CLAM&BONITO 貝節麺raik @杉並区 ~「特製貝節潮そば」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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CLAM&BONITO 貝節麺raik

杉並区(方南町)

 
【メニュー】特製貝節潮そば
【価格】980円(特製180円含む)
 
[訪問時期] 2018年3月下旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 貝+魚介/清湯
[味] 塩
[麺] 中細麺(150g位)
[具] 豚チャーシュー2種、鶏チャーシュー、味玉、バラ海苔、青菜、貝ペーストオイル、紫玉ねぎ、葱
 
 
 
1年ほど前、Bonito Soup Noodle RAIKの定休日を利用して貝節麺raikが二毛作営業を始めたが、今般遂に2号店として方南町にオープン。
という訳で、早速突撃してみた。
 
 
 
この日は桜の蕾も縮み上がらんばかりの舞う激寒日で、それにも関わらず開店と同時に満席、外待ち発生。
 
 
麺メニューはしばらく「貝節潮そば」のみ販売なようで、その特製を選択。
 
 
早速麺茹でにかかる若き店主さんの所作を見ていると、着席から3分強で着丼となった。
 
 
 
スープ
着丼と同時にが香り立つ。
蛤・あさり・ホンビノス貝を大量に使った貝出汁に、鰹節・鯖節等に花かつおで追い鰹をした出汁を合わせたダブルスープ。
構成は二毛作の時とほぼ同じだと思うが、お店情報では貝を強めにしたと紹介されている。
以前と大きく変わった感じはしないが、言われてみれば余韻は貝がやや優勢な感じ。
貝が強まったというより、鰹を弱めたような気もするのは気のせいだろうか。
 
 
 
中盤以降に貝ペーストオイルが拡散してくると、流石に貝の苦旨味が圧倒
この貝感は、以前よりパワーアップしているかも知れない。
 
 

二毛作時代の菅野製ライ麦全粒粉入りと良く似た細ストレートなのだが、以前とは麺を変えているらしい。
当時のレポ写真と比較してみると若干細目になった感じで、その結果食感が軽くなり、口当たり喉越しの良さ前面に出た感じだろうか。
これも賛否有りそうだが、今の自分はこんな華奢な麺も好きだ。
スープと良く馴染み、小麦風味も豊か。
 
 
 

豚チャーシュー2種、鶏チャーシュー、味玉、バラ海苔、青菜、貝ペーストオイル、紫玉ねぎ、葱。

 
豚チャーシューは肩ロースとバラ肉の低温調理。
肩ロースはレア食感と旨味の封じ込めが見事。
それにも増して、ローストっぼいバラ肉から滲み出る肉汁の旨さは格別だ。
このバラ肉はデフォには載っていないので、是非とも特製にして味わうべき。
 
 
青菜は醤油、鰹出汁、生姜に一晩漬けて味付けしたもの。
貝ペーストオイルの威力は相変わらず劇的だった。
 
 
 
二毛作時代との比較では、バラ海苔と刻んだ紫玉ねぎが加わり、一方で穂先メンマと揚げ椎茸が外れた。
一長一短な気もするが、椎茸が潜むスープと好相性の揚げ椎茸が落ちたのは、ちょっと残念。
いずれにしても、バラエティ豊かなトッピングにはワクワクさせられる。
 
 
■ 感想など
二毛作時代のベースを踏襲しながら、随所にシフトチェンジを施した一杯。
貝優勢のスープは特有の苦旨味がジンと迫り、これは貝好きには堪らない。
一方で、序盤は鰹、中盤以降は貝という明確な展開の面白味が、若干薄れたことも否めない。
個人的にはその展開の妙が当店の個性だと思うので、かつての一杯に微妙な軍配を上げるだろうか。
あ、〆の貝節ご飯また頼み忘れた(^^;
 
ご馳走さまでした。