ラーメン 天一 @市原 〜「ラーメン+味付け玉子+ほうれんそう」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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ラーメン 天一
市原市(姉ヶ崎)

 
【メニュー】ラーメン+味付け玉子+ほうれんそう
【価格】580円+100円+60

[訪問時期] 2021年1月中旬(休日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[スープ] 豚/清湯
[味] 醤油
[麺] 中細縮れ麺(130g位)
[トッピング] チャーシュー、メンマ、玉ねぎ、味玉、ホウレン草
[卓上] ブラックペッパー、一味、醤油、酢、ラー油、おろしニンニク



県内未訪店巡り、この日は千葉ご当地ラーメンで唯一未体験の竹岡式の店へ。
かなり食べやすいとか生麺を使っているとか、亜流系らしいのだが、濃い醤油が不得手な自分にはちょうど良い。
開店直前で4番手、カウンターのラス席に滑り込んだが、直にテーブルまで満席となる。



カウンター席は、隣席と仕切られて快適。
厨房内は店主さんご夫妻と2名の女性スタッフで、皆さん愛想よろしく食堂的な雰囲気。
基本のラーメンと、味が染みて旨そうなイメージの味玉、しょっぱいスープ対策にほうれん草を口頭注文した。


餃子&ビールを始めた両隣さんに挟まれ、気もそぞろに我慢のうちにラーメン登場。



■ スープ
想像よりはブラックしてないスープにひと安心。
醤油味は確かに濃いめだが、豚の肉汁の旨味、脂のコクと余りにもフィットしていて、しょっぱいとは思わない。
こってりとあっさりを兼ね備えた感じだろうか。
お湯で割っただけだけとは思えない奥深さがあり、チャーシューの煮汁に余程工夫をしているのだろう。
後発の竹岡式店は出汁も採って併用している所もあると聞いたことがあるので、そうなのかも知れない。
そんなことを考えたくなるような、旨いスープ。


■ 麺
本来の竹岡式とは異なる生麺の中細縮れで、木更津の老舗文明軒製とのこと。
スープ色に染まり馴染んだ味わい、ツルシコモッチリな多加水食感。
特筆するようなキャラではないのだが、このスープにはピタッとはまっている。



■ トッピング
ヤワトロに煮込まれた3枚のバラチャーシュー、卵黄が醤油色に染まった味玉。
どちらも味が濃いめに染みているのだが、くどさは無く、同じ味わいのスープに絶妙に馴染んでいる。
連食予定でなければ半ライスでも頼んで、これをおかずにかっ食らいたい気分だ。



コリッとした細切りメンマは薄味。
細かく刻まれた玉ねぎは、八王子系同様に濃いめな醤油スープには鉄板。
ホウレン草の清涼感は抜群の逆アクセントで、これは追加して正解だった。


■ 感想など
「チャーシュー煮汁メインにしては」とかの前置き一切なしにして、シンプルにして本当に美味しいと思えるラーメン。
途中でニンニクとブラペを試してみようと思って食べ始めたのだが、一気に引きずり込まれて、忘れたまま食べ終えてしまった。
竹岡式入門編にはピッタリのお店だったのだろう。
いずれ、本丸目指してステップアップしないととも思うが、その前に再訪して、餃子&ビール&半チャーハンで楽しみたいものだ。

ご馳走様でした。