MENYA 食い味の道有楽 @柏市(北柏)~「限定☆ディープな蕩ける牛舌拉麺(牛肉飯付)」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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2015年6月6(土)


MENYA
食い味の道有楽


【注文】限定ディープな蕩ける牛舌拉麺(B/牛肉飯付)
【価格】2000円

[訪問日時] 2015.6.6(土) 開店前
[店内状況] 満待ち4番目、後客多数
[注文方法] 券売機にて
[味] 牛/清湯/醤油
[麺] 細麺(180g位)
[具] (麺)牛タン5、メンマ、青葱、(飯)牛スネ肉、葱、温玉別添え


★このメニューは当日限定のため、現在提供されていません。


GWの想像を絶する牛タン限定の興奮も冷めやらぬ5月中旬に、新たな朗報が舞い込みます。
6/6(土)に牛タン最終章の1日限定をやると!
後日メニュー内容や提供杯数が明らかになって来ます。
ラーメン(拉麺)は昼夜各20食でまあ何とか行けそうですが、セットの牛肉飯が各10食とこちらはハードル高いぞ~


指折り数えてやっと訪れた本日、常連Nさんのアドバイスに従って10:45分店前到着で4番目。
前後お知り合いの方が多いですね。
11時頃には行列は10人を超え、定刻開店時のシャッターズは当店では見たことが無い20名以上。


これって大丈夫なのかなあ。
早速激しく動き回るJK店主に、今日ばかりは限定の確認もままなりません。
そして最初のロットで感動の一杯が登場~!


は牛タン5枚にメンマ、青葱の構成。

牛タンは前回同様に最高級の和牛を使用。
厚み2cm以上と最早「塊」にしか見えないものを中心にゴロゴロと5枚、てか5塊。
摘み上げた箸先が肉にめり込む軟らかさで、当然のことながら舌と上顎の圧力だけで蕩けていく歯要らずのレベル。
清湯スープを適度に吸い込んで、旨味満載の肉汁としてジュワ~ッと染み出して来ます。
前回のビーフシチューとは趣が全く異なり、肉の味がストレートに伝わります。
これが5つ・・・5つですよ!
堪りません、幸せです。



「今回は牛タンに材料費を注ぐのでぐのでその他は葱のみに成る事をご了承下さい」との案内と異なり、メンマが載せられています。
どうせ載せるのならと、店主らしくボリュームたっぷり。
しかも意図的に味付けを濃いめに調整した夏仕様で、その辺りの配慮は忘れません。


スープは和牛のタンとスネ肉をじっくりと煮込んだ牛清湯に、たっぷりの香味野菜を加えたもの
普通のシャバ清湯のように見えますが、口に含んでみると「あっさり」という言葉を使うのがためらわれるほどの濃密な牛のコクと旨味を感じます。
油は仙台牛の牛脂を使っているようで、これだけ牛に拘るとしつこく感じてしまいそうなものですが、香味野菜の効果で全く問題なし。
ご自慢の八正醤油によるカエシは、塩気はや若干高めながら主張せずに上手く牛出汁感を高めてる印象。
で、飲み口は濃密ながら後味は不思議なほどあっさりスッキリなんですよね。
牛出汁の経験値は高くないですが、これほど奥深く素晴らしいスープに出会ったことはありません。
これも堪りませんね。


因みに提供前に「辛いの苦手な人はコチジャン入れませんが」と声がかかり、耐性のない私は真っ先に辞退します。
好きな人はこれにも嵌まったみたい。


は全粒粉が一際目立つ細麺で、正月恒例の「黄金」限定で見覚えのあるもの。
Nさん曰く「この麺を使うってことは(店主さん)気合が入ってんな~」。
加水率は低め、茹で加減は固め。
ギュッと締まった弾力性と歯切れの良さを味わえる美味しい麺ですね。
何より細麺でありながら、濃密な牛スープにヒケを取らない風味が素晴らしい。
菅野製麺所製、麺量は普段よりも多めに感じました。



セットの牛肉飯和牛スネ肉の塊を2つ配し、甘辛な味噌ダレで仕上げたもの。
スネ肉はもちろん他所では味わえないほどの軟らかさ。


そのまま食べても、別添えの温泉玉子を纏わせても、旨いものは旨い!


更に極上牛スープを投入していただく特製クッパは、高級焼肉店でも成しえない最高の〆ライスです。
三たび堪りません^^


10分ちょっとで完食、もちろん完飲フィニッシュでしたが、その間自分が発した言葉は「ウメ~」だけ。
あとは溜息と唸りの繰り返しでした。
隣席のNCさんも同じでしたけど。
GWの限定も感動ましたが、今回はある意味差別化が難しいストレートな清湯でそれを凌駕して来たことに驚きを隠せません。
家族に黙って自分だけこんな旨いものを食べて良いんだろうかと、密かに呵責の念。

今年は最高レベルの牛タンを一生分食べてしまった感じ。
諸兄のレポを拝見するに、もうこの牛タンには出会えない公算が強いようですね。
一抹の寂しさはありますが、貴重なものをいただけた喜びでいっぱいです。


JK店主にも感謝。
ご馳走さまでした~