、購入することになっています。
それが!11月20日からは!
薬局で、処方箋なしに購入することができるようになるとのことです。
まずは、試験的に、ということのようですが。
おお~よいですよね。
病院を受診して、というのもわかるけど、
病院は24時間営業でもないし、土日祝日などはお休みの場合もありますね。
72時間以内に服用したいと思ったときに
やってないー!では、困りますよね。
その点、薬局なら、夜遅くまで営業しているところもありますし
土日も営業しているところも多い。
購入しやすくなることでしょう。
「やばいな~妊娠しちゃうかな~」
という不安を、これまでよりは、減らすことができるでしょう。
ただね。
気になるのは…
「16歳未満は試験販売の対象とせず、医療機関などを紹介する。16歳以上18歳未満は保護者の同伴が必須条件」
なるほどねー。
確かに、16歳は未成年ですしね?
でも、
「やばい!緊急避妊薬が欲しい!」
と思った、16~18歳未満の女性が、親に言えるかな。
「緊急避妊薬が欲しいから、一緒に、病院に行って!」
って。
もちろん、言える人もいるでしょうが、
そもそも、誰にも相談できない事情、状況にある人を救わないとね。
保護者がパパだけの家庭もあるはずで。
試験販売期間の間に、年齢制限について
検討して欲しいですね。
性交同意年齢が、13歳から16歳に上げられたのはよいのですが、
16歳になるまでに、
性交とはどういうことなのか、
次の命ができたら、体はどう変化していくのか
次の命ができたら、その後の生活は
次の命を望まない場合は…
等の、医学的・科学的な勉強はもちろん
「同意する」ということはどういうことなのか
相手からのリクエストを断ることについて
断られた・断ったときのその後について
など、しっかり勉強したり、考えたりする時間を作って欲しいですね。
とりあえず、色々な条件を満たした薬局で
緊急避妊薬を、処方箋なしで買える方向に
なっていくことは、良いことだと思います。
この先も、一人一人が、自分で考えて、自分の体を大切にできる、
そういう選択が増えていきますように。