38 NOODLE KITCHEN

[訪問時期] 2018年7月下旬（休日） 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏＋魚介/清湯
[味] 塩
[麺] 細麺（150g）
[トッピング] チャーシュー、鶏チャーシュー、メンマ、海苔、茎わかめ、葱2種

草加のBM店へ。
一度店前を通りかかったのが、ちょうど開店直前で2名待ち。
グルっと回って駐車場から再び来てみると、もう先客は7名になっていた。

店内には冷やし限定の掲示。
そのすぐ横には「初めての方はまずはコレ!!」と、つけ麺醤油と鶏だしらーめん塩を推していて、素直な私は従順に従う。

イングランドのユニフォームが飾られ、モニターでもプレミアリーグの映像が流れている。
2杯ずつの丁寧な作業で、ご対麺までは25分ほど。

■ スープ
鶏と魚介が絶妙にバランスする無化調清湯塩。
上品で優しくて、素材の美味しさをストレートに感じる仕上げ方。
丼にスープを注ぐ際に、気持ち多めに、レードルから溢れさせていた。
塩気を穏やかに穏やかにと心がけているようで、パンチなどとは無縁のあっさりスープ。
染み渡るように美味しいが、反面、ちょっと物足りなさを感じる方も居るかも知れない。

■ 麺
自家製の全粒粉入り細ストレート。
華奢なイメージの外見に反して、加水やや低めっぽい硬め食感と弾力性。
香り高く味わい深く、スープにも良く馴染んで、かなり好印象だった。

■ トッピング
チャーシュー、鶏チャーシュー、メンマ、海苔、茎わかめ、葱2種。

ホロヤワのバラ煮豚チャーシューは旨味たっぷり。
鶏ムネ肉のレアチャーシューはふっくらしっとり。

ラーメンには珍しい茎ワカメはコリコリ食感、その分細切りメンマは軟らかめのシャリシャリで、異なる食感を楽しめる。
どれもスープへの影響を考慮した薄味で、丁寧な仕上げにも好感を持った。

■ 感想など
鶏魚介のバランス清湯のお手本のような一杯。
オーソドックスで目新しくはないが、ラーメンにも店主さんの所作にも、丁寧さが滲み出ている。
じんわりホッとするような美味しさ。
滞在中常に満席で、幅広い層の待ち客が途切れなかったのも頷ける。
これなら他のメニューにも期待できるだろう。