麺堂 稲葉 @古河市 ~「らーめん(塩)+鶏ほぐし」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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稲葉
古河市


【注文】 らーめん(塩)+鶏ほぐし
【価格】 680円+150円

[訪問時期] 2017年3月下旬(平日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[出汁] 鶏/清湯
[味] 塩
[麺] 中太麺(150g位)
[具] チャーシュー、穂先メンマ、鶏ほぐし、刻み葱



プレミアムフライデーを利用して移転後初訪問
開店10分前の店前には既に15名ほどの待ち客が溢れ、巡回スタッフによる事前注文で、一巡目ラス席をようやく確保できたことを知りホッと安堵する。



RDB参加前も含めて当店では白湯しか食べたことがないので、今日は鶏清湯をと決めてきた。
レビューも極めて少ないメニューなので、予備知識は皆無に等しい。




着席後15分ほどで、鶏が香り立つ一杯とご対麺となる。



スープ
ひと口啜って、溢れ返る鶏の旨味に心の中で唸る。
鶏満開のふくよかで力強い旨味を、鶏油のコクが後押し。
鶏の他にはおそらく最小限の乾物類程度だろうが、味わい的には鶏一直線に感じられる。
スープの厚みも申し分なく、出汁感に勝ちも負けもしない塩梅もピンポイント。
これは素晴らしいスープだ。




中サイズの全粒粉入りストレートで、やや扁平に角ばったタイプ。
栃木の磯屋商店製の麺を引き続きお使いなのだろうか。
見た目は食感重視の硬い麺に思えるが、案外しなやかな感触が心地好い。
悪くはないのだが、個人的にこの手のスープには若干細めな麺を求めてしまう。





チャーシュー、穂先メンマ、刻み葱のデフォ具に鶏ほぐしを追加。



チャーシューは軟らかく旨味に満ちたバラ煮豚。



穂先メンマはコリッとした根元部分の食感がストライクで、これが3本も入っていたのにはテンションが上がった。
シンプルなデフォ具も素晴らしいのだが、追加した鶏ほぐしが更に大活躍。
想像とは異なって見た目はそぼろ肉なのだが、刻み葱とのカップリングでスープと併せ飲むと、かなりコクが増す。



もちろん麺に絡めても面白い。



感覚的には鶏白湯より清湯との相性が良さそうなトッピングだ。



■ 感想など
この鶏清湯には驚いた。
他店なら「鶏」を大々的に謳ったネーミングにするような逸品を、サラリと「らーめん」として680円で提供してしまうところに、この店の凄みを感じる。
白湯も清湯も間違いないお店である。

ご馳走さまでした